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【中日】木下拓哉が国内FA権の行使を明かす 宣言残留も認められ「他球団の評価を含め考えたい」


中日ドラゴンズの正捕手、木下拓哉選手(32)が国内フリーエージェント(FA)権を行使することを発表しました。木下選手は球団との協議の末、宣言残留が認められた上で複数年契約の提示を受けつつ、他球団の評価も含めて考える時間が欲しいと述べています。今年4月に国内FA権の取得条件を満たした木下選手は、15年に中日ドラゴンズにドラフト3位で入団、2020年から正捕手として活躍していました。しかし、今季はケガの影響もあり、出場試合数が減少。報酬は昨オフの契約更改で現状維持の6800万円となっていました。他球団との交渉は15日から始まります。

国内FA権を行使したことを明かした中日木下

中日木下拓哉捕手(32)が11日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を明かした。球団と数度の話し合いの末、先週末に申請書類を提出。球団からは宣言残留も認められた上で複数年契約を提示された。木下は「最初で最後の権利。球団にも誠意を感じている。他球団の評価を含めて時間をかけて考えたい」と話した。4月に出場選手登録が7年に達し、国内FA権の取得条件を満たしていた。

木下は高知から法大、トヨタ自動車を経て15年ドラフト3位で中日に入団し、20年から正捕手として定着し。21年から2年連続100試合以上出場したが、23年は右手甲の骨折もあり89試合、9年目の今季も74試合出場に終わった。

昨オフは複数年契約を断って現状維持の6800万円で契約を更改していた。

14日にFA宣言選手として公示され、15日から始まる他球団との交渉が注目される。(金額は推定)

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