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梨田昌孝氏が引退和田毅を労う「細身の体で息長く、大卒で22年間も投げ抜いたのは立派」高校先輩


ソフトバンクの和田毅投手(43)が現役引退を発表しました。日米通算165勝を収めた和田投手は、球団の来季戦力として契約更新のオファーを受けながら、自らのプロ22年の選手生活に終止符を打つことを決めました。引退会見では多くの成果と周囲のサポートへの感謝が伝えられました。日刊スポーツ評論家の梨田昌孝氏も、和田の高校からプロに至るまでの進化と努力を称賛し、今後は野球界への恩返しとして後輩たちの指導に取り組んでほしいと期待を寄せています。和田投手の引退は、多くのファンに惜しまれることとなりそうです。

梨田昌孝氏

球界を代表するレジェンド左腕がユニホームを脱いだ。ソフトバンク和田毅投手(43)が5日、現役を引退することを発表した。同日にみずほペイペイドーム内で引退会見に臨んだ。日米通算165勝。球団は来季の戦力として契約更新する方針だったが、自らプロ22年の現役生活にピリオドを打ち、決断に至った。

   ◇   ◇   ◇

▽日刊スポーツ評論家の梨田昌孝氏(島根・浜田の先輩)の話 「昨夜(4日)本人から引退する旨の連絡を受けました。高校時代は球速130キロに満たない投手でしたが、早大で150キロ近い数字を計測するまでに成長した。それは投げるためだけでない、さまざまなトレーニングを積んだ成果だったと思います。あの細身の体で息長く、大卒で22年間も投げ抜いたのは立派でした。本人の努力に加え、周囲からも支えられたのでしょう。今後はプロだけでなく、少年少女たちの指導にも、自分が育った野球界に恩返しをする気持ちで取り組んでほしいと思います」

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