スクエア、エジプト、ギリシャ。これって何のことだかわかりますか?
筆者はネットショップで靴を買う際にこの表記を見かけますが、性格判断や自分のルーツにも関係することらしく、そう言ってしまうとますます何のことだかわからないですよね。
実はこれ、足の指の形のことなんです。
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2015年にアメリカで大流行した足の指の形でわかる性格判断でこのところ日本でも話題になっています。
靴を売っているネットショップでは実際に履いたスタッフがどんな足の形をしているのかをスクエア、エジプト、ギリシャの3つの型でわかりやすく表現。その靴を履いたときの感触や履き心地を表示しているお店もあります。さらに最近ではSNSを中心に5つの足が描かれたイラストが出回っていて、これにより自分のルーツがわかるのだとか。
ちなみにもともとは50年ほど前にスペインの整形外科医が古代エジプトやギリシャの彫刻や絵画などを調べ、そこに登場する人物の足の形を徹底的に分析・分類したものだそうです。その結果を中国やインドで深い歴史のある占いに当てはめて、足の形から性格を診断してみたんだそうですよ。
それでは前置きが長くなってしまいましたが、足の形を見ていきましょう。
【エジプト型】
親指が1番長いタイプ。
日本人の8割はこの形だそうで、ロマンチストですが集中力にかける一面も。
【ギリシャ型】
人差し指が1番長いタイプ。
リーダータイプで才能もあり想像力も豊かですが、わがままで亭主関白、かかあ天下の傾向があるそうです。
【スクエア型】
親指から中指までがほぼ同じ長さのタイプ。
素直でシャイで成功に繋がる粘り強さがあるそうです。
■指の特徴でも……
その他にも指の特徴でも性格が細かく分かれるそうです。
人さし指が親指の方向に曲がっていたら感受性が豊か、中指が曲がっていたらアクティブだけど誤解されやすく、小指が大きく開いていたら変化や刺激を求めているんだとか。さらに小指に関しては極端に小さい人は子供っぽく好奇心旺盛という一面も。
■指の形でルーツがわかる?
アメリカで大流行していた性格診断は主に3つの形に分類されていましたが、先に軽く触れた5種バージョンでは3種はエジプト人、ギリシャ人、ローマ人(スクエア型と形は同じ)となり、親指だけが突出し他の指はほぼ同じ高さのドイツ人(ドイツがルーツ)、さらに人差し指が1番長く次に親指と中指が長く、薬指と小指がほぼ同じ高さのケルト人(ケルト人がルーツ、現在で言うフランス北東部あたり)なんていうものも。こちらは足の指の形で「自分のルーツがわかる」というふれこみでインターネット上を賑わせています。
あなたの足の指はどんな形をしていましたか? これからサンダルの季節なので、話題に困ったらこのネタを出して盛り上がってみてもいいかもしれませんね!?
(文:大路実歩子)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2016052501.html