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エリクセン、復活劇の続きを=生命の危機乗り越え―W杯カタールの主役


 デンマークの攻撃の中心、クリスティアン・エリクセン(30)は昨夏、生命の危機に直面した。  欧州選手権のフィンランドとの1次リーグ初戦。前半終盤に突如、心停止により倒れ込んだ。スタジアム全体が悲壮感に包まれる中、救命措置を受けて一命を取り留めた。ペースメーカーの一種「植え込み型除細動器(ICD)」を装着する手術を受け、母国メディアのインタビューで「救急車の中で、もうプレーできないと思った」と明かしている。  懸命のリハビリを支えたのはワールドカップ(W杯)への思い。「カタールでプレーするのが目標」。イタリア1部リーグではICDを着けてのプレーが認められないため、インテル・ミラノを退団。イングランド・プレミアリーグのブレントフォードに移籍し、今年2月に約8カ月ぶりの復帰を果たした。今夏から名門マンチェスター・ユナイテッドへ移り、かつてのようにピッチを走り回り、精度の高いキックでサポーターを沸かせている。  サプライズを起こす可能性を十分に秘めるデンマーク。欧州選手権ではエリクセンの不在を若手が埋めて4強入り。代表に返り咲いたエリクセンも3月のオランダとの国際親善試合で、代表復帰を自ら祝うゴールを決めた。さらに6月の欧州ネーションズリーグでは、W杯1次リーグで当たる前回王者フランスに逆転勝ち。前哨戦を制し、期待は高まる。  18歳の若さで日本とも対戦した2010年南アフリカ大会に初出場し、今回が3度目の夢舞台。復活劇はどのような続きを見せるか。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕代表復帰戦となったオランダとの国際親善試合でゴールを決め、喜ぶデンマークのエリクセン=3月26日、アムステルダム(AFP時事)
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