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エアリアル第一人者が岐路に=41歳田原、現役続行危機―スキー


 フリースタイルスキー・エアリアルで日本の第一人者、田原直哉(41)=ガイアスジャパン=が競技人生の岐路に立たされている。昨季の全日本選手権覇者ながら、全日本スキー連盟の強化指定から外れ、ワールドカップ(W杯)代表に復帰する見通しが立たない。「五輪(への道)が断たれている状況で、明確な目標が立てられない」と胸の内を語った。  2022~23年シーズンの強化指定を受けるには、公式戦で一定の得点や技の難度をクリアしなければならない。若手の長期強化に主眼を置くチーム方針から、田原のように年齢を重ねた選手は「W杯で表彰台に絡んでもおかしくないレベル」を求められるという。「日本のトップ選手がナショナルチームにいられない。僕なりに日本のエアリアルが強くなるために精いっぱいやってきた。ちょっと悲しい」と、受け止め切れないでいる。  体操日本代表としてユニバーシアードなどの国際大会経験を持ち、エアリアル転向後は国内の看板選手として世界に挑んできた。W杯の表彰台に3度立ち、37歳で念願かなって18年平昌五輪に出場。競技の認知度も高めてきた。不惑を迎えても、再び大舞台で勝負したいという意欲が現役を続ける力になってきた。  所属先には進退について「どうするか分からない」と伝え、1年間の猶予をもらった。長野県にある会社の業務をこなしながら、新シーズンの国内大会に照準を合わせる。「もうきつい、と思うまではやっていたい。(状況が)どうしても変わらなければ今季限りになると思う」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕平昌五輪のフリースタイルスキー・エアリアル男子予選で演技する田原直哉=2018年2月、韓国・平昌(EPA時事) 〔写真説明〕オンラインを通じて今後の競技生活について語るフリースタイルスキー・エアリアル男子の田原直哉=5月28日
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