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32歳高安「今が一番強い」=酸いも甘いも知り尽くし―大相撲


 3月の春場所で優勝争いのトップを走り続けた高安。決定戦の末、賜杯は新関脇の若隆景にさらわれたが、死力を尽くしただけに、「また一つ、いい経験になった」と言い切る。苦い結果も受け入れ、前向きに過ごしてきた。  先場所は持ち前の力強い取り口を披露して自己最多に並ぶ12勝。初めて決定戦に進み、「ステップアップできた」と振り返る。夏場所に向け、東京・両国国技館内の相撲教習所であった合同稽古には4日間とも参加するなど精力的。けがもあって大関から転落したが、最近は納得いく稽古を重ねられているといい、「今が一番強いと思っている」。口ぶりには自信もにじませる。  立ち合いから主導権を握り、素早く攻め切る相撲を磨いている。自身の他に関取がいない所属部屋でも稽古量を増やし、さまざまなタイプの力士を相手に相撲を取るなど、工夫を凝らしてきた。「(本場所で)落ち着いてできれば、負けることはないと思うので、当たり前のことを当たり前にやる」  新十両、新入幕、新三役と平成生まれで最初に出世してきた高安も、もう32歳。「千秋楽まで優勝争いに加わるのが目標。初日から最後までいい相撲を取りたい」。酸いも甘いも知り尽くしているからこそ、淡々とひたむきに初賜杯を目指す。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕夏場所に向けて稽古する若隆景=4月19日、東京都中央区の荒汐部屋(日本相撲協会提供)
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