「ゲーム業界に転職したい」「おすすめの転職エージェントを知りたい」と考えても、たくさんあり過ぎてどうやって選べばいいか分からない方は多いでしょう。
ゲーム業界への転職を叶えるには、ゲーム業界に特化した転職エージェントを利用するのが近道です。そのことを知らず、一般的な転職エージェントに登録すると、希望通りの転職先が見つからず苦労するかもしれません。
本記事では、ゲーム業界に強いおすすめの転職エージェントを厳選してご紹介します。また、転職エージェントの選び方や、ゲーム業界への転職を有利に進めるコツも解説するので、転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
読み終わる頃には、登録すべき転職エージェントがわかり、見通しを持って転職活動に取り組めるようになるはずです。
ゲーム業界に強いおすすめ転職エージェント10選
まず、2023年5月7日時点でおすすめのゲーム業界に強い転職エージェント10社をご紹介します。
【G-JOBエージェント】各ゲーム会社との太いパイプ
合計求人数 | 3,400件以上 |
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公開求人数 | 999件 |
非公開求人数 | 約70%が非公開求人 |
対応職種 | プロデューサー、ディレクター、プランナー デザイナー、アーティスト エンジニア、プログラマー 経営企画、営業、コーポレート その他 |
対応地域 | 関東(東京など) 関西(大阪、京都など) 九州(福岡など) その他 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社リンクトブレイン |
G-JOBエージェントは、ゲーム業界に特化した転職エージェントで、2023年5月7日時点で3,400件以上の求人があり、各ゲーム会社との太いパイプもあります。
G-JOBエージェントを利用するメリットは、ゲーム業界の人事や開発マネジメント経験、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ専門コンサルタントの面談を受けられることです。
G-JOBエージェントはミスマッチを徹底的になくすことに注力しており、内定まで最短3日という実績もあることから、早く転職を成功させて実務に取り組みたい方にもおすすめです。
また、フリーランスやリモート勤務、派遣の求人も多数取り扱っているため、正社員以外の働き方を検討している方は積極的に活用しましょう。
運営会社のリンクトブレインは、自社でゲーム運営や受託開発を行っている実績もあります。
一方、G-JOBエージェントはゲーム業界に特化していることが最大の特徴なので、IT業界やWeb業界への転職も視野に入れている方は、ほかの転職エージェントにもあわせて登録しておく必要があります。
シリコンスタジオエージェント
合計求人数 | 3,024件以上 |
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公開求人数 | 3,024件(社名非公開の求人を含む) |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | デザイナー、アーティスト系 エンジニア、プログラマー系 プロデューサー、ディレクター、プランナー系 映像クリエイター、サウンドクリエイター系 その他 |
対応地域 | 東京近郊 大阪、京都近郊 その他 |
料金 | 無料 |
運営会社 | シリコンスタジオ株式会社 |
シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界に特化した転職エージェントで、とくにクリエイターのサポートに力を入れています。そのため、ゲームプログラマーやゲームプランナー、3Dキャラモデラー、イラストレーターなどクリエイターに転職したい方におすすめです。
シリコンスタジオエージェントには、クリエイターの職種やゲーム業界のトレンドに精通したキャリアアドバイザーも在籍しているため、強みを分析した上で転職を支援してくれるといったメリットがあります。
また、派遣社員の求人も取り扱っているため、正社員になる前に派遣社員として働きたい方にもおすすめです。
運営元のシリコンスタジオグループは、ゲーム用ミドルウェアの開発実績が豊富で、スクウェア・エニックスやフジテレビジョンなど大手企業との取引実績もあります。
一方、シリコンスタジオエージェントはクリエイターの転職支援に力を入れているため、クリエイター以外の職種でゲーム業界に転職したい方は、ほかの転職エージェントに登録したほうがいいかもしれません。
【Hiraku agent】ゲーム業界歴7年以上の担当者がサポート
合計求人数 | 20件以上 |
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公開求人数 | 20件 |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | プランナー ディレクター プロデューサー デザイナー エンジニア プログラマー ※公開求人より一部ピックアップ |
対応地域 | 東京都 その他 ※公開求人より一部ピックアップ |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社Hiraku agent |
Hiraku agentは、ゲーム業界専門の転職エージェントで、ゲーム業界歴7年以上の担当者エージェントが転職を支援してくれます。
Hiraku agentの特徴は、派遣や業務委託ではなく直接雇用に特化していることです。ゲームの企画を練るなど上流工程に携わりたい方や、マネジメントにも興味がある方におすすめです。
また、「経験1年未満」の求人も取り扱っているため、実績に不安がある方も転職先を探しやすいでしょう。
Hiraku agentは平日22時まで、土日祝日もオンライン面談を受け付けているため、就業後や休日に転職活動を進めたい方にも向いています。また、公式ホームページで「決断を急がせません」とうたっていることもあり、長期的なキャリアを考えながらじっくり転職活動を進められるというメリットもあります。
一方、公開求人が少なく登録前に求人数を判断しにくいことや、派遣社員の求人を取り扱っていないことに注意しましょう。
Hiraku agentでは、ゲーム業界経験1年以上の方が2023年5月末までに無料転職サポートに登録すると1万円がもらえるキャンペーンが実施されているため、早めに登録を検討しましょう。
【ファミキャリ!】ファミ通ドットコムが協力するエージェント
合計求人数 | 2,046件以上 |
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公開求人数 | 2,046件 |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | デザイナー プランナー シナリオライター ディレクター プロデューサー プログラマー エンジニア アナリスト 品質管理 デバッガー サウンドクリエイター ※一部抜粋 |
対応地域 | 47都道府県 海外 |
料金 | 無料 |
運営会社 | クリーク・アンド・リバー社 (ファミ通ドットコムの協力を得て運営) |
ファミキャリ!は、ゲーム業界に特化した転職エージェントで、ゲームエンタメ情報を発信する「ファミ通ドットコム」の協力を得てクリーク・アンド・リバー社が運営しています。
ファミキャリ!では、ゲーム業界に特化した専任エージェントから転職支援を受けられます。すぐに転職を考えていなくても、自分のスキルや経歴を伝えれば、ゲーム業界での市場価値について専門的な立場からアドバイスをもらえます。
ファミキャリ!には、ポートフォリオ添削やキャリアプラン相談といった転職支援があります。ポートフォリオはゲーム業界での転職活動では非常に重要なので、早めにファミキャリ!に登録して添削してもらうことで、転職を有利に進めやすくなるでしょう。
ファミキャリ!では、会社説明会や、最新技術に関するセミナー、メタバースの交流イベントなどが開催されており、転職活動に活かせます。
一方、ファミキャリ!では、応募する際に希望職種に関するポートフォリオの提出が必要です。ポートフォリオに載せられる実績がないと、ファミキャリ!の利用は難しいかもしれません。
【ギークリー】細分化された職種別に専門コンサルタントが在籍
合計求人数 | 24,000件超 |
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公開求人数 | 18,259件 |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | システムエンジニア プロジェクトマネージャー・システムコンサルタント ネットワーク・サーバー 社内SE・テクニカルサポート・その他 プロダクトマネージャー・webディレクター・webデザイナー・webマスター ゲーム 営業関連 ネットマーケティング 管理・経営企画・新規事業 制御系・組込み・通信系 |
対応地域 | 東京23区内が中心 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社Geekly(ギークリー) |
ギークリー(Geekly)は、ゲーム業界やIT業界、Web業界に特化した転職エージェントです。
ゲームプロデューサーや3Dモデラーなど、細分化された職種別に専門コンサルタントが在籍しているため、希望通りの転職を叶えやすいのが特長です。また、エンジニアやITコンサルタント、Webデザイナーなど幅広い業種も視野に入れて転職活動をしたい方にもおすすめです。
ギークリーでは、81%の人が転職によって年収が上がっており、年収増加額の平均は76万円という実績が公開されています。自分自身の強みを活かせる転職先を見つけ、年収アップを叶えたい方にもおすすめの転職エージェントです。
ギークリーには一般公開されていない非公開求人もあり、プロフィール等を入力すれば無料で支援を受けられるため、登録しておくだけでも損はないでしょう。
ギークリーの注意点は、東京23区内の求人が中心で、地方の求人の取り扱いがほどんどないことです。そのため、地元でゲーム業界に転職したい方や、Uターン転職を考えている方にはメリットが少ないかもしれません。
【マイナビクリエイター】ポートフォリオサービス「MATCHBOX(マッチボックス)」が無料
合計求人数 | 4,734件以上 |
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公開求人数 | 4,734件 |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | プロデューサー ディレクター プロジェクトマネージャー デザイナー 映像クリエイター サウンドクリエイター イラストレーター シナリオライター コーダー プログラマー システムエンジニア マーケター 営業・アカウントエグゼクティブ 事務職 ECサイト運営 モバイル制作 その他職種 ※一部抜粋 |
対応地域 | 東京都近郊 愛知県近郊 大阪府近郊 福岡県近郊 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
マイナビクリエイターは、人材紹介業大手の株式会社マイナビが運営するゲーム、Web、IT業界に特化した転職エージェントです。
マイナビクリエイターの特長は、無料で使えるポートフォリオサービス「MATCHBOX(マッチボックス)」があることです。
MATCHBOXを使えば、無料で簡単にWeb、紙の両方に対応したポートフォリオを作れます。ガイドに沿って素材をアップロードし説明文を入力するだけで、作品概要や案件への関わり方など、採用担当者が知りたい情報が盛り込まれたポートフォリオが完成します。
ポートフォリオをまだ作っていない方や、ポートフォリオに自信がない方におすすめのサービスです。
マイナビクリエイターには、Webやゲーム関連職専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、転職やキャリアアップに関する具体的なアドバイスを受けられるのもメリットです。
一方、求人検索の勤務地の選択肢は「東京都」「愛知県」「大阪府」「福岡県」近郊となっているため、地域によっては希望する求人が見つからないかもしれません。大都市近郊での転職を考えている方におすすめです。
【マイナビIT AGENT】幅広い職種の求人あり
合計求人数 | 62,937件 |
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公開求人数 | 44,872件 |
非公開求人数 | 18,065件 |
対応職種 | SE・システムエンジニア インフラエンジニア プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー ITコンサルタント システム運用/保守/サポート 製品開発(上流)/研究開発 品質管理/QA/QC その他(システムエンジニア) |
対応地域 | 47都道府県 海外 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
マイナビIT AGENTは、マイナビクリエイターと同じく株式会社マイナビが運営する転職エージェントで、IT、Webエンジニアを専門としています。
マイナビIT AGENTは、社内SEやエンジニア、プログラマーといった職種のほか、ゲーム業界の求人も取り扱っています。また、ITに限らず全業種を取り扱っているマイナビエージェントと求人情報を共有しているため、IT職種以外の転職先も視野に入れ幅広く検討したい方におすすめです。
勤務地は、日本全国の都道府県のほか海外も選択できます。地方や海外での勤務を希望している方も利用してみるといいでしょう。
また、株式会社NTTデータやアビームコンサルティング株式会社など、大手企業の転職相談会も実施されているので、チェックしてみてください。
【レバテックキャリア】フリーランス案件も多数、自由な働き方を実現
合計求人数 | 8,819件以上 |
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公開求人数 | 8,819件 ※募集中の求人のみ |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | PG、SE PM、PL コンサル マーケティング 事業責任者 事務 ディレクター プロデューサー プランナー デザイナー ※一部抜粋 |
対応地域 | 47都道府県 |
料金 | 無料 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
レバテックキャリアは、IT業界やWeb業界のエンジニアやクリエイター専門の転職エージェントです。
レバテックキャリアは、会社ごとの専任担当者がエンジニアやPM(プロジェクトマネージャー)にヒアリングを実施するなど、現場の情報収集に力を入れています。そのため、転職を希望する会社に合わせた面接対策といった支援も受けられます。
レバテックキャリアには正社員、フリーランス、派遣の求人があるため、正社員以外の勤務形態を考えている方にもおすすめです。
また、「ITエンジニア・クリエイターのための年収診断」というサービスがあり、診断結果からは、自分の年収相場や、同職種、IT業界全体との年収比較、年収アップの方法といった情報を得られます。登録不要なので、気軽に利用してみると良いでしょう。
一方、未経験者向けだと新卒や就活生を対象にしたサービスしかなく、転職支援は基本的に経験者向けのサービスになるため、未経験者の方にとっては希望する求人を見つけにくいかもしれません。
【ワークポート】全国29拠点、地方の転職にも強い
合計求人数 | 68,208件以上 |
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公開求人数 | 68,208件 |
非公開求人数 | あり |
対応職種 | ソフト開発・システムエンジニア系 クリエイティブ系 通信・インフラエンジニア系 ヘルプデスク・ユーザーサポート 研究、製品開発/品質・評価系 コンサルタント・プリセールス系 ゲーム制作関連 ものづくり系エンジニア 金融・保険・証券系 建設・土木・プラント・設備 不動産専門職 営業系 事務・管理系 経営企画・事業開発 マーケティング・プロモーション系 役員 販売・サービス系 物流・運輸・購買 製薬・創薬系 医療系専門職 福祉・保育・介護 未経験・第二新卒系 教員・公務員・その他専門職 |
対応地域 | 47都道府県 海外 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
ワークポートは、もともとIT専門の転職エージェントで、2014年からIT以外の求人も取り扱う総合型の転職エージェントになりました。IT専門の転職エージェントとして始まったこともあり、総合型になった現在もIT分野に強みを持ちます。
また、北海道から沖縄まで国内に29の拠点があり、地方の転職支援に力を入れているため、地方で転職したい方におすすめです。
ワークポートにはIT業界専門のコンシェルジュが在籍しており、面接対策など全面的に転職を支援してくれます。
一方、ゲーム業界に特化しているわけではないことに注意しましょう。Webサービスやシステム開発、ITコンサルタントなど、IT業界のほかの職種も転職先として視野に入れている方におすすめの転職エージェントです。
【リクルートエージェント】求人数業界トップ
合計求人数 | 654,627件 |
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公開求人数 | 383,353件 |
非公開求人数 | 271,274件 |
対応職種 | 営業・販売 経営・企画 マーケティング 事務系 (経理・総務・人事) IT・エンジニア 電気・機械 科学エンジニア 医療・医薬品 化粧品 コンサルタント 建築・土木技術 その他 |
対応地域 | 47都道府県 海外 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。総合型転職エージェントですが、ITエンジニアの転職支援にも力を入れており、職種や業界の知識が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しています。
リクルートエージェントの魅力は、圧倒的な求人数です。2023年5月7日時点で、ITエンジニアの求人数は公開求人が9万3,647件、非公開求人が8万8,403件で、合計すると18万件を超えています。豊富案選択肢から転職先を探したい方におすすめです。
また、履歴書の添削や面接対策など、転職活動の各プロセスでキャリアアドバイザーの支援を受けられます。転職先との交渉も任せられるため、働き始めてからのミスマッチを減らせるというメリットもあります。
勤務地は、日本全国の都道府県のほか海外も選択できるため、地方や海外での勤務を希望している方にもおすすめです。
一方、あくまで総合型転職エージェントで、ゲーム業界に特化しているわけではないことに注意しましょう。
ゲーム業界の転職エージェント選び方
ゲーム業界の転職エージェント選び方は次の4つです。
転職エージェントを使いこなせるかどうかで、転職の満足度は大きく変わります。続いては、自分に合った転職エージェントの選び方を解説していきます。
ゲーム業界に特化しているところを選ぶ
転職エージェントには、業界や業種を絞っている「特化型」と、すべての業界や業種を取り扱う「総合型」の2種類があります。また、特化型でも、ゲーム業界のみに特化しているのか、IT業界全体に特化しているのかで、求人内容が変わってきます。
ゲーム業界に絞って転職したい方には、ゲーム業界に特化した次の転職エージェントがおすすめです。
ゲーム業界以外に、IT業界やWeb業界の求人にも応募してみたい方には、次の転職エージェントがおすすめです。
IT業界やWeb業界の求人
IT業界に限らずほかの職種も検討したい方には、次のような総合型の転職エージェントがおすすめです。
IT業界に限らずほかの職種も検討
ポートフォリオのサポートが充実しているところを選ぶ
ポートフォリオ作成指導もチェックしましょう。例えば、マイナビクリエイターは無料でポートフォリオを簡単に作成できるツールを提供しています。
複数の転職エージェントに登録し、多角度から指導を受けることで、アピールできるポートフォリオを作成できます。
専門知識のあるアドバイザーが在籍しているところを選ぶ
専門アドバイザーの有無や、どんな人が専門アドバイザーをしているかは、しっかり確認しておきましょう。ゲーム業界への転職が成功するかどうかは、アドバイザーの質によって左右されます。
アドバイザーの実績や資格を重視する方には、次の転職エージェントがおすすめです。
■アドバイザーの実績や資格が明確な転職エージェント
G-JOB エージェント | ゲーム業界の人事や開発マネジメント経験、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ専門コンサルタントが在籍 |
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Hiraku agent | ゲーム業界歴7年以上のエージェントが在籍 |
そのほか、次の転職エージェントにも専門のアドバイザーが在籍しています。
■専門のアドバイザーが在籍する転職エージェント
シリコンスタジオ エージェント | クリエイターの職種やゲーム業界のトレンドに精通したキャリアアドバイザー |
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ファミキャリ! | ゲーム業界に特化した専任エージェント |
ギークリー | 職種別専門コンサルタント |
マイナビクリエイター | Webやゲーム関連職専門のキャリアアドバイザー |
ワークポート | IT業界専門のコンシェルジュ |
企業と強いつながりがあるところを選ぶ
ゲーム業界の企業とのつながりが強いかどうかも、転職エージェントを選ぶ上で重要な視点です。
転職エージェントのアドバイザーは、面接時に伝えきれなかったことを企業に伝えてくれたり、給与などの条件面で交渉を行ってくれたり、転職活動において企業との調整役を担ってくれることがあります。このような時、企業との太いパイプがあると、内定獲得や年収アップを叶えやすくなるかもしれません。
たとえば、シリコンスタジオエージェントは、開発実績が豊富なシリコンスタジオグループが運営しており、スクウェア・エニックスとの取引実績もあります。また、ファミキャリ!では会社説明会や交流イベントなどが数多く開催されています。
ゲーム業界への転職でエージェントを使うメリット
ゲーム業界への転職で、転職エージェントを利用するメリットは2つです。
転職先を探す方法には、転職サイト、転職エージェント、ハローワーク、縁故、SNSなどいくつかの選択肢があります。2つのメリットを見ていきましょう。
幅広い転職先を検討できる
1つ目のメリットは幅広い転職先を検討できることです。
ゲーム業界を含むIT業界には、非公開求人がたくさんあります。転職エージェントを利用しなければ、非公開求人の内容を知ることはできません。非公開求人も選択肢に入ることで、転職先の幅は大きく広がるでしょう。
また、転職サイトにしろSNSにしろ、自分で転職先を探すとなると、どうしても見る企業や業種にかたよりが生まれます。一方、転職エージェントなら、専門のアドバイザーがあなたの適性や強み、これまでのキャリアなどを踏まえて求人を紹介してくれることもあり、自分では気づけなかった転職先が見つかるかもしれません。
転職サポートを受けられる
2つ目のメリットは転職サポートを受けられることです。
マイナビクリエイターには、無料で簡単にポートフォリオを作成できる「MATCHBOX(マッチボックス)」というサービスがあります。リクルートエージェントでは、履歴書の添削もしてくれます。レバテックキャリアには登録不要の「ITエンジニア・クリエイターのための年収診断」があり、年収相場を知ることができます。
複数の転職エージェントに登録し、それぞれのサービスを効果的に活用すると良いでしょう。また、転職エージェントに日程調整や条件交渉を頼めるケースもあり、スムーズに転職活動を進められるのもメリットです。
ゲーム業界の仕事内容や職種は?
ひとくちにゲーム業界といっても、ゲームの開発会社や販売会社など、さまざまな種類があります。また、職種によって業務内容や必要とされる能力は大きく変わります。ゲーム業界への転職を成功させるには、業界知識を踏まえ、自分自身のアピールポイントをしっかり伝える必要があります。
続いては、ゲーム業界に転職する人が最低限押さえておきたい基礎知識と、ゲーム業界の今後の展望について解説していきます。
ゲーム会社の種類
まず、代表的なゲーム会社の種類と特徴、商品サービスの具体例を一覧にまとめました。転職活動をするときは、転職先の会社の種類を確認して面接に臨みましょう。
■ゲーム会社の種類と特徴
ゲーム会社の種類 | 特徴 | 企業や商品サービスの具体例 |
---|---|---|
パブリッシャー | ゲームの企画や販売、宣伝を行う。知名度の高い企業が多い。デベロッパーを兼ねている企業もある。 | スクウェア・エニックス(ドラゴンクエスト) CAPCOM(モンスターハンター) セガ(ぷよぷよ) |
デベロッパー (ディベロッパー) | ゲームの開発を行う。消費者から認知されにくく知名度の低い企業が多い。パブリッシャーから依頼されて開発するケースと、開発したゲームの販売をパブリッシャーに依頼するケースがある。 | ゲームフリーク(ポケットモンスター) バンダイナムコスタジオ(テイルズオブシリーズ) |
ハードベンダー (ハードメーカー) | 家庭用ゲーム機器を提供。大手企業が多い。ゲーム機器だけでなくゲームソフトも手掛ける企業も多い。 | 任天堂(Nintendo Switch) SONY(PlayStation) マイクロソフト(Xbox) |
プラットフォーマー (マーケットプレイス) | 他社が制作したゲームを提供する。 | Apple(Apple Store) DeNA(モバゲー) Valve Corporation(Steam) |
スマホゲーム/モバイルゲーム | PCやスマートフォン上で動くゲームアプリの開発、販売を行う。アプリ内課金などで収益を上げる。大手企業以外にベンチャー企業も多い。 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント(パズル&ドラゴンズ) ミクシィ(モンスターストライク) |
そのほか、ゲームセンターなどに設置される業務用ゲームを開発提供するアーケードゲームの会社も存在します。
ゲーム業界の職種
続いては、ゲーム業界の代表的な職種と仕事内容、求められる能力を一覧にまとめました。自分自身の経歴や適性、キャリアの展望を踏まえ、転職先を探す参考にしてください。
■ゲーム業界の職種と仕事内容
職種 | 仕事内容 | 求められる能力 |
---|---|---|
ゲームプランナー | ゲームの企画提案から開発までを行う仕事です。自分の考えたゲームを開発し、ユーザーに提供できるというやりがいがあります。 | マーケティングまで担うこともあり、発案力やコミュニケーション能力など幅広い能力が求められます。 |
ゲームディレクター | ゲーム制作を監督する仕事です。開発メンバーを束ねながら、プランナーやデザイナーとゲームプロデューサーの橋渡し役もこなします。 | リーダーシップやコミュニケーション能力が求められます。 |
ゲームプロデューサー | ゲーム制作のプロジェクトを指揮する仕事です。予算決め、チームメンバーの決定、進捗管理、他職種との連携などを行います。 | 全体を見渡す視野や責任感、マネジメント能力、コミュニケーション能力が求められます。 |
ゲームプログラマー | ゲームが動くようプログラミングする仕事です。クライアントプログラマーとサーバーサイドプログラマーに大別されます。 | エラーやバグの修正、テストを行うこともあるため、プログラミングスキルはもちろんのこと、注意力や集中力も求められます。 |
ゲームデザイナー | ゲームに登場するキャラクターや背景、アイテムのデザインや、ゲームのパッケージデザインなどを行う仕事です。CGデザイナーやグラフィックデザイナーなどに分類されます。 | 会社にもよりますが「Photoshop」「Illustrator」などのツールを使いこなす能力、2Dや3DのCG制作のスキルが求められます。 |
シナリオライター | コンセプトをもとにゲームの物語を作る仕事です。 | 文章力はもちろん、想像力や発想力が必要です。ゲーム制作はチームで進めるため、コミュニケーション能力も大切です。 |
サウンドクリエイター | ゲームの音楽や効果音を作る仕事です。とくに曲作りを担当する人をコンポーザーと呼ぶこともあります。 | 作曲スキルだけでなく、プログラミング能力も求められます。 |
ゲームデバッガー | ゲームをプレイし不具合やバグを確認する仕事です。 | 集中力や根気、ゲームへの熱意が求められます。 |
QAエンジニア | ゲームの品質管理を担う仕事です。障害管理やテストなどを行います。 | プログラミングスキルに加え、進捗管理などのマネジメントスキルも求められます。 |
ゲーム業界の市場規模と将来性
「ファミ通ゲーム白書2022」によると、2021年の日本国内のゲーム業界の市場規模は約2兆円でした。市場規模の過去の推移を見ると、2013年に1兆円、2017年に1.5兆円、2020年に2兆円を突破し、成長が続いていることが分かります。
とくに2019年から2020年にかけては、コロナ禍で在宅時間が増えたことによる巣ごもり需要が追い風になったと考えらえます。
2021年の世界のゲームコンテンツの市場規模も、約22兆円と推計されており、世界的にも巨大な市場として存在感を放っていることが分かります。
また、eスポーツが盛り上がりを見せ、プロゲーマーはスポーツ選手と似た立ち位置になりつつあります。さらに、ブロックチェーン技術、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)など技術革新とともにまったく新しい体験を提供するゲームも登場しつつあります。
総合的に見て、ゲーム業界は将来性が期待できる業界といえるでしょう。
ゲーム業界の魅力
ゲーム業界の魅力は、成長産業であり、将来性があるというだけにとどまりません。個人のキャリアを考えたとき、働くほど専門スキルが身につき、働き方の自由度が上がり、年収増加も見込めるという魅力があります。
高いスキルを獲得することで、フリーランスとして独立することも可能です。また、会社員を続けながら副業で稼ぐという選択肢もあります。収入を増やす選択肢が多いのは専門スキルが身につくゲーム業界の大きな魅力でしょう。
また、ゲーム業界にはフレックスタイム制やリモートワークなど柔軟な働き方に対応した求人がたくさんあります。ゲーム業界を含むIT業界は、縛られるのが苦手、自由に働きたいという方にとって魅力の大きい業界といえるでしょう。
ゲーム業界の転職で採用されやすい人の特徴
ゲーム業界への転職を成功させるには、キャリアや経験値、スキルだけでなく、人物像も重要です。ゲーム業界で採用されやすい人の特徴は次の3つです。
ゲームへの熱意がある
ゲーム業界に転職するには、ゲームへの熱意を効果的にアピールする必要があります。ほかの業界と比べても、ゲーム業界はゲーム好きが多く集まる業界です。
ただし、単に「ゲーム好き」というだけでは、企業から活躍するイメージを持ってもらうことはできません。どのような実務に関心があるのか、熱意をどう仕事に活かすのかという視点が大切です。
ゲームをプレイする消費者目線でなく、ゲームを提供する企業目線で話すことを心がけましょう。
成長意欲が強い
経験者も未経験者も、成長意欲があることはしっかりアピールしたいポイントです。
ゲーム業界では、次から次へと消費者を飽きさせない新しいゲームが登場します。また、スマートフォンの普及によって、スマートフォンゲームが登場するなど、技術革新による変化も激しい業界です。
そのため、常に新しい情報にアンテナを張り、インプットを欠かさない人が求められます。
ただし「成長したい」というだけでは自分のことしか考えていない印象になるため、成長することで「仕事のアウトプットの質を上げたい」「会社に貢献したい」というスタンスが大切です。
新しい技術への追及心が旺盛
新しい技術への追及心が旺盛であることも、ゲーム業界の適性の一つです。
ゲーム業界は、日々新しい情報や価値観、技術が生まれるため、探求心の少ない人はキャリアアップが望めません。
探求心や好奇心が強く、ゲーム開発に関する新しい情報を常に調べる、最適なプログラムを追及する、といった姿勢がある方は向いています。
ゲーム業界への転職で失敗しないためのポイント
転職エージェントを使いこなしてゲーム業界への転職を成功させるポイントは次の5つです。
失敗すると希望通りの転職が叶わなくなることもあるため、しっかりポイントを押さえておきましょう。
複数のエージェントに登録
複数の転職エージェントに登録することで、幅広い選択肢から自分に合う転職先を見つけられます。
ゲーム業界には非公開求人がたくさんあります。複数の転職エージェントに登録することで、多くの非公開求人の中から転職先を検討できます。
ある転職エージェントしか取り扱っていない独占求人がある可能性もあるため、より多くの求人の紹介を受けるためには、ゲーム業界に強みを持つ転職エージェントにできるだけ多く登録しておきましょう。
また、複数の転職エージェントに登録して転職活動を進めていることは、それぞれの転職エージェントのアドバイザーにも伝えておくことが重要です。
アドバイザーとしては、他社で転職されてしまうと企業からの報酬が得られないため、優先的にいい求人を紹介してもらえたり、手厚く支援してもらえたりする可能性があります。
レスポンスは素早く
メールの返信や電話、書類の提出など、レスポンスはこまめに素早く行うことを心がけましょう。素早いレスポンスは、転職に意欲的で誠実な印象を与えます。
転職エージェントの中には、ゲーム業界との太いパイプを持つ企業もたくさんあります。アドバイザーの印象が良くなれば、面接前後に企業側にプッシュしてくれることもあるかもしれません。
また、アドバイザーも人間なので、いい求人を優先的に紹介してもらえたり、サポートが手厚くなったりする可能性があります。
くれぐれも、サービスを受ける側だからといって、アドバイザーへの対応をおざなりにすることはやめましょう。
経歴やスキルを正直に伝える
入社後のミスマッチを防ぐためにも、経歴やスキルは正直に伝えることが何より大切です。
転職活動中は、転職を有利に進めるため、経歴やスキルをつい盛りたくなるかもしれません。しかし、虚偽の申告をしたとみなされると、内定取り消しなどのトラブルに発展する恐れがあります。また、面接時に、経歴やスキルを実際より良く見せようとしていたことが判明すると、面接官の印象は最悪で、挽回することが難しくなるでしょう。
経験やスキルを正確に伝えるためにも、あらかじめ情報を整理しておくことが大切です。マイナビクリエイターには無料のポートフォリオ作成サービスがあるため、利用してみるといいかもしれません。
希望条件はしっかり伝える
転職を成功させるには、希望条件を整理し、正確に伝えることが大切です。伝えた希望条件が曖昧だったり、漏れがあったりすると、アドバイザーはいい求人を紹介できません。
勤務地の希望や年収の最低ライン、休日や残業、副業規定などの希望条件をあらかじめ整理しておくと、複数の転職エージェントに伝えるときもスムーズです。
アドバイザーに希望条件の優先順位や今後のキャリアの展望も伝えておくと、より自分に合う求人を紹介してもらいやすくなるでしょう。
相性のいい担当者を見つける
転職を成功させるためには、担当者との相性も重要なポイントです。担当者と価値観が合わないと、自分に合う転職先を紹介してもらいにくくなります。また、日程調整などでミスが起こると、転職活動に悪影響が及ぶこともありえます。
たとえば、押しつけが激しい、こちらの条件を無視する、業界や職種に対する理解が浅いなどの特徴がある担当者には要注意です。担当者に違和感を覚えたら、変更を申し出るかほかの転職エージェントに切り替えるようにしましょう。
転職エージェントを利用して転職する流れ
続いては、転職エージェントを利用して転職を成功させるまでの流れをご紹介します。プロセスを把握しておくことでスムーズに転職を進められるでしょう。
転職エージェントに登録
まず、転職エージェントに登録します。多くの非公開求人を紹介してもらうためにも、いくつかの転職エージェントに登録しましょう。
多くの転職エージェントは、Webページから簡単に申し込めます。
今すぐ転職したいわけでなくとも、検討中の段階で先に登録しておき、ポートフォリオ作成などのサービスを利用してみるのもひとつです。
アドバイザーと面談
登録が完了したら、希望条件などをアドバイザーに伝える面談があります。面談のほか、コンサルティングやカウンセリング、ヒアリングと呼ぶこともあります。
面談は基本的にマンツーマンで行われます。面談時間は個々のケースによりますが、30分から2時間ほどの時間を確保しておくと良いでしょう。面談の方法は、転職エージェントの会社で対面、オンライン面談、電話などいくつかの方法があります。
面談の前に、希望条件などをまとめておくとスムーズに進むでしょう。また、転職エージェントによっては面談時に履歴書やポートフォリオの用意を求められることもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
求人紹介を受ける
面談を終えたら、転職エージェントから求人の紹介を受けます。非公開求人や独占求人の紹介を受けられることもあるでしょう。転職エージェントによっては、面談当日にその場で求人を紹介してもらえるケースもあります。
企業に応募する
紹介してもらった求人が気に入ったら企業に応募します。転職エージェントを利用すれば、履歴書の添削など、応募時も独自の転職サポートを受けられます。
面接を受ける
書類選考を通過したら、志望企業の面接を受けます。多くの転職エージェントでは、アドバイザーが面接対策をしてくれるため、好印象を与えるコツやアピールの仕方、ビジネスマナーなどを学べます。転職エージェントによっては日程調整も行ってくれるため、忙しい方も転職活動をスムーズに進められます。
企業とつながりのある転職エージェントなら、面接後、アドバイザーが企業側にプッシュしてくれることもあるかもしれません。
内定をもらう
内定が出たら、給与や入社日などを調整します。給与などの雇用条件に納得できない場合、転職エージェントによっては、企業と交渉してくれます。また、転職に向けて、現在の勤め先を円満に退社するアドバイスも受けられることがあります。
ゲーム業界への転職Q&A
- 未経験でもゲーム業界に転職できる?
- 未経験でも、資格や特別なスキルがなくても、ゲーム業界への転職を叶えることは可能です。未経験だからといって転職をあきらめる必要はありません。成長産業であるゲーム業界は人材不足なので、成長意欲や熱意をアピールできれば、転職できる可能性は十分にあります。
未経験からゲーム業界に転職するなら、G-JOBエージェントやシリコンスタジオエージェント、Hiraku agentなどゲーム業界に特化した転職エージェントだけでなく、求人数の多いリクルートエージェントなどにも登録して転職活動を進めるといいでしょう。
ただし、未経験だからこそ、業界や職種について最低限の知識を学んだ上で転職活動をすることが大切です。
- 年齢を重ねていてもゲーム業界に転職できる?
- これまでの実績を効果的にアピールすることで、年齢を重ねていてもゲーム業界への転職を成功させることは可能です。ゲーム業界で働いたこれまでの実績や、多職種であってもマネジメント経験などをアピールすれば、転職によってキャリアアップをはかれる可能性があります。
常に知識のアップデートを求められるゲーム業界は「若いほうが転職に有利」というイメージがありますが、そうとも限りません。年齢を重ねていても、成長意欲の高さや、会社の方針に合わせる柔軟性が面接官に認められれば、転職の成功率は上がるはずです。
- ゲーム業界はブラック企業が多いというが本当?
- 成長産業であり人気の高いゲーム業界は、ブラック企業が多いというイメージがありますが、近年の働き方改革などの影響で、少しずつホワイト企業を目指す風潮が生まれてきました。ただし、ゲーム業界に限らず、クライアントからの要望や納期の関係で、業務量が多くなり残業が増えることはあり得ます。
実際の業務量は会社によりけりなので、休日や残業について気になることがあれば、面接の際に聞いてみると良いかもしれません。面接官に直接聞きにくいときは、転職エージェントのアドバイザーに質問したり、企業側に確認してもらったりするという方法もあります。
- ゲーム業界への転職は他の業界と比べて難しい?
- ゲーム業界への転職が他の業界と比べて特別難しいということはありませんが、成長がいちじるしく人気の業界なので、強みを適切にアピールする必要があります。また、ゲーム会社の種類や職種ごとの仕事内容など、最低限の知識がないと、希望する転職を叶えにくいため、業界知識が大切といえるでしょう。
ゲーム業界には、任天堂やスクウェア・エニックスなどの大手企業以外にも、たくさんの企業があります。スマホゲームの開発を行う少数精鋭のベンチャー企業などもあるため、スキルや希望条件がマッチすれば、特別転職が難しいとはいえないと考えられます。
- どんな人がゲーム業界に向いている?
- ゲーム業界に向いているのは、知識を常にアップデートするのが好きで、成長意欲が高い人です。人気のゲームは移り変わりが激しく、技術革新によりさまざまな新しいゲームが登場しています。そのため、新しい情報を柔軟に取り入れ、インプットを続けながらアウトプットに活かせる人が求められています。
職種によっても、求められる能力は変わります。プログラミングやデザイン、シナリオライティングでは、集中力や根気が重要です。企画やシナリオライティングでは、独創性や発想力も求められます。ゲームディレクターやゲームプロデューサーには、リーダーシップや広い視野、マネジメント能力が求められます。
また、ゲーム業界では基本的にチームで仕事を進めるため、どの職種でもコミュニケーション能力が大切です。
- ゲームが好きなことを転職に活かせる?
- ゲームが好きという気持ちは、ゲーム業界への転職に活かせます。しかし、消費者目線で「ゲームをプレイするのが好き」というだけでは、採用担当者にとって魅力的に見えません。開発者目線、提供者目線で、ゲームへの熱意をどのように仕事の成果につなげられるかをアピールすることが大切です。
過去にプレイしたゲームについて、自分が開発者ならこんな機能をつけたい、といった視点で話したり、ゼロからこんなゲームを作りたいという構想を話したり、VRやブロックチェーンなど最新技術に着目してゲームにどのように取り入れたいかを話したり、開発者目線、提供者目線を意識しましょう。
- 転職に使うポートフォリオはどうやって作ればいい?
- ゲーム業界への転職で使うポートフォリオは、自分でゼロから作る方法と、ツールを使って作る方法があります。ポートフォリオでは、自分が携わった仕事の内容、自分の担当範囲、工夫した点などを盛り込みます。
ゲーム業界、Web業界、IT業界に特化した転職エージェントであるマイナビクリエイターは、無料で簡単にポートフォリオを作れる「MATCHBOX(マッチボックス)」というサービスを提供しているので、登録して利用してみると良いかもしれません。
- ゲーム業界の転職の志望動機は?
- ゲーム業界への転職で志望動機を書くときは、転職して携わりたい仕事や今後のキャリアの展望に加えて、あなたを雇うことで企業側にどんなメリットが得られるかも意識することが大切です。
また、単に「ゲームが好き」ということにとどまらず、仕事の成果につながるかどうかという視点で、熱意や能力、経歴をアピールしましょう。
さらに、業界や職種、応募先の企業の事業内容への理解度が低いと、採用担当者の印象は悪くなります。最低限、ゲーム会社の種類や職種に関する知識、応募先の企業が提供する商品やサービスの内容を勉強した上で志望動機を書くようにしましょう。
- ゲーム業界で自己PRはどうすればいい?
- ゲーム業界の自己PRは、企業文化や職種を踏まえ、採用担当者が読んで「この人物は自社で活躍してくれそうだ」とイメージできることが重要です。
企業の事業内容や募集職種を踏まえ、自分が入社後どのような業務に携わり、どんな成果をあげるかを想像しながら、そこから逆算して能力や経歴をアピールしましょう。
能力や経歴は、多いほどいいというものではありません。たくさん列挙しすぎると内容が薄くなり、印象に残りにくくなります。また、応募先の企業の事業内容と関連性の低い能力や経歴をアピールしてしまうと、かえって「自社に合わない」と判断される恐れもあります。
応募先の企業について理解を深めた上で自己PRを考えましょう。
- ゲーム業界の面接ではどんな質問をされる?
- ゲーム業界の面接でよく聞かれる質問内容は次の通りです。
・日頃どんなゲームをプレイしているか?
・記憶に残っているゲームとその理由は?
・どんなゲームを作りたいか?
・自社のゲームのプレイ経験と思いつく改善点は?
また、ゲーム業界に限らずですが、次のような質問もされることが多いでしょう。
・転職の理由は?
・これまでの業務内容は?
・自分の強みや弱みは?
・仕事での成功体験、失敗体験は?
・今後どのような仕事をしたいか?
・マネジメント経験はあるか?
- ゲーム業界への転職で転職エージェントを利用する以外の方法はある?
- 転職エージェントを使う以外に、転職サイトやハローワーク、SNSを使って求人を探す方法があります。また、企業に直接応募したり、親せきや友人などのつながりから仕事を紹介してもらったりする方法もあります。
ただし、どの方法を選ぶにしろ、自分で転職先を一から調べ、比較検討しなければなりません。転職エージェントなら、自分自身のキャリアの展望やこれまでの経歴などを伝えると、専門知識のあるアドバイザーが求人を紹介してくれるため、転職にかかる時間を削減し効率的に転職活動を進められるというメリットがあります。
まとめ
ゲーム業界への転職を成功させるには、転職エージェントの利用がおすすめです。
非公開求人の紹介を受けられることに加え、業界知識が豊富なアドバイザーからアドバイスを受けながら転職活動ができます。また、ポートフォリオ作成ツール、履歴書添削、面接対策などのサービスを利用することで、転職を有利に進められます。さらに、日程調整や雇用条件の交渉などを転職エージェントが担ってくれることもあり、転職活動にかかる時間や労力を削減できます。
ゲーム業界に転職するなら、まずはゲーム業界に特化した転職エージェントに複数登録しましょう。複数の転職エージェントを利用することで、より多くの求人から自分に合った転職先を見つけられます。