発酵料理を通じて健康を届ける北島祐子さんが、クラウドファンディングを通じて「完全手づくり味噌」を広める取り組みを開始しました。
管理栄養士や野菜ソムリエの資格を持つ北島さんは、岸和田市で発酵料理教室を主宰し、幅広い年齢層の生徒たちに発酵食品の魅力を伝えています。
北島さんが発酵料理に取り組むきっかけとなったのは、33歳の時に夫を胃がんで亡くしたことでした。小学生の子ども2人を抱え、生活のストレスから体調を崩した北島さんは、糀との出会いを通じて健康を取り戻しました。味噌づくりや甘酒づくりを実践する中で、体調が改善したことを実感し、栄養についても学び始めました。
昨年9月、66歳で起業した北島さんは、発酵料理教室を併設し、現在では8歳から80代までの160人以上の生徒が通っています。教室は定員10人の小規模ながら、笑い声が絶えない活気ある場となっています。
11月25日からは、「完全手づくり味噌」を届けるクラウドファンディングをスタートしました。北島さんは「糀で世界中の人をお腹の中から元気にする」という理念のもと、手づくり味噌を多くの人に届けることを目指しています。クラウドファンディングを通じて、口コミで広がることを期待しています。
北島さんは、報道関係者の協力を求めており、取材に必要な資料も用意しています。彼女の取り組みが多くの人に届くよう、情報の拡散を呼びかけています。泉州糀屋本家株式会社の代表取締役として、北島さんは今後も発酵料理を通じて健康を支える活動を続けていく予定です。