出費が増えると「値上がりしているから」と思いがちですが、実は他に原因がある場合もあります。
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「なんとなく」の出費が積もりに積もってまとまった金額になっていることも。
チリツモな支出を減らすためにも、なんとなくの出費がないかお金の使い方を見直してみましょう。
今回は、節約につながる習慣の見直しポイントを解説します。
「なんとなく」「いつもの」はチリツモで大きな出費に
毎日の習慣や自分へのご褒美など、1回の出費が数百円だとお金が出ていくことに抵抗を感じにくくなります。
しかし、回数が多ければ1か月に数千円になることもあるでしょう。
毎日100円でも1か月なら3,000円、週に1回1,000円なら月4,000円、普段の何気ない出費も1か月単位で計算してみると節約すべきポイントが見えてきます。
節約につながる習慣の見直しポイント8つ
チリツモで大きな出費になりがちな出費を8つ解説します。
(1) 自販機・コンビニのコーヒー
自販機・コンビニでコーヒーやジュースを買う習慣があると、1か月で3,300円以上、年換算すると約4万円の出費です。
水筒やタンブラーにコーヒーを作って持参(250ml)する場合のコストが約12円と考えると、1か月あたり約3,000円、年間3万5,000円以上節約できます。
水筒持参の節約効果は、下記の記事で詳しく解説しています。
(2) 晩酌タイム
晩酌が習慣になっている人は、まったく飲まない人やたまにしか飲まない人に比べて出費がかさみやすくなります。
ビールを1日1本飲む場合、1か月で約6,000円、年間約7万円の出費です。
「飲む頻度を1日おきにする」「発泡酒やノンアルコールにかえる」などの工夫で、出費を1/2程度に抑えることもできます。
晩酌の頻度や量を減らすのが難しければ、お酒のお供を見直すのもおすすめです。
いつものおつまみのグレードを少し下げるだけでもチリツモ節約になります。
(3) なんとなく食べてしまうお菓子
「テレビや動画を見ながら」「仕事しながら」など、ついついお菓子をつまんでしまう人も多いのではないでしょうか。
空腹なわけでもないのに食べてしまうお菓子は、節約だけでなくダイエットの敵でもあります。
間食はストレス解消や気持ちの安定などのメリットもありますが、食べすぎは NGです。
100円以下のチョコやスナック菓子でも、毎日なんとなく食べていると1か月で約3,000円、年間約3万6,000円の出費です。
つい食べてしまいそうになったら、「トイレに行く」「身の回りの整理をする」など気持ちを切り替えるのがおすすめです。
場所や環境を替えると食べたい気持ちを抑えやすくなります。
(4) タバコ
タバコを1日10本吸う場合、1か月で約9,000円、年間約10万8,000円の出費です。
とはいえ離脱症状がつらく禁煙が難しいケースもあるため、習慣を変えるには時間がかかります。
禁煙外来を受診して禁煙補助薬を使って禁煙する場合の費用相場は、診察料や禁煙補助薬の処方を含めて1か月あたり約2万円(3割負担)です。
禁煙のために費用はかかるものの、長い目で見ると節約につながる出費と言えます。
参照:日本医事新報社(pdf)
(5) とりあえずの買い物
目的がなくスーパーやコンビニに入ってしまうと、それほど欲しくなくてもとりあえず買ってしまうことがあります。
「安いからとりあえず」「あったら便利かもしれないからとりあえず」で買ったものは、使い切れずに残したり出番がないままホコリをかぶったりしがちです。
ムダな出費を防ぐには、お店に行く機会を減らすことがポイントです。
お店に行くときは、買い物メモを作っておくなどして買うものをしっかりイメージしましょう。
(6) 忘れ物・紛失にかかる出費
「うっかり」が原因の出費にも注意が必要です。
傘やハンカチなどを忘れて慌てて買ったり、鍵・財布・スマホを無くして大きな損や出費につながったりすると、普段の節約が一気に水の泡になりかねません。
傘やハンカチは数百円で済みますが、鍵の交換やスマホの再購入には数万円かかります。
忘れ物や紛失にかかる出費や時間のロスを防ぐには、Todoリストアプリや紛失防止タグの活用がおすすめです。
(7) ATMの手数料
ATMの手数料は110~220円程度で1回の取引なら気になりにくい出費です。
とはいえ、月に何度も手数料がかかればチリツモ出費になります。
月2回手数料がかかれば1か月で220~440円、年間約2,600~5,200円支払う計算です。
一定回数まで手数料が無料になるネット銀行を利用したり、無料で他の銀行に自動振り替えしてくれるサービスを利用したり、工夫次第でATM手数料は減らせます。
(8) サブスク
便利でお得なサブスクですが、好みやライフスタイルの変化で使わなくなることもあるので定期的に見直すのがポイントです。
初月無料で登録してそのまま継続なっているサブスクにも要注意です。
月額500円のサブスクを解約せずにいると、年間6,000円をムダにしてしまいます。
少額だと他のクレジットカード払いと混じって気付きにくくなるため、明細書をしっかりチェックしましょう。
習慣化している出費を年換算して節約効果をイメージしてみよう
「なんとなく」「いつもの」にかかる出費は、数百円程度でそれほど気にならない金額かもしれません。
しかし、それぞれの出費を年換算すると数万円になることもあります。
節約効果を高めるには、習慣化している出費を無くしたり減らしたりすることがポイントです。
習慣化している出費がある場合は、代わりの方法ややめる工夫を試してみましょう。
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