10月は、2022年最大の値上げシーズンだそうです。
昨今の情勢を考えれば致し方ありませんが、こんなときでもあえて値下げをするところもありますので、紹介します。
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【くら寿司】「できたてシリーズ」を220円→165円に値下げ
≪画像元:くら寿司≫
回転寿司チェーンでは値上げが相次いでおり、くら寿司も例外ではありません。
最も安いお皿が110円→115円に値上げされる一方で、7月8日より全国展開している「できたてシリーズ」を220円→165円に大幅値下げします。
注文を受けた商品を、高速のベルトコンベアで提供することにより、できたてを提供できるようになりました。
- 「巻きたて」は海苔のパリパリ感を、
- 「炙りたて」は香ばしさを、
- 「揚げたて」はあつあつサクサクを、
- 「作りたて」は新鮮さを、
より堪能できます。
【やっぱりステーキ】ミスジステーキを1,400円→1,200円に値下げ
≪画像元:やっぱりグループ≫
全国に92店舗を展開する「やっぱりステーキ」は、10月より看板メニューの「ミスジステーキ」を1,400円→1,200円に値下げします。
お肉は150グラムで、サラダ・スープ・ライス食べ放題付きです。
ライスは白米はもちろん黒米もあり、サラダも取ればステーキの背徳感を少しは軽減できるでしょう。
【北総鉄道】全体として15.4%運賃値下げ
≪画像元:北総鉄道≫
課題であった累積損失が解消されたことに伴い、2022年10月1日より北総鉄道では「高い」と悪評のあった運賃の値下げを実施します。
全体として、15.4%の値下げです。
基本的には北総線内のみ対象で、印旛日本医大~成田空港(成田スカイアクセス線)など他の路線は対象ではありません。
通学定期は平均64.7%値下げ
≪画像元:北総鉄道≫
値下げの恩恵を最も受けられるのは、通学定期でしょう。
例えば、京成高砂~印西牧の原駅の通学定期(6か月間)は、9月までは8万950円のところ、10月からは2万6,950円と約66.7%の値下げです。
その他の通学定期も合わせると、平均64.7%の値下げとなります。
通勤定期は平均13.8%値下げ
京成高砂~新鎌ヶ谷駅の通勤定期(6か月間)は、9月までは13万4,360円のところ、10月からは10万8,870円と約18.9%の値下げです。
その他の通勤定期も合わせると、平均13.8%の値下げとなります。
ちなみに、旧運賃の定期券・回数券で10月1日以降に乗り越しをした場合、乗り越し精算は新運賃で行います。
普通運賃は平均11.6%値下げ
定期以外の普通運賃も、平均11.6%の値下げとなります。
初乗り運賃が210円→190円に変更され、中距離体を中心に最大100円(IC運賃は105円)の値下げです。
例えば、新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央駅は、9月までは580円のところ、10月からは480円(IC運賃は475円)となります。
(10/1~10/31)定期券・回数券の買い替えが可能
≪画像元:北総鉄道≫
旧運賃で定期券・回数券などを購入していた人は、10月中であれば買い替えによって払い戻しを受けられます。
まずは2022年10月1日以降に、新運賃で新たに定期券・回数券を購入してください。
旧回数券は、未使用に限り手数料無料で払い戻せます。
旧定期券は、日割り計算をした上で手数料無料で払い戻し可能です。
クレジットカードで購入した定期券は、購入した鉄道事業者の定期券発売窓口のみ払い戻せます(購入時のクレジットカードが必要)。
また、PASMO以外(Suicaなど)で発行したカードの払い戻しは、カード発行事業者での取り扱いです。
【地震保険料】全国平均で0.7%値下げ
≪画像元:三井住友海上「2022年10月地震保険改定のご案内(pdf)」≫
各種基礎データ(地震保険契約データ、土地統計調査・住宅、地盤データ、震源モデルなど)の更新の反映に伴い、2022年10月からの地震保険料が全国平均で0.7%引き下げられます。
地震保険は、政府と民間損保会社が共同運営している制度のため、損保会社による保険料の違いはありません。
地震保険割引適用なしの場合、地震保険金額1,000万円あたり、保険期間1年、耐火構造の建物の場合で見てみましょう。
最も大幅な値下げは大分県で、1万1,800円→7,300円と約38%の値下げです。
その他、38の道府県で値下げとなっていますが、静岡、神奈川、東京、千葉は変動がありません。
逆に5県は値上げとなっており、徳島、高知、茨城、埼玉では約23%の値上げです。
【ワークマン】品質に問題なしの「訳あり」が大幅値下げ
≪画像元:ワークマン≫
ワークマンオンラインストアでは、品質に問題なしのサイズ・カラー不ぞろいによる「訳あり」が大幅値下げとなっています。
≪画像元:ワークマン≫
例えば、高撥水リバーシブル防寒ジャケットが1,280円です。
秋冬物でまさにこれから必要なアイテムとなっており、アウトドアだけでなくタウンユースにも向いています。
その他にも、防寒ブルゾンや防寒パンツなどがあります。
気になる送料も、店舗受取にすれば送料がかかりません。
この時期の「あえて」の値下げは賞賛モノ
今回は、2022年10月に値下げをするところを紹介しました。
飲食や交通、保険に衣料などさまざまです。
値上げが当たり前になり慣れっこになりつつあるところに、あえての値下げはかなりのインパクトです。
企業も大変でしょうが、その心意気は素直に賞賛したいものです。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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