CACHD Research Memo(1):2025年12月期、積極投資継続で、調整後EBITDAは前期比20%増益へ
CAC Holdingsは、1966年に設立された独立系ソフトウェア専門会社で、M&A戦略を使って事業を拡大しています。同社は2021年にCRO事業を売却し、現在はIT事業に専念し、国内外で幅広いサービスを提供しています。 2024年12月期には、売上高が3.0%増加し、調整後EBITDAは10.3%増の45.7億円を達成しました。特に国内IT事業の強化が業績向上に貢献しています。 2025年12月期の見通しでは、売上高が11.4%増の580億円、調整後EBITDAが20.3%増の55億円となる計画です。国内外のIT事業の拡大と、M&Aによる新規連結子会社の収益向上が期待されています。成長投資を続け、収益性を改善する戦略が進行中です。
1. 会社概要と事業内容
CAC Holdings<4725>は、1966年8月設立の日本国内ではパイオニア的な独立系ソフトウェア専門会社で、積極的なM&A戦略をテコに事業領域を拡大してきた。2021年6月、CRO事業(製薬企業が医薬品開発時に行う治験業務や製造販売後の業務の受託・代行サービス)を担っていた連結子会社(株)CACクロア(現 イーピーエス(株))の譲渡に踏み切り、現在は国内外でのIT事業に経営資源を集中する企業グループ(持株会社傘下の連結子会社23社、持分法適用関連会社3社が事業展開、グループ従業員数4,653名。すべて2024年12月末時点)を形成している。
報告セグメントは、国内IT事業(国内子会社におけるシステム構築サービス・システム運用管理サービス・人事BPOサービスなどの提供)と海外IT事業(海外子会社におけるシステム構築サービス・システム運用管理サービス・保守サービスなどの提供)の2つで構成されている。
2. 2024年12月期の業績概要
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比3.0%増の520.6億円、調整後EBITDA(営業利益に減価償却費、のれん償却費及び株式報酬費用を加算して算出)は同10.3%増の45.7億円、営業利益が同2.0%増の33.9億円、経常利益が同7.8%増の33.6億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.2%増の30.9億円と増収増益となった。売上高の増減要因を見ると、国内ITは同29.6億円増であり、そのうち既存事業が金融及び製造向けの伸長により24.1億円増、M&Aによる新規連結効果で12.1億円増、連結除外影響で6.6億円減となった。海外ITは主にインド子会社における金融機関向け大型案件の反動により同14.3億円減(うち為替影響により8.4億円増)、全体として同15.2億円の増収となった。利益面について調整後EBITDAの増減要因を見ると、増収効果により3.7億円増(うち海外ITの為替影響により1.1億円増)、売上原価率がインド子会社の大型案件の剥落に伴い同1.8ポイント改善したことにより5.8億円増、固定費の見直しなど経営効率化により6.1億円増となった。他方で、中期経営計画に基づいた成長基盤醸成のための投資により7.5億円減(うち、人的資本投資が6.2億円、新規事業開発投資が1.3億円)、M&A費用及び連結除外影響により1.9億円減となった。その結果調整後EBITDAは同4.2億円の増益となり、調整後EBITDAマージンは同0.6ポイント改善した。なお、営業利益率は同0.1ポイント悪化したが、中期経営計画に基づく人的資本投資、新規事業開発投資、M&Aの実施に伴うのれん償却費の増加、株式報酬関連費用の計上などによるコスト拡大が主な要因であり、既存事業の実力値は10%程度である。
3. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高が前期比11.4%増の580億円、調整後EBITDAが同20.3%増の55億円と増収増益の見通しである。売上高は前期比59.3億円増の見通しである。国内ITは好調な事業環境を背景として同40億円の増収を見込んでおり、そのうち既存事業は人員強化などケイパビリティの拡大などにより35億円、前期にM&Aを実施した子会社の通期貢献が5億円、それぞれ増加する計画である。海外ITは、主にインド子会社の伸長などにより同20億円増収の見通しである。2025年12月期においてはこれまで同様M&Aを積極的に検討する方針で、外部成長によるさらなる事業規模拡大が期待される。調整後EBITDAは、国内ITで同8億円の増益を見込んでおり、そのうち既存事業は増収効果及び同社が注力しているマネージドサービスの拡大などに伴う収益性の改善により6億円、前期にM&Aを行った子会社の収益性改善により2億円、それぞれ増加する計画である。海外ITは増収効果などにより同2億円の増益を見込んでいる。事業投資を継続しつつマネージドサービスの拡大を推進することで事業成長と収益性改善を実現し、調整後EBITDAマージンは9.5%と同0.7ポイント改善する計画である。
4. 長期ビジョン及び中期経営計画の進捗状況
同社は「CAC Vision 2030」フェーズ1の中期経営計画として、2025年12月期に売上高580億円、調整後EBITDA55億円、ROE10.0%以上、エクイティスプレッド(ROEと株主資本コストの差分)3.0%以上、DOE(自己資本配当率)5.0%水準、の5点を挙げている。2025年12月期の売上高及び調整後EBITDAの見通しは中期経営計画どおりの数値としている。現時点では新規事業の成長スピードや事業投資の推進などにおいて課題があるものの、既存事業においては不採算事業の整理及び経営効率化による収益性改善、コーポレートの面ではガバナンス体制の見直しや社内エンゲージメントの向上などにより、全体としては概ね「CAC Vision 2030」フェーズ1のロードマップに沿った順調な進捗であると評価される。
「資本コストや株価を意識した経営」の点では、同社は株式資本コストを7%と想定しており、2025年12月期にはROE10.0%、エクイティスプレッドで3.0%の水準を目標としている。ROEを向上させるために本業の収益性を改善するとともに資本効率の改善を図る考えで、後者においては政策保有株式の縮減、創出した利益の株主還元の充実、財務レバレッジ効果を生かした戦略的なM&A実行などの施策を推進する。なお、同社は株主還元についてDOE5%水準を基本方針としており、2025年12月期の1株あたりの年間配当は100.0円と前期比10.0円の増配を計画している。DOEは4.7%と前期末比0.2ポイント改善する見通しであり、事業投資を前進するとともに利益の還元を強化する。
■Key Points
・2024年12月期は国内ITの伸長及び海外ITの収益性回復により、調整後EBITDAが順調に拡大
・2025年12月期は増収効果及び稼ぐ力の強化により、調整後EBITDAは前期比20%増益を目指す
・2024年12月期末のネットキャッシュは109.9億円、投資有価証券も含めた広義のネットキャッシュは328.1億円と時価総額の80%超に。成長投資の実行や株主還元強化の余地も大きく、バリュー投資の観点で妙味が大きい
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林拓馬)
<HN>
STU48内海里音さん1st写真集!大胆な背中見せカットにも初挑戦!
減税で消費喚起? 財政悪化? 英国では通貨急落の経済危機
浴衣姿の女優川口真奈、一足早い七夕の願い事とは…卵を見習って?
「打倒PL学園」に燃えていた上宮出身の元木大介氏「どうやって倒すねん」珍練習にスタジオ爆笑
西岡剛氏、断られたPL学園スカウトにプロ入り後に伝えた言葉とは「憎たらしく言ってしまった」
ブラマヨ吉田敬「7月5日大災害説」に、ノストラダムスひっかけ私見
北野瑠華が地上波連ドラ初主演「気負わず自分らしく楽しんでいけたら」名古屋から上京1年で大役
“グラビア界のシンデレラ”西野夢菜、待望のファースト写真集発売決定!癒しの眼差しとニット越しの豊満バストに期待の声
杜このみ、36歳誕生日に新曲「赤い満月(つき)」発売「紅白に出て子どもにいい姿を見せたい」
吉野家×ハローキティ「おうちキャンペーン」2025が可愛すぎ♪
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
池袋・法律事務所で男性刺殺 容疑者は50歳同僚 「以前から恨み」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
TOKIOが解散発表
温泉ソムリエ35歳女優、入浴ショット公開「色気漂っていますね~」「刺激が強すぎて…」
ドジャース名物リポーター、映えるレッドビキニ姿を披露 美スタイルと美肌サービス
“どどどエロい”人妻モデル古畑星夏、ワンピ水着ショット披露「女神降臨」「美形すぎる」
88歳伊東四朗、路上で突然倒れたと衝撃告白「頭はしっかりしているのに体が全く動かない」
大地震のシグナル? 日向灘地震の前、スロースリップの間隔半減
詐欺容疑で俳優宮島三郎逮捕 一報に残念な思い 19年「スペアク」公開時は夢を語っていたが…
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
TOKIO国分太一が重大なコンプライアンス違反か 芸能活動休止へ
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
国分太一が無期限活動休止、「株式会社TOKIO解雇」一部の報道は関係者が否定
山口真由氏は「しばらくお休みとなります」モーニングショー冒頭で羽鳥慎一アナが報告
元フジ渡邊渚、ビキニに“スケスケ”白Tシャツ姿で初写真集告知「楽しんでまーす」タイで撮影
TOKIO国分太一、「ザ!鉄腕!DASH!!」降板 過去に複数コンプライアンス上の問題行為
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」

CAC Holdings---3Qは増収・経常利益まで2ケタ増益、国内ITと海外ITのいずれも増益に
CAC Holdings---24年12月期は増収増益、期末配当の増配を発表
CACHD Research Memo(6):2025年12月期、増収と稼ぐ力で調整後EBITDAは2桁増益見込む
CACHD Research Memo(3):国内ITと海外ITの2セグメントで事業を展開
CACHD Research Memo(7):最大の強みは「トランスフォーメーション力」
CAC Holdings---2Qは増収・経常利益まで2ケタ増益、国内ITと海外ITのいずれも増益に
CACHD Research Memo(9):人的資本の非財務価値向上への取り組みを推進
HCH Research Memo(5):2025年9月期は、前期並みの利益水準を確保しつつ売上高の高成長を図る
CACHD Research Memo(8):未来を見据えた長期ビジョンで企業変革を実現する
CACHD Research Memo(2):1966年設立。積極的なM&Aと海外展開で成長した独立系SIerの先駆者