エブレン Research Memo(2):産業用コンピュータの受託設計・生産を主軸に展開
エブレンは、産業用コンピュータ設計・製造を主に行う企業で、1973年に設立されました。社名は、エレクトロニクスの基礎力を意味する「Electronics BRAINs」に由来しています。設立以来、コンピュータバステクノロジーを中核に据えた事業を展開しており、現在は半導体製造装置や生産自動化機械への産業用コンピュータの受託設計・生産で収益の8割を占めています。製品開発には顧客から提示される「要求仕様書」を基に設計し、完成した試作品を評価と検証を経て量産化に移行します。同社は、情報・通信、交通、FA、メディカル、防衛など多岐に渡る分野での実績を持ち、これまでの経験を活かして独自のカスタム製品を提供しています。さらに、バックプレーンやボードコンピュータの設計・製造も手掛け、システムダウンの許されない社会インフラに対応する高品質製品を開発しています。
1. 会社概要
エブレン<6599>は1973年に産業用コンピュータ機器の設計・製造を目的として設立された。社名は、エレクトロニクス分野における頭脳・知力の集団となることを目標とし、最高のソリューションを提供することのできるブレイン(Electronics BRAINs=EBRAIN)でありたいという想いを込めたものである。
1975年にマイクロコンピュータ用E-PACSを発売し、以降は事業の拡大に取り組んできた。創立以来基軸に据えて取り組んできたテーマはComputer Bus Technology である。産業用電子機器のバックボード(バックプレーン)とコンピュータバスラックを中心とした電子機器及び工業用コンピュータの本体まわりの設計と生産技術を専門領域にしている。
拠点は、東京都八王子市の本社をはじめ国内では埼玉県入間市、東京都荒川区、大阪市に置き、海外では、2002年に中国江蘇省蘇州市に蘇州惠普聯電子有限公司(以下、蘇州エブレン)を設立した。生産拠点に関しては、自社開発のプレスフィットマシンとボードチェッカーを八王子・入間・大阪・中国の蘇州に設置し、BCP(事業継続計画)の観点から複数の生産拠点で共通の設備によって生産し、リスク分散を図っている。
2015年に(株)タンバックを吸収合併し、システムソリューション事業部を立ち上げ業容を広げた。
2020年6月には東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に株式を上場し、現在は東証スタンダード市場に上場している。
2. 収益構造
同社は、半導体製造装置や生産自動化機械にコントローラーとして使用される産業用コンピュータの受託設計と受託生産が主力で、売上全体の8割を占めている。鉄道・電力・通信などの公共性の高い事業会社向け設備開発や調達は、大手の装置メーカーが主契約者となる。委託するコンピュータ製品の「要求仕様書」が提示され、それに基づいて製品を設計する。製作した試作品は装置メーカーへ送り、評価と設計検証を受ける。量産までは半年から1年以上と期間を要するケースもあるが、一旦量産が開始されると、簡単にキャンセルされることはなく、当該製品は安定的な収益源となる。
手掛ける分野は情報・通信・計測・制御・映像・交通・FA(Factory Automation)・メディカル・防衛など広範囲な分野に渡るが、いずれにおいても設計・製造の一貫体制となっている。それぞれの分野特有のカスタムニーズに対応し、実績を重ねてきた。長年の経験を踏まえ、顧客の特注仕様に基づいてカスタム設計し、製造・品質を保証して納入している。
3. 事業内容
(1) 産業用コンピュータ及びその周辺製品の販売
高度にネットワーク化され情報化されつつある現代社会では、社会インフラのほか、経済活動や生産活動に関わる産業インフラを膨大な数の産業用コンピュータが支えている。
同社は、インフラシステムに使用される組込型コンピュータ(産業用コンピュータ)及びその周辺製品を、産業用電子機器メーカーや機械装置メーカー等の大手システムメーカーに販売している。具体的には、ボードコンピュータやコンピュータシャーシといった製品だ。独自の生産設備とITを駆使した生産体制を構築し、設計から製造まで一貫して請け負うことができるほか、開発・試作・量産を問わず、どの段階からでも製造を請け負うことができる。
(2) バックプレーン
バックプレーンとは、コンピュータとしての基本機能を実現するためのハードウェアで、CPUボードやI/Oボード等の各種回路基板(ボードコンピュータ)を相互に接続して信号伝送を行う回路、またはこれら基板に電力を供給する回路を備え、基板の着脱に関してコネクターを介して自在に接続できるようにしたものである。
バックプレーンには各種の規格が制定されているが、保守性・拡張性・汎用性の観点から、ボードコンピュータが着脱できる方式が多くの産業用コンピュータで採用されている。一方で、電子機器本体(筐体)に固定的に組み込まれるため交換することが容易ではなく、システムダウンの許されない社会インフラを支える電子機器に応用されることが多いため、要求される品質レベルは高い。
同社は顧客から求められる品質レベルに応えられるよう、各種のコネクターや様々なサイズや厚さのプリント基板に対応できる自動組立装置(プレスフィットマシン)のほか、検査装置(電気検査機)を自社で設計・開発し、生産に使用している。
(3) 応用分野
電気・ガス・水道などのライフラインをはじめ、交通・医療・通信・放送・セキュリティから防衛に至る広範囲に及ぶ産業インフラにおいて、ほぼ例外なくコンピュータが組み込まれている。同社は、応用分野のなかでも通信・放送/電子応用/計測・制御/交通関連/防衛・その他の5つの分野で展開している。そこでも長年の実績を基に設計回路のパターン・個々の電子部品特性等は過去の類似案件を応用することで、多種少量のカスタム製品でも設計期間の短縮化やコストの低減などの量産効果を発揮している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)
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