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クリヤマホールディングス Research Memo(8):2024年12月期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(8)


クリヤマホールディングスは、3つの事業で持続的成長を目指し、「クリヤマR&D株式会社」が研究開発の中核を担う。産業資材事業でグローバルな販路拡大、スポーツ・建設資材事業で性能検証と営業ツールの充実、ホース事業で新製品開発に注力する。中期経営計画「KMP Action1」では、基盤強化のため3年間で200億円以上の積極投資を行い、ROEを2030年までに11%以上に向上させることを目指している。キャピタルアロケーションでは、キャッシュフローを考慮しながら成長投資に重点を置き、株主還元にも対応する。これにより、成長基盤を整備し、長期的な収益性向上を図る方針を示している。

*15:48JST クリヤマホールディングス Research Memo(8):2024年12月期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(8) クリヤマホールディングス<3355>

「研究開発のトピックス」についてご説明させていただきます。

3つの事業で持続的な成長を実現するためには「クリヤマR&D株式会社」が研究開発の軸となり、事業カテゴリーを横断して情報、技術、人財、知的財産を取りまとめ、新製品や新機能の開発を進めることが重要です。

産業資材事業では、製品開発と機能検証に注力し、グローバルで販路拡大を促進させてまいります。

スポーツ・建設資材事業では、当社床材の優位性を示すための性能検証と、それらの検証データを活用した営業ツールの充実、施工作業の省力化などを実現してまいります。

ホース事業では、地域固有の認証規格の取得や製品スペックを満たす新製品開発に取り組んでまいります。

中期経営計画を達成するために最も重要となるのは、注力分野への積極的な投資を実行することです。

「KMP Action1」の投資方針についてご説明させていただきます。
「KMP Action1」では「基盤強化」を推進するため、これまで以上に積極的な投資を行ってまいります。

資料左側の棒グラフは、3年間の投資合計額を示しております。

過去の3年間の合計は51億円、67億円でしたが、「KMP Action1」では、産業資材事業、ホース事業、研究開発、経営基盤の強化に200億円以上の投資を進めてまいります。

これにより、「KMP Action2」に成長スピードを一層加速させ、収益性向上の基盤を構築してまいります。

「ROEと株主資本コスト」についてご説明させていただきます。

当社の株主資本コストは、資料下段の黄色ハイライトで示すとおり、約5~8%と認識しております。

これに対し、ROEは青色の線グラフのとおり、これまで概ね株主資本コストを上回る水準で推移してきました。

これからの3年間である「KMP Action1」においては、一時的にROEが8%を下回る見込みですが、事業戦略を着実に実行し収益性の向上と純資産の適切なコントロールに注力することで、2027年末までにROE8%以上を目指してまいります。

また、「KMP Action2」には、投資効果が現れはじめることで成長のギアを上げ、 2030年までにROE11%以上を目指してまいります。

「キャピタルアロケーション」についてご説明させていただきます。

「KMP Action1」の2025年から2027年の3年間におけるキャピタルアロケーションを示しております。

青色の棒グラフはキャッシュインを示しております。
営業キャッシュフローは3年間の累計で140~160億円、借入金は20~30億円と試算しております。
また、今後の資金需要に応じて、40~90億円の現預金の活用と有価証券の売却などを行っていく方針です。

黄色の棒グラフはキャッシュアウトを示しております。
これからの3年間で、成長投資に200億円以上の資本を投下し、「KMP Action2」にかけてその効果が現れる基盤を整えてまいります。

株主還元については、「KMP Action1」において35~50億円を充当する方針です。

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