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エブレン---3Qは減収なるも直近3ヵ月実績は売上、利益とも大きく改善、交通関連と防衛・その他は増収に


エブレンは2025年3月期の第3四半期の連結決算を発表し、売上が前年比1.8%減の30.28億円、営業利益が同18.0%減の3.35億円となりました。通信・放送分野では売上が29.1%減の1.52億円と大幅に減少した一方、交通関連の売上は11.2%増の5.54億円、防衛関連の売上は71.6%増の1.69億円と増収でした。全体としては減収でしたが、新しいプロジェクトや市場の動向によって一部分野での売上増加が見られました。年間業績予想は、売上高41.00億円、営業利益5.30億円で据え置かれました。

*14:41JST エブレン---3Qは減収なるも直近3ヵ月実績は売上、利益とも大きく改善、交通関連と防衛・その他は増収に エブレン<6599>は13日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.8%減の30.28億円、営業利益が同18.0%減の3.35億円、経常利益が同16.2%減の3.44億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.1%減の2.30億円となった。

通信・放送<通信・放送・電力関連>について、売上高は前年同期比29.1%減の1.52億円となり、売上構成比率は前年同期の7.0%から5.0%となった。電力分野は堅調に推移するも、通信分野と放送分野は既存案件の生産終了や設備投資の減少等により、売上高が大幅に減少した。

電子応用<HPC(スーパーコンピュータ)・医療関連>について、売上高は前年同期比14.4%減の2.99億円となり、売上構成比率は前年同期の11.3%から9.9%となった。医療関連は市場のトレンドとしては堅調に推移しているが、同社グループの顧客で在庫調整があり、売上高が減少した。

計測・制御<半導体製造装置・検査装置・FA関連>について、売上高は同3.5%減の18.52億円となり、売上構成比率は前年同期の62.3%から61.2%となった。半導体製造装置は中国向けレガシー装置の設備投資が増加したが、同社グループへの影響は少なく、また一部の顧客では想定より在庫消化が進まず新規手配の延伸等もあり、売上高が減少した。

交通関連<鉄道・信号・ITS(高度道路交通システム、ETC等)関連>について、売上高は同11.2%増の5.54億円、売上構成比率は前年同期の16.2%から 18.3%となった。鉄道信号関連の新規案件の量産開始により、売上高が増加した。

防衛・その他<防衛用のレーダー、通信関連>について、売上高は同71.6%増の1.69億円となり、売上構成比率は前年同期の3.2%から5.6%となった。防衛関連の新規案件成約により、売上高が増加した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の41.00億円、営業利益が同9.1%増の5.30億円、経常利益が同8.1%増の5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の3.50億円とする期初計画を据え置いている。


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