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NY株式:NYダウは334ドル高、次期政権の政策に期待高まる


米国株式市場では、次期政権の景気支援策や規制緩和への期待から、ダウ平均が334.70ドル上昇しました。IMFが2025年の経済成長見通しを引き上げたことや、12月の住宅着工件数が予想を上回ったことも市場を押し上げました。半導体やハイテク株が特に強く、自動車関連や半導体セクターが上昇。一方で、医療品・バイオテクは下落しました。個別銘柄では、インテルが買収の噂で、セールスフォースがアナリストの評価で、またDRホートンが住宅着工件数の上昇でそれぞれ上昇しました。トランプ次期政権が暗号資産を国家優先としている報道も関連株を押し上げました。また、TIKTOKの米事業禁止に関する決定が、メタ・プラットフォームズなどのソーシャルメディア銘柄を引き上げました。

*06:58JST NY株式:NYダウは334ドル高、次期政権の政策に期待高まる 米国株式市場は反発。ダウ平均は334.70ドル高の43,487.83ドル、ナスダックは291.91ポイント高の19,630.20で取引を終了した。

国際通貨基金(IMF)による2025年世界、国内経済成長見通し引き上げに加え、予想を上回った12月住宅着工件数や鉱工業生産を受け景気に楽観的な見方が広がり、寄り付き後、上昇。大統領就任式を来週に控え次期政権の規制緩和などビジネスや景気支援策を期待する買いが強まり相場をさらに押し上げた。長期金利の低下でハイテクも強く、相場は終日堅調に推移し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方で、医療品・バイオテクが下落した。

半導体のインテル(INTC)は買収の標的になる可能性が報じられ、期待感に上昇。クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。住宅建設会社のDRホートン(DHI)は予想を上回った12月住宅着工件数を受け売り上げ増期待に上昇。暗号資産取引プラットフォームを提供するロビンフッド(HOOD)やコインベース・グローバル(COIN)はトランプ次期大統領が暗号資産を国家優先事項とし大統領令を発令する計画との報道で、買われた。

半導体メーカーのコルボ(QRVO)は物言う投資家のスターウッド・バリューが同社株全体の7.7%を取得、改革を推進する計画が報じられ、上昇。物流サービス会社のJBハント・トランスポート・サービシズ(JBHT)は第4四半期決算で積み荷当たりの収入が落ち込み、減収が嫌気され、下落。

最高裁は中国発の動画共有アプリTIKTOKの米事業を事実上禁止する新法を支持する判断を下した。決定を受け、ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)などを運営するメタ・プラットフォームズ(META)、同業のピンタリスト(PINS)などが買われた。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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