
お笑い芸人のカンニング竹山が21日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。山梨券富士河口湖町の「コンビニ富士山」の課金制を提案した。
番組では、この場所が訪日外国人の撮影スポットとして依然として人気がある一方、斜め横断や敷地に入るなどの迷惑行為も後を絶たず、近隣住民にとって迷惑であるという現実も取り上げた。これに、スペシャルキャスターを務める元自民衆院議員で実業家の杉村太蔵氏から「竹山さんがいいアイティア、持ってる」と振られ、言及した。
竹山は「外国人って、建造物と富士山って喜ぶらしいですよ。お金取っちゃっても観光化するのか、シャットアウトするのか。行政も入って地元で話し合って、お金取ってもうけるというのもアリだと思います」と切り出した。
MC谷原章介が「設置費用は自治体が持っているんでしょうし、近隣の住民の人にとっては何のメリットもないじゃないですか」と反応。竹山は、「お金を取る場合は住民の人々にも分配できるような、還元できるようなことをやってもいいのかなと思います。それか、バス会社とか鉄道会社にも注意喚起してもらって、ここに入れないとか、集まらないような動きを」と続けた。
この後、「あんまり教えたくないけど、もっときれいに撮れるとこ、あるぜ」と明かすと、谷原から「それはやめましょう。そっちの人に影響あるかもしれないですから」とたしなめられていた。
コンビニ富士山は昨年5月、訪日外国人がたまりすぎて周辺の交通渋滞を引き起こし、道路の横断などの迷惑行為も目立つことから、高さ約2・5メートル、幅約20メートルの幕を張った。同年8月に台風接近に伴い撤去。大型バスのミラーにポールが当たるため、今年8月から高さ約1・4メートルと低くしたが、迷惑行為は相変わらずだった。