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今日の為替市場ポイント:米FOMC会合前で主要通貨の為替取引は動意薄


29日のドル・円相場は、東京市場では109円36銭から109円13銭まで下落。欧米市場でドルは109円21銭から109円54銭まで反発し、109円40銭で取引を終えた。

本日30日のドル・円は、109円台で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果や声明内容などを確認する必要があることから、アジア市場における主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。

今回のFOMC会合では、市場参加者の全員が金融政策の現状維持を予想している。今月9日に公表されたFOMC議事要旨(12月18−19日開催分)によると、多くのメンバーが、世界経済の減速(成長鈍化のリスク)を巡って、より多くの情報を入手し、今後の情勢を見極めようとしていることが確認されている。多くのメンバーが追加利上げを急ぐ必要はないと考えていることが推察される。

市場関係者の過半数は今回のFOMC会合で、バランスシート縮小作業を先送りすることや利上げ停止の是非について議論されると予想している。12月のFOMC会合では、米連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産を予定より高水準に維持する案などについて議論されたもようだが、今回の会合では政策金利を現行の水準に長期間据え置くことについても議論される可能性がある。




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