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レーザーテック、プラット、倉元など


本日の日本株式市場では、いくつかの企業が重要なニュースや業績発表を受けて大きく値動きを見せています。旭化成は、モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げたことを受け、株価が大幅に反発しました。プラットはINTMAXのブロックチェーンネットワークとの提携発表で急伸。レーザーテックはみずほ証券が投資評価を上方修正し、目標株価を大幅に引き上げたため、急騰しました。一方、INPEXは中東の状況改善を受けて原油価格が下落し、大きく反落しました。各社の業績への期待感や市場動向が株価を押し上げたり下げたりする形で影響を与えています。

<3407> 旭化成  980.8  +23.5大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も1240円から1300円に引き上げた。想定を上回るヘルスケアや先端半導体関連材料事業の収益拡大などから今・来期の業績予想を増額。コモディティ系ケミカル製品の構造改革からボラティリティは大きく低下し、株価に割安感も台頭と。27年3月期営業益予想は2350億円から2500億円に増額。

<6836> プラット  1544  +169急伸。INTMAXとの提携を発表している。INTMAXの次世代L2ブロックチェーンネットワークにおいて、同社がブロックプロデューサーとしてノード運用を行うことに合意した。INTMAXは、スケーラビリティとセキュリティを両立させる革新的なL2ソリューションであり、同社はこれまでのインフラ技術と運用ノウハウを活かし、INTMAXネットワークの成長と発展を支援していくことになる。

<5541> 大平洋金  1619  -97大幅続落。前日に提出された変更報告書によると、シティインデックスイレブンスの保有比率(共同保有)が従来の10.16%から0.00%に低下したことが明らかになっている。同社では6月16日の立会外取引で212万200株の株式を取得しており、その大部分がシティインデックスイレブンスの保有株であったことが明らかに。一段の株主価値向上策などに対する期待感などが後退の方向とみられる。

<5885> ジーデップアドバンス  3080  +181 大幅続伸。TDSEと協業し、「Dify」を用いた生成AI開発を、NVIDIA DGX B200のプライベートクラウド上で利用するサービス 「GX CLOUD × Dify」として、前日より提供開始と発表。これは、占有型シングルテナントのプライベートクラウドである「GX CLOUD」や最先端GPUを搭載した専用サーバー上で、セキュアな生成AI活用を可能とするサービス。TDSEも本日は大幅に反発。

<5609> 日鋳造  902  +77大幅反発。純度の高い鉄を材料として3Dプリンターで積層造形する技術を開発したと報じられている。最大99%の純度で機械向け部品などを作れるもようであり、高価なアルミやチタンを代替でき、製造コストは3割ほど低減できるようだ。25年中に量産を開始する計画とされている。今後の展開力に対する期待も高まる方向へ。なお、同社では新技術開発に関する国際特許も取得しているもよう。

<5216> 倉元  230  +24急伸。子会社のアイウイズロボティクスでは販促機能搭載の室内業務用清掃ロボットを販売しているが、大手コンビニ「ファミリーマート」への導入台数が6月末までに累計1100店舗となる見込みと発表。同ロボットは、販促用の「陳列棚」と「タブレット」による広告配信機能が搭載され、清掃を行いながら店舗内での広告を配信することで、導入店舗の売上向上を図ることが可能となるもの。業績寄与を期待する動きが優勢に。

<7630> 壱番屋  926  +39大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は12.7億円で前年同期比17.2%増となり、据え置きの上半期計画22億円、同8.5%減に対して、想定以上の好進捗と捉えられたもよう。フランチャイズ加盟店向け卸売価格改定の効果などで2ケタ増収となっており、米を始めとする食材の仕入価格や本部経費などのコスト増を吸収しているもよう。売上高は計画線に近いとみられる中、想定以上の収益改善が評価される形に。

<6920> レーザーテック  18355  +2155急伸。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も16000円から
22000円に引き上げた。今後、株式市場は26年6月期下半期からの受注回復を織り込み始めると予想。みずほ証券では、25年6月期受注高は1430億円で前期比48%減を予想するが、26年6月期は2400億円で同68%増、27年6月期は3300億円で同38%増を予想。ASMLよりも高いバリュエーションが付与されると。

<1605> INPEX  2003  -146大幅反落。トランプ米大統領はイスラエルとイランが「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿している。停戦手続きは日本時間で本日の午後にも始まるもよう。
中東情勢の緊迫化を背景に原油需給のひっ迫懸念が高まっていたが、こうした警戒感の後退にもつながり、原油相場は時間外取引で一転急落する状況となってきている。原油高メリット銘柄とされる同社をはじめ、石油関連株の一角で下げが目立つ展開に。

<7769> リズム  4130  +700ストップ高比例配分。未定だった26年3月期業績予想を公表、上期営業益は9億円で前年同期比2.6倍、通期では15.5億円、前期比89.7%増を見込む。中計目標数値の14億円も上回る。また、配当方針を変更、配当性向35%以上を目指し、年間配当金は前期比78.75円増の151.75円を計画。15000円相当の株主優待導入も発表。前日終値をベースとした配当・優待利回りは、100株保有株主で8.8%に。

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