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2024年 SBSグループ代表・鎌田正彦 年頭所感


SBSグループ代表 鎌田正彦による、グループ全従業員に向けた年頭所感の要約を下記のとおりお知らせします。
                          ◆
まず、先日発生しました能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
昨今の経済状況は、株高やインバウンド需要の回復など一見好調に見えますが、物流業界においては海上運賃下落、半導体不況、円安に伴う物価高騰と買い控えで、大きく苦戦を強いられています。この状況は2024年も続くと予想されますが、これに耐え抜き新たな成長の足場とするには、強力な営業開発、正に全員営業が必要です。昨年から少しずつ、大型案件の獲得など芽が出始めましたが、今年はさらに強力に、全社に横展開して、次の成長へと繋げたいと考えます。
物流事業の成長のために倉庫への投資は必須です。千葉県野田市に今年2月、4万坪の「野田瀬戸物流センター」が竣工するほか、千葉県富里市でも倉庫建設に着工し、倉庫面積100万坪が視野に入ってきました。「野田瀬戸」では、4万坪のうち1フロア1万坪をEC専用区画とし、「EC物流お任せくん」のサービスがいよいよ本格始動します。この事業の目的は、一つは将来日本でEC化率が大きく高まった際に、お客様の物流ニーズに高品質な物流で応えること、もう一つは大手宅配会社の度重なる値上げに対して、安定したローコストの宅配網をつくり上げることです。ロボットや宅配網拡大の投資など、相当な覚悟が必要になりますが、全社で協力してこの一大事業を成功に導きましょう。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000292584&id=bodyimage1

2024年も電気・燃料費の高騰、最低賃金引上げ、人手不足と、厳しい環境が続きます。そして物流の「2024年問題」です。残業管理を徹底し、万全の管理体制の構築が求められます。このような環境においては、規模と組織力がある会社が生き残れます。私たちはこの状況を、むしろ業容を拡大するチャンスと捉えるべきです。
今年は、耐え忍んで次の芽を咲かせる『耐芽(たいが)』の一年です。厳しいなかでも予算を達成し、良い一年になることを願っています。
                                           以 上
■ご参考
<SBSグループ概要>(2022年12月末時点)
持株会社:SBSホールディングス株式会社(SBSグループ持株会社)
設立:1987年12月
代表者:代表取締役社長 鎌田 正彦
上場:東京証券取引所プライム市場(証券コード:2384)
本社住所:東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 住友不動産新宿グランドタワー
資本金:39億円
売上高:4,554億円(連結、2022年12月期)
従業員数:22,829名(うち正社員11,970名、連結)
事業内容:SBSグループは、1987年の創業以来、物流ならびに物流に付帯するサービスを充実させ、ワンストップの物流サービスをご提供することで、お客様の利益創造に貢献してまいりました。グループ内には、食品から超重量物までさまざまな商品を扱う企業群、路線、区域、即日配送まで多様な配送形態にお応えできる企業群、そして、物流施設開発、環境物流などの専門的な企業群を有しています。
URL:HUhttps://www.sbs-group.co.jp
■本件に関するお問い合わせ先
SBSホールディングス株式会社 IR・広報部
e-mail:contact11@sbs-group.co.jp
※ 当資料に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。



配信元企業:SBSホールディングス株式会社
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