サンディエゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --人工多能性幹細胞(iPSC)技術を活用して、神経疾患向けに他家ニューロン置換の既製治療プラットフォームを考案・開発するバイオテクノロジー企業であるキナイ・セラピューティクスは、パーキンソン病に詳しい一流の専門家や活動家で構成される患者諮問委員会(PAB)の設立を発表いたします。PAB委員には疾患の影響力に対する自らの経験と理解があるので、有力候補のRNDP-001を臨床試験に進めるにあたり、患者の見方や経験が確実に反映されます。RNDP-001は、中等度から中等~重度の特発性および遺伝性パーキンソン病を治療するためのiPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞です。
PAB委員:
マーク・コロ(パーキンソン病患者)
ケルビン・クオク(パーキンソン病患者)
ラリー・リントン(パーキンソン病患者)
ケリー・プライス・ノーブル(DHA保持、臨床研究者)
キナイ・セラピューティクスで最高医療責任者を務めるハワード・フェデロフ(M.D.、Ph.D.保持)は、次のように述べています。「開発の各段階に患者の視点を取り入れることは、効率的かつ意義深いパイプラインを構築する上で欠かせません。患者諮問委員会の設立により、パーキンソン病と共に生きる人々の声を広め、彼らが日々直面している問題に対処する革新的な治療法を提供するという当社の決意が強調されます。」
委員は3か月ごとに集まり、キナイRNDP-001プログラムの進捗に関する情報を検討する予定です。ハワード・フェデロフ(M.D.、Ph.D.保持)が議長を務めます。
RNDP-001について
RNDP-001は、中等度から中等~重度の特発性および遺伝性パーキンソン病患者を治療するための細胞治療であり、研究が進められています。脳に用いると、病の進行を抑制して神経回路と失われた細胞を回復させ、疾患が早期段階に戻る可能性があります。RNDP-001はパーキンソン病の前臨床モデルで優れた細胞生存率と神経支配、行動回復を示しました。
キナイ・セラピューティクスについて
キナイ・セラピューティクス(「キナイ」)は、神経疾患を治療するための次世代アプローチを開拓するバイオテクノロジー企業です。同社は、ノーベル賞を受賞した画期的な人工多能性幹細胞(iPSC)技術を活用し、研究者が任意のヒト細胞を製造できるようにし、他家ニューロン置換治療薬の開発に取り組んでいます。キナイは、iPSCテクノロジー プラットフォームに焦点を当て、外科手術および臨床開発における世界的リーダーとのパートナーシップを築くことで、神経疾患を対象としたクラス最高のパイプラインの構築に取り組んでいます。同社は今年初め、アラスカ・パーマネント・ファンド・コーポレーション、キュア・ベンチャーズ、ザ・コラム・グループによる主導およびユークリディーン・キャピタルとサイセイ・ベンチャーズの参画により、8200万ドルのシリーズA資金調達を完了しています。詳細は、 www.kenaitx.com をご覧ください。
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