速玉賞贈呈の様子(1)
速玉賞記念品
速玉賞贈呈の様子(2)
速玉賞贈呈の様子(3)
■「速玉賞」について
「速玉賞」は新宮商工会議所青年部が、全国熊野神社の総本宮である熊野速玉大社を核として、新宮市を全国にアピールし、地域の活性化を図っていくことを目的に、2006年に創設したものです。記録または記憶に残るアスリートおよびチームに対して、その力量を称え表彰しています。
第1回はマーク・ジェイソン・クルーン投手(当時横浜ベイスターズ所属)、第2回は松坂大輔投手(当時ボストン・レッドソックス所属)、近年では第8回に前田健太投手(当時広島東洋カープ所属)、第9回に大谷翔平投手(北海道日本ハムファイターズ)に贈呈し、話題となりました。
世界遺産にも登録されている熊野速玉大社(上野顕宮司)のご神体「速玉男神(はやたまのおのこ)」は、元来「自ら行くべき方向を指し示す」神とするところから、勝負事の神という側面はありましたが、新宮商工会議所青年部ではこの「速玉」の2文字を「速い玉=ファストボール」として、球技ならびにあらゆるスポーツに広げ、「スポーツの神様」「スポーツ上達祈願の神様」として全国にアピールしていきます。
「速玉賞」詳細: https://www.atpress.ne.jp/releases/88131/att_88131_1.pdf
過去の受賞者 : https://www.atpress.ne.jp/releases/88131/att_88131_2.pdf
■上原投手受賞の背景
上原投手は、日米通算100勝100セーブという偉大な記録を達成されるなど、不屈の「雑草魂」で多くのファンに大きな感動と勇気を与えています。その栄誉を称え、また今後のご活躍を祈念して、第10回「速玉賞」の受賞者に選出しました。
そして2016年1月21日(木)に東京都内のグラウンドで、熊野速玉大社で「さらなる活躍一層の飛躍」の祈祷を済ませた、「お燈祭り」に使う松明のレプリカを用いた記念品や、副賞として金一封、熊野牛王符、熊野速玉大社の勝守り、新宮銘菓の鈴焼を贈呈しました。
■上原投手受賞コメント
「速玉賞をいただきまして誠にありがとうございます。(速い玉という名前の賞は)自分にとって一番相応しくないと思いますけれども、その名に恥じないように、140kmを160kmに見せられるようにこれからも頑張っていきたいと思います。今年1年、怪我なくやっていきたいと思いますので、皆さん応援よろしくおねがいします。」
■今後について
熊野速玉大社には、多くのアスリートがその技量の上達や精神の充実を祈願するために来社しています。新宮商工会議所青年部では、熊野速玉大社の名前にちなんだ「速玉賞」の贈呈を継続することで、さらに多くのスポーツ愛好家が新宮市を訪れるようアピールしていきます。