スイーツコンシェルジュが選んだ2023年に注目のスイーツ。
定番スイーツながらも、近年注目を集めているクッキー缶、アメリカンクッキーなどのクッキー類。
アレンジ次第でヒットが期待できる、クリームボール(左)、レイジーケーキ(中)、パパナシ(右)。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/342405/LL_img_342405_1.png
スイーツコンシェルジュが選んだ2023年に注目のスイーツ。
・日本スイーツ協会公式サイト
http://sweets.or.jp
・日本スイーツ協会メディア「SWEETS COMMUNITY」
https://sweets-community.com/
2022年で一番話題となったスイーツといえば「カヌレ」ですが、近年ブームになったタピオカ、バスクチーズケーキ、マリトッツォと比べると、若干勢いが弱めの印象でした。2023年はそれらを超えるヒットが生まれるのか?スイーツコンシェルジュが予測しました。
※掲載写真はすべてイメージです。
■ヒットスイーツ部門
【クッキー(クッキー缶/アメリカンクッキー/焼きたてクッキー)】
ここ数年、続いているクッキー缶ブームに加え、じわじわ増えているアメリカンクッキー。クッキー缶は、洋菓子店やホテルだけではなく、実店舗を構えていないオンラインショップなども参入し、大いに盛り上がりを見せています。また、手のひらサイズでチョコチップやナッツがゴロゴロ入ったアメリカンクッキー(チューイークッキー)も目にする機会が増えました。誰もが子どものころから親しんで来たクッキーですが、まだまだ伸びしろはありそうです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/342405/LL_img_342405_2.png
定番スイーツながらも、近年注目を集めているクッキー缶、アメリカンクッキーなどのクッキー類。
【クリームボール】
デンマークのお菓子にフルールボラー(クリームボール)という、メレンゲをチョコレートでコーティングしたお菓子があります。日本でも似たようなスイーツとして、イチゴのまわりに生クリームをしぼり、チョコレートでコーティングしたお菓子があります。フルーツ大福のような商品展開が期待できる他、中身はフルーツに限らず、クリームをのせてチョコレートでコーティングをする、という形状の派生形スイーツも誕生しそうです。
【レイジーケーキ(LAZY CAKE)】
砕いたクッキーをココアパウダー、練乳、バターで固めて作る焼かないケーキ。レイジーケーキ(=怠け者のケーキ)の名前の通り作り方は簡単なので、何か意外性のあるものを使って作る人がSNS上に登場するのではないか、と期待できます。
【パパナシ(Papanashi)】
カッテージチーズやフェッタチーズなどを入れたドーナツに、クリームとジャムをかけていただくルーマニアの伝統菓子。近頃、ドーナツ人気が再燃しつつあることや、皿盛りで出来立てを提供するスタイルは新しいことから、商品企画次第で、パンケーキのようにヒットする可能性も考えられます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/342405/LL_img_342405_3.png
アレンジ次第でヒットが期待できる、クリームボール(左)、レイジーケーキ(中)、パパナシ(右)。
■まだまだあります!スイーツコンシェルジュが注目するスイーツ
【ティグレ】
フィナンシェやマドレーヌの生地にチョコレートを流し込んだフランス生まれの焼き菓子です。フィナンシェ ティグレとも呼ばれています。味はノーマルなものから、チョコレート、アールグレイ、抹茶などの和素材があり、フルーツとの相性も良く、バリエーションも豊富です。
【クレープ/ガレット】
食べ歩きスイーツとして定番のクレープですが、立体的でパリパリとした食感のクレープや、パフェやケーキのように盛り込んだ映えクレープなど、さまざまな個性を持つクレープ店が誕生しそうです。クレープと共に、ヘルシーさを訴求するガレットを提供するお店も増えており、再び流行が訪れる可能性があります。
【ヴィクトリアケーキ(イギリス)】
スポンジケーキの間にジャムとバタークリームが入ったふわふわのケーキです。
【カンノーロ(イタリア)】
リング状に焼いたシューを横半分に切り分けてクリームを絞ったカンノーロ。既にコンビニスイーツになっていますが、生地やクリームのバリエーション、トッピングなどで、よりさらに進化し面白くなりそうなお菓子です。
■トレンドキーワード部門
【アパレルカフェ】
アパレルブランドが手掛けるカフェは、SNSのハッシュタグでも話題になっています。既に持っているネームバリューと徹底的に(SNSでの拡散を見据えた)見映えにも拘り、コンセプトを持って画になるスイーツ、画になる空間を提供しているので、2023年も多くのメディアやSNSで目にすることとなりそうです。
【プラントベーススイーツ】
新型コロナの収束はまだ先になりそうですが、インバウンドの増加が見込まれる中、「食の多様性に対応したスイーツ」が求められています。植物由来のみでできたスイーツは、ここ1年で見かける機会が増えました。
【米粉スイーツ】
小麦の値上げが続くなか、代替品として使用できる米粉を使ったスイーツから目が離せません。2022年に引き続き2023年もキーワードに挙げます。
【冷凍スイーツ/無人販売店スイーツ】
冷凍スイーツは既にたくさん流通していますが、いわゆる通販のお取り寄せではなく、普段から買いに行けるコンビニ、スーパー、街の洋菓子店などでも冷凍スイーツの取り扱いが更に増えると予測。近頃は餃子の無人販売店に相乗りして販売するケースや、自動販売機などでの販売も増えてきており、冷凍スイーツ+無人販売店での組み合わせで、さらなる進化を遂げそうです。
【昭和レトロスイーツ/平成レトロスイーツ】
純喫茶系の昭和レトロスイーツ、平成初期にブームになったスイーツなどが、進化を遂げて再ブレイクの予感です。
■日本スイーツ協会について
スイーツの普及を促進し、文化・芸術の振興およびスイーツ業界の活性化に貢献する事を目的として2011年に設立されました(代表理事:辻口 博啓)。スイーツから広がる豊かな食文化を提案できる人材を育成するために、スイーツコンシェルジュ検定などを実施しています。
■スイーツコンシェルジュとは
スイーツコンシェルジュ検定ベーシック試験合格後、協会に入会することで付与される資格の呼称が「スイーツコンシェルジュ」です(入会金別途)。スイーツ好きな一般の方だけではなく、ブロガー、Instagramer、パティシエ、お菓子メーカーで働く方、菓子教室講師、ライター、ジャーナリストなどのスイーツに関する活動や仕事にしている方なども資格を取得しています。
スイーツコンシェルジュ検定ベーシック試験は全国で実施しており、会場・日時が選べるのが特徴です。ベーシック試験は最短3週間で合格を目指せます。
・「スイーツコンシェルジュ検定」の詳細
http://www.sweets.or.jp/concierge/
・小中学生向け「ジュニア・スイーツコンシェルジュ検定」の詳細
http://www.sweets.or.jp/news-association/20200421/