「数学甲子園2016」ロゴ
数学甲子園出場校数・出場チーム数の推移
「数学甲子園2015」優勝 神戸女学院高等学部「Primeチーム」
「数学甲子園2015」予選の様子
「数学甲子園2016」公式ホームページ
http://www.su-gaku.net/events/koshien/
■出場校数は2015年より2割以上増加、初出場校は72校
前大会と比較し、43校74チーム(332人)の増です。本大会は毎年右肩上がりに出場校・出場チームが増え続けており、とくに今大会の出場校数は2015年に比べて2割以上増え、出場選手数も初めて2,000人を超えました。241校の出場校のうち、国公立は116校、私立は125校。全体のおよそ3割にあたる72校は初出場です。また女性の出場者は、全体2,076人のおよそ2割にあたる440人です。
■今大会から本選の競技内容を一部変更。より楽しく、よりハイレベルな戦いに
今大会から本選の競技内容を一部変更いたしました。前大会までは決勝に勝ち進んだ6チームのみが参加できた問題作成の競技(与えられたテーマに沿った問題を作成するもの)を、今大会から本選に出場する全36チームが参加する形式に変更いたしました。これにより、全チームの「数学力」はもちろん、問題の「創作力」や「チームワーク力」が総合的に評価されるため、例年よりもハイレベルな競技がくり広げられることが予想されます。
■予選は8月から全国13都市で開催、予選を勝ち抜けるのはわずか36チーム
本年の予選は、8月5日(金)から同月10日(水)の6日間、東京都・愛知県・大阪府ほか、全13都道府県で行います。予選では、「実用数学技能検定(数学検定)」の準2級から2級(高校1年生から2年生)程度の問題20問(制限時間:60分)に、各チームの選手全員が挑戦します。そのなかから36チーム(平均点上位30チーム+全国6ブロックの各ブロック最上位6チーム)が、9月18日(日)に東京で開催する本選に駒を進めることができます。
世界的にはSTEM(Science,Technology,Engineering and Mathematics)教育の推進が重要視され、国内でも次期教育課程で新科目「理数探求」(仮称)が高等学校に新設されるなど、理数教育の充実が指摘されるなか、中学・高校・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会は必見です。
【数学甲子園とは】
本大会は、全国の中学校・高等学校・中高一貫教育校・高等専門学校の数学日本一を、チーム(3~5人)対抗戦によって決めるものです。本大会の特長は、単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。
【「数学甲子園2016」開催要項】
大会名称 :数学甲子園2016(第9回全国数学選手権大会)
主催 :公益財団法人 日本数学検定協会
後援 :文部科学省
協力 :株式会JTBコーポレートセールス、東京電機大学
本選開催日:2016年9月18日(日)
本選会場 :ソラシティカンファレンスセンター
ソラシティホール(東京都千代田区)
予選日程 :
[8月5日(金)] 大阪府 エル・おおさか(大阪府立労働センター)
愛知県 名古屋国際会議場
[8月6日(土)] 京都府 京都府民総合交流プラザ 京都テルサ
福岡県 福岡県教育会館
[8月7日(日)] 石川県 フレンドパーク石川(石川県勤労者福祉文化会館)
沖縄県 浦添市産業振興センター「結の街」
北海道 札幌市教育文化会館
[8月8日(月)] 岡山県 岡山国際交流センター
宮城県 エル・パーク仙台
[8月9日(火)] 鹿児島県 鹿児島中央ビルディング
福島県 市民交流プラザ
熊本県 熊本日日新聞社
[8月10日(水)]東京都 東京ビッグサイト
※予選会場は、予告なく変更する場合がございます。
<チーム編成について>
・同一の中学校・高等学校・中高一貫教育校・高等専門学校(3年生まで)に在籍する生徒または学生で編成してください。学年構成や男女混成については問いません。
・1チームは3~5名で編成し、必ずチーム内でリーダーを1名選出してください。
・同一校から複数のチームが出場しても構いません。ただし、本選に出場できるチームは同一校から最大2チームとします。その際、中高一貫教育校は、中学校と高等学校を同一校とみなします。
【競技の流れ】
<予選>
競技内容:参加選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)準2級・2級程度の
日本語表記問題を20問。
選抜方法:チームの平均点に基づいて36チームを選抜します。
※くわしい選抜方法については、数学甲子園の公式ホームページをご覧ください。
<本選>※今大会より本選のルールを一部変更いたしました。
・1st Stage
競技内容:チーム全員で、問題15問を40分以内に解答します。
出題範囲:15問(日本語表記問題10問、英語表記問題5問)。
(1) 数学検定2級程度の日本語表記問題を5問。
(2) 数学検定準1級程度の日本語表記問題を5問。
(3) 数学検定準2級・2級程度の英語表記問題を5問。
・2nd Stage
競技内容:チーム全員で、「課題テーマ」に沿った問題を創作し、
【Final Stage】で行うプレゼンテーション資料を
80分以内に作成します。
選抜方法:【1st Stage】と【2nd Stage】の合計得点の高い
5チームを選抜します。
・Final Stage
競技内容:【2nd Stage】で創作した問題について、
プレゼンテーションと質疑応答を行います。
評価方法:【2nd Stage】と【Final Stage】の合計得点が
もっとも高いチームを優勝といたします。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も16,000団体を超えました。以来、累計志願者数は450万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。