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トランプ氏、「今すぐロシアと会談を」と投稿 ウクライナに要求


トランプ米大統領は、自身のソーシャルメディアを通じて、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの停戦を希望しているのではなく、トルコで会談することで流血を止める方法を探りたいと発言しました。英独仏ポーランド、ウクライナの主要な欧州諸国は、ウクライナの首都キーウで30日間の停戦を合意しましたが、プーチン氏はイスタンブールでの直接協議を提案。これにトランプ氏も賛同しました。トランプ氏は、直接協議が失敗した場合に欧州および米国が、次のステップを踏むための情報を得ることが重要だと強調しています。ルビオ国務長官がNATO会合のためトルコを訪れる予定があり、米国が協議に関与する可能性も示唆されています。

 トランプ米大統領は11日、自身のソーシャルメディアで「プーチン露大統領はウクライナとの停戦を望んでいるのではなく、その代わりにトルコで会談し、流血の惨事を終わらせる可能性について交渉したいと考えている」と述べた。その上で、ロシアとウクライナの直接協議が行われれば「少なくとも(停戦の)取引が可能かどうか判断できる」とし、「今すぐ会談を!」とウクライナに要求した。

 この投稿に先立ち、英独仏ポーランドの4カ国とウクライナは10日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で首脳会談を行い、ロシアとの30日間の停戦を12日から開始することで合意。トランプ氏もこの方針を確認していた。ただ、プーチン氏は11日、ウクライナに対して、トルコ・イスタンブールで15日に直接協議を行うことを提案。トランプ氏もこれに賛同した格好だ。

 トランプ氏は投稿で、仮にロシアとウクライナによる直接協議で停戦合意が「不可能」だと判断された場合、「欧州の指導者と米国は全てを把握し、それに沿って物事を進めることができる」と指摘。「私は、ウクライナがプーチンと合意を結ぶかどうかを疑い始めている」とも主張し、対ドイツ戦勝80年を祝う記念式典と軍事パレードを開いたプーチン氏について「第二次世界大戦の勝利を祝うのに忙しすぎる。その勝利は米国なしではあり得なかった」と皮肉った。

 米国務省によると、ルビオ国務長官は14~16日、北大西洋条約機構(NATO)の外相会合に出席するため、トルコ南部アンタルヤを訪問する。仮にイスタンブールで直接協議が実現した場合、米国が何らかの形で関与する可能性もありそうだ。【ワシントン松井聡】

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