
競泳の瀬戸大也選手(29)になりすまして、わいせつな画像などをSNS(ネット交流サービス)に投稿したとして埼玉県警西入間署は6日、東広島市西条栄町、会社員、頭本大容疑者(33)を名誉毀損(きそん)などの容疑で逮捕した。「ひわいな画像などを投稿したことは間違いない」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は2023年8月12日、瀬戸選手になりすまして第三者とSNSのダイレクトメッセージでやりとりしている画面の画像と、男性の下半身の画像をSNSに投稿し、不特定多数の人に閲覧させ、瀬戸選手の名誉を毀損したなどとしている。
同署によると、2人に面識はなく、瀬戸選手が23年8月に同署に相談し、24年2月に被害届を提出していた。頭本容疑者は自身のSNSアカウントを使って投稿しており、通信履歴などから浮上した。
瀬戸選手は23年8月、X(ツイッター)で「本当に口惜しく、看過し難い事態だと考えている」などとコメントしていた。【安達恒太郎】