ウクライナ停戦交渉継続の意向＝国連総長にロシア大統領

　ロシアのプーチン大統領は２６日、グテレス国連事務総長とモスクワで会談した。プーチン氏はウクライナ侵攻をめぐり、「軍事作戦が行われているが、それでも外交的に合意に達することを望んでいる。われわれは交渉を行っており、拒否していない」と停戦交渉を続ける意向を示した。 　ただ、プーチン氏はトルコで３月に行われた停戦交渉で「かなり大きな進展」があったが、ウクライナが翻意したと改めて批判。ウクライナが態度を硬化させる原因となった首都キーウ（キエフ）近郊ブチャでの民間人の大量殺害疑惑に関しても「ロシア軍は関係ない」と従来の主張を繰り返しており、交渉の先行きは見通せない。　【時事通信社】