「自分専用の庭が欲しいな」と思う方も多いのではないでしょうか。
戸建てなら比較的叶いやすい夢ですが、賃貸ともなるとスペースやルールの問題でなにかと諦めてしまいがちです。
今回は、賃貸にお住まいの人でも取り組みやすい「自分だけの庭作り」に役立つ情報をまとめました。癒しの場所作りにぜひお役立てください。
どんどん生えてきて困る…雑草の対策方法
防草シートで日頃から防ぐ
庭スペースの一番の厄介者、雑草。景観が乱れてしまうだけでなく、虫をたくさん呼び寄せてしまったりと、あまり好ましくない存在です。
しかし、どんどん生えてくる雑草を処理するのは、なかなか大変な作業でもありますよね。
雑草の処理を少しでも楽にするためには、「 防草シート 」を敷き詰めておくと、生えてくる雑草の数を減らせます。
防草シートは、 ホームセンターの園芸コーナー などに置いてありますよ。
ただし、雑草は本当にたくましく…、 防草シートの隙間からも生えてくる ことがあります。隙間から生えているのを見つけたら、 なるべく早めに抜くようにする ことで、莫大な広がりを抑えることができますよ。
気合いを入れて一気に!まとめて処理
雑草抜きをこまめにする時間はないという方や、日常的に行うのはしんどいという方は、 日時を決めて一気に処理する のが一番楽にできる方法ではないでしょうか。
普段はなかなか腰が上がらないけれど、気分が乗って「今日はやるか」と気合いが入った時は、あまり負担を感じずに取り組めたりしますものね。
雑草はしっかり抜いたつもりでも時間が経つとまた生えてしまいますので、 2〜3ヶ月ごと のスパンで雑草処理の日を作り、取り組むと良いですよ。
一番楽?発見したらこまめに抜く
反対に、大量の雑草をまとめて処理するのが大変と感じる方は、 日頃からこまめに抜いておく のが一番楽なのではないでしょうか。
雑草抜きをこまめにしていると、だんだん抜く数も1つか2つと、 あっという間に処理できるくらいの量に減っていきます 。
洗濯物を干したついでにさっと処理など、 いつものルーティンに組み込む とより楽に行えるのではないでしょうか。
雑草対策を行う時期は小分けに3回がポイント
雑草をまとめて処理する派も、毎日コツコツ処理する派も、ポイントとして知っておきたいのが、「 雑草対策を行う時期は年に3回がベスト 」という話。
雑草が最も勢いよく生えてくる 6月〜7月 、 9月〜10月 と、暑い季節の残りがしぶとく茂る 11月〜12月 の3回です。この3回にある程度まとめた雑草対策を行っておくことで、 だんだんと雑草が生えづらい庭になっていく のだそう。
まとめて雑草処理を行う方は、最低でもこの3回を1年の間に行えば良いということですね。
毎日コツコツする派の方も、年に3回は雑草対策の日として、普段は手が回らない箇所の雑草を処理したり、さらに生えづらくする対策を行う日とすると、きれいな環境をより保ちやすくなるかと思います。
賃貸でも自分好みの庭にカスタムできる方法
人工芝やタイルブロックを敷く
戸建てにお住まいなどで、比較的自由にお庭をカスタムできる方は、あまり悩まれることがないかと思いますが、賃貸にお住まいの場合は「原状回復しなければならない」などのルールの問題もあり、思うように取り組みにくい部分があるかと思います。
庭のようなスペースがなくベランダだけしかない方も同様です。
直接手を加えられない場合は、 人工芝を敷いたりタイルブロックを敷き詰める ことで、雰囲気をガラリと変えることができます。
人工芝やタイルブロックなら後からどかすだけなので、現状回復も思いのまま。建物や敷地を傷つけることなく、好みのスペースを作る土台を作ることができますよ。
すのこやウッドパネルで雰囲気をあげる
すのこやウッドパネルなどの活用 も、殺風景な風景を温かみを感じる空間に変えることができます。外からの余計な視線をシャットアウトできるので、自分だけの空間作りにも大いに役立ってくれますよ。
またすのこやウッドパネルには、多くのものを取り付けられるので、自分らしい庭作りの頼もしい味方となってくれるはず。
ホームセンターに行くと、さまざまなサイズで販売されていますので、ぜひ足を運んでみてください。
植木鉢のデザインにもこだわる
人工芝を敷いたりウッドパネルを取り付けたりしただけでも、庭スペースはだいぶ良い雰囲気になっているかと思いますが、さらにおしゃれに自分好みのカスタムしたい方は、 植物を育てる植木鉢のデザインにもこだわってみる とより魅力がUPします。
安価なものも良いですが、少しお値段が張ってもお気に入りのものを使うことで、空間の質もグッとよくなりますよ。
小さな灯りを用意する
お庭をカスタマイズするなら、 小さな灯りをプラスする こともお忘れなく。小さな灯りがあると、庭の雰囲気がさらに良くなり、いつまでもみていたくなるような空間に様変わりします。
植木鉢の土などに刺して使うものから、ランタンのようにぶら下げるものまで多種多様。
庭用の小さな灯りを集める日々もまた楽しそうです。夜は暖かな灯りに包まれた自分専用の庭でくつろぐなんていう過ごし方も良いですね。
お気に入りのインテリアを設置
あれこれカスタムを進めた庭スペースに、 お気に入りのインテリアを設置する のもおすすめです。お気に入りのイスやテーブルがあると、よりくつろげる空間になりますね。
ガーデン用の製品だけでなく、アウトドア用のものを使うという方法もあります。アウトドア用インテリアには、置くだけでOKなんていうハンモックのようなアイテムもあるのだとか。
別の余暇にはお庭用グッズを探しに行くなどという用事もできて、楽しみがますます広がっていくのではないでしょうか。
今度の余暇は自分だけの庭作り
時間のたっぷりある余暇は自宅の窓前やベランダに、自分だけの庭作りをしませんか?
雑草やゴミを取払い、人工芝やタイルブロック、ウッドパネルなどを取り付け、癒やしの空間にチェンジ。お気に入りのもので満たしたら、いつまでもそこに居たくなる場所のでき上がりです。
予定の決まっていない日があったら、自分だけの庭作りを楽しんでみてください。
頑張ったあとは癒やしの空間でくつろぎのひと時を…!
きんじょうともみ
余暇プランナー
千葉県在住。ライターで男子3人の母でもあります。おでかけはもっぱら国内専門。旅行やドライブが大好きで観光情報ばかり追いかけている日々。どんな街なのか、何があるのか、地図をくまなく見ているのも好き。そのおかげで、おでかけプランを考えるのが、前よりほんの少し上達しました。記事を通して「ワクワクする時間」を増やす、お手伝いができたら嬉しいです。たくさんの”楽しい”を共有していきます。