
漫才コンビ「ツートライブ」周平魂(41)が21日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜午後11時47分=関西ローカル)に出演。「M-1グランプリ」への複雑な思いについて語った。
「M-1グランプリ2016」王者の銀シャリとともに登場した周平魂。ツートライブは今年5月に「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」で優勝。話題を呼んだ。
銀シャリ橋本直(44)が、「THE SECONDはやっぱり興奮する大会。しかも関西の芸人さんが全員取ってる」とたたえるも、周平魂は「THE SECONDに出ている側の哀愁としては、M-1とかに出られなかったっていうのが乗っかっているんで。やっぱりM-1チャンピオンは『うわ~』っていう感じがありますよ」と話した。
ツートライブは2009年の第9回から「M-1」に出場するも、ラストイヤーとなった2023年まで決勝に進出することはなかった。
「(THE SECONDで)チャンピオンにならせてもらったのはむちゃくちゃうれしいですし」としつつ、「M-1グランプリに出られなかった15年はちゃんと乗っかっているんで」と、悔しい思いを抱いていることを明かした。
続けて「これはしつこいなって思われるかもしれないんですけど、M-1に出られなかったのは一生忘れないんですよ、悔しさとして。それを『THE SECOND取れたからええわ』で終わらせたら違うなと思う。15年間本気で出たかったから」と強調した。
さらに、銀シャリに向けて「だから(M-1王者への)リスペクトは止まないというか…」と言うと、橋本と鰻和弘(41)は思わずうれしそうにニンマリ。海原やすよ(49)が「何なん、その顔! このこと言われたら、2人とも黙るって何よ。ニンマリ黙るって!」とツッコんで笑いを誘っていた。