
お笑いコンビ、ウエストランド井口浩之(42)が9日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオ ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜午前9時)に代打パーソナリティーとして出演。漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」の賞金について持論を語った。
ナイツは夏休みのため、ウエストランドが代打出演。同コンビは22年の「M-1」で優勝しており、オープニングで副賞の充実ぶりが話題になると、アシスタントの出水麻衣アナウンサーは「お金はあっという間に消えました?」と優勝賞金1000万円の使い道を質問した。井口は「いやいや…消えるというか。忙しいのでしばらく。何にも別に、使うことないですし…」としどろもどろになると、「優勝して3年たって聞かれるとは思わなかったですよ!もういいでしょ、賞金の使い道!思い出しちゃう。どこ行っても賞金の使い道聞かれて、スベるあの空気」と声を荒らげて笑いを誘った。
第1回大会は01年で「その時1000万ってセンセーショナルでしたけど、そこからこんな物価も変わってるし。もっと言ったら『M-1』も最初1000組ぐらいしか出てなくて、あんな薄暗いところでやってたのが、今あんな華やかで1万組出てる」と規模拡大に触れ、「なんでまだ1000万。同じなんだ」と不満げ。「『M-1』の影響力は1000万とかの問題じゃなくなってるから。他の大会も1000万なの?みたいな」と語った。
出水アナが「我々からしたら1000万なんて超大金ですから」と話すと、井口は「僕らもそうです!僕らからしてもそうですけど、もっと欲しい。5000万、5000万欲しい」と本音をぶっちゃけ。「いろいろルールはあるのかもしれないですけど。なのに使い道ばっかり聞かれるわけじゃないですか。答えがないんですよね」と定番の質問にうんざりした様子だった。