『乳酸発酵こうじあまざけ』は、徳島県産である阿波晩茶由来の乳酸菌を用いて、甘酒を乳酸発酵させたもの。米麹や酒粕を原料として発酵させる甘酒とはひと味違う、近年注目されている乳酸菌発酵の甘酒。麹と乳酸菌の発酵ですっきりと飲みやすいその味わいをご紹介しよう。
阿波晩茶由来乳酸菌と糀甘酒が産み出したGABAたっぷりのあまざけ
ヤマク食品(徳島県)は、創業120年の歴史をもつ老舗味噌醸造メーカー。味噌や甘酒などの伝統的な日本食をはじめ、調理みそやおかずみそ、大豆プリンなどのオリジナル商品も製造している。
『乳酸発酵こうじあまざけ』(300g・希望小売価格 税込346円・2023年11月1日発売)
原材料は、米麹(国内製造)、米、阿波晩茶由来乳酸菌。砂糖はもちろんのこと、余計な添加物などは一切加えていない。
阿波晩茶由来乳酸菌とはなにか
「阿波晩茶」は、乳酸菌によって発酵されたお茶で徳島県の特産品のひとつ。山間地に自生する茶葉を夏に摘み取り、茹で、摺り、桶に入れて漬け込み、乾燥させ、選別するという工程がある。世界でも珍しい伝統的な製法で作られており、全てが手作業で行われている。健康茶として子供から大人まで日常的に親しまれているお茶である。
発酵過程でGABAが発生することが特徴
阿波晩茶由来乳酸菌は植物性。阿波晩茶を漬け込み発酵させる時にでる発酵汁から乳酸菌を取り出している。その乳酸菌の中から、アミノ酸の一種であるGABAを作り出す乳酸菌を抽出。『乳酸発酵こうじあまざけ』はこのGABAが含まれた乳酸菌を使って作られたもの。
開け閉めが可能なキャップなので、飲みたい量だけを注ぎやすい。透明のパッケージは中身がよく見え、希釈することなくそのまま飲めるストレートタイプ。
アミノ酸の一種であるGABAは、神経伝達物質として脳や中枢神経系に作用する成分。不安やストレスを軽減したり、睡眠の質を高める働きがある。
甘酒のまろやかな味と香り、さっぱりとした酸味が爽やか
『乳酸発酵こうじあまざけ』は一般的な甘酒とは違う味わい。乳酸菌による発酵で、すっきりとした酸味がある。米麹を発酵させて作られた甘酒、酒粕を発酵させて作られた甘酒とはひと味違う爽やかさだ。
乳酸菌による穏やかですっきりとした酸味と甘みがあるので、甘酒特有の甘みが苦手な人やさっぱり系が好きな人にもおすすめ。
米麹と乳酸菌の発酵が織りなす次世代のあまざけ
お米の粒々感もたっぷりと残っており、余計な添加物は加えていない本物のおいしさ。米麹、米、乳酸菌が織りなす自然の甘さや酸味を楽しんでみて。
甘酒ならではの栄養素だけでなく、乳酸菌による働きも期待できる甘酒。酸味があるので、目覚めの朝、スポーツやお風呂の後などにも飲みやすい。冷やして飲むと味がキュッと引き締まるので、夏の暑い日の飲み物としてもおすすめ。もちろん、温めて飲んでもおいしく頂ける。
今回ご紹介した『乳酸発酵こうじあまざけ』は2023年11月1日より四国エリアで先行販売中。公式オンラインショップからも購入できる。