イヤな花粉の季節が今年もやってきて、マスクをしててもくしゃみが出たり、鼻腔内が乾燥して不快。そんなときは『サイナス・リンス スターターキット10包』で鼻うがい、外出先でクスリではない『サイナスジェルスプレー』をシュッとして乗り切ろう。
アメリカで大人気の豪快鼻うがい『サイナス』。たっぷり240mlの液量で、鼻の中を丸洗い!
2000年に、鼻疾患で困っていた米国のメータ博士が、古来からある鼻うがいをヒントに生み出したのが「サイナス・リンスキット」。米国では非常に人気の高いブランドだ。
今回紹介するのは、「洗浄ボトル」と「生理食塩水の素10包」がセットになった、ニールメッド(東京都)『サイナス・リンス・スターターキット10包』(洗浄ボトル+生理食塩水の素10包・希望小売価格 税込1,100円・発売中/一般医療機器)。さらに持ち運びにも便利な、クセになると困る薬液ではなく生理食塩水が主成分の鼻スプレー『サイナスジェルスプレー』(30ml・希望小売価格 税込770円・発売中/一般医療機器)の計2商品だ。
『サイナス・リンス・スターターキット10包』は、鼻から口への"通水"感がやみつきになる!
どんな鼻の形状にもフィットするキャップ(特許取得済み)から240mlのたっぷりの洗浄液が噴射、鼻腔・副鼻腔までやさしく丸洗いできるのが、『サイナス・リンス』。専用の洗浄ボトルに側面に記載されている位置最上段まで36℃程度のぬるま湯を入れ、「生理食塩水の素」を溶かして、ボトル先端を鼻の穴に当て、本体をやさしく押して使う。
使用後のボトルは軽く洗って乾かす必要がある。
「生理食塩水の素」は、約96%の塩化ナトリウムと約4%の重炭酸ナトリウムでできており、防腐剤・香料は無配合だ。『サイナス・リンス』は、専用の「洗浄ボトル」と「生理食塩水の素」を使うシステム。『サイナス・リンス・スターターキット10包』は、その2つが最初から入っているので、すぐに始められる。ボトルは繰り返し使えるので、気に入ったら「生理食塩水の素」のみを購入して、習慣を続けることが可能だ。
実際に使ってみると、「生理食塩水の素」はよく溶かした方が良いようだ。溶けきっていないと、最初は食塩水の濃度が低い状態で刺激が強くなるし、後半は濃厚になって、それはそれで刺激が強い。ただ、バーテンダー感覚でボトルを4、5回シャカシャカとシェイクすれば普通に溶ける。
多少うつむき加減で、おっかなびっくり液体を噴出させると、刺激がほぼない。もう少し強めにボトル本体をギュッとしてもやはり、刺激はない。しかも鼻の奥が大洪水。慣れないうちは絶対液をこぼすので、入浴時など、バスルームでの使用がおすすめだ。
使用感は実に気持ちいい。鼻うがい製品は数多く市販されているが、基本的に量は少なめなので、液を注入して口から吐くとき、すぐに無くなってしまう。ところがサイナスは、液量がとにかく多いので、注入しながら口から液を吐くという"通水"状態をたっぷりと感じることができる。まさにじゃぶじゃぶ丸洗いしている感覚が、もはや戻れない快感だ。
『サイナスジェルスプレー』は、クスリじゃないから使いやすい!【ドライノーズ】
とはいえ、外出先でじゃぶじゃぶするのは、あちこちにこぼしてしまいそうで不安。そんなときは、鼻スプレータイプの『サイナスジェルスプレー』を使おう。鼻炎用スプレーを使おうとすると、周囲に「クセになるから常用はやめた方が…」とアドバイスされがちだが、こちらは薬品ではないので、常用できる(かもしれない)。
基本的には鼻の中の乾燥を、生理食塩水ベースのジェルで潤す製品。垂れにくいジェルは、生理食塩水と、保湿でおなじみのヒアルロン酸、アロエベラ、アラントインなどの自然な組み合わせで、刺激となるアルコールやメントールは入っていない。アレルギー薬を飲んだとき、日頃から乾いて不快なときに、シュッとすればいい。
使用感は、鼻奥にやさしいジェルが貼り付く感じ。カートリッジで潤いを充填しているような、そんな感覚。刺激のなさがとてもいい。その後に鼻をやさしくかむと、すっきりして鼻の奥がうるうるしている気がする。ドライノーズ対策にぜひとも持ち歩きたくなるが、睡眠時無呼吸症候群の治療ツール・CPAP使用前に使う人もいるのだとか。
毎年のこの季節に、あらたな武器として取り入れたい『サイナスリンス・スターターキット10包』と『サイナスジェルスプレー』。入手は全国のドラッグストアやオンラインショップなどで可能だ。