今回の心理テストでは「あなたの思考のクセを診断!」がテーマ。
初めての恋人とのおうちデートでの出来事を通じて、あなたの思考の傾向が明らかになります。どんな発言がショックだったでしょうか?心の中を探ってみましょう。
【質問】どんな発言をされましたか?
最近、恋人ができたあなた。
初のおうちデートをしたのですが……恋人にコロッケを作ってあげたところ、とてもショックなことを言われました。
さて、それはどんな発言でしたか?
A.スーパーの惣菜コーナーなら4個で198円なのに笑
B.コロッケって手間がかかる割にメインのおかずにはならないよね。割に合わないと思わない?
C.どのコロッケも爆発してるね。もう少し頑張ろうよ笑
D.おススメのお肉屋さんがあるんだ。今度一緒に行こ? 本物のコロッケを食べようよ!
A「スーパーの惣菜コーナーなら4個で198円なのに笑」を選んだあなたは……「現実主義的で具体的な比較を好む」
この選択が「現実主義的で具体的な比較を好む」という診断結果へと至った理由は、あなたが常に現実的な観点から物事を評価し、比べた結果から最も合理的な選択を求める思考パターンを持っていることを示しています。
あなたは、感情や主観よりもデータや事実に基づく判断を重視しがちです。そのためにしばしば感情的な価値を軽視する傾向があります。
あなたがその思考のクセを存分に発揮した場合、たとえば友人や家族との会話の中で、彼らが夢や情熱を持って取り組んでいるプロジェクトや趣味に対し、冷静に、その実現までにかかる時間や費用の対効果を問い正してしまうことがあります。
もし、それらのプロジェクトが既に上手くいきそうな段階まで進んでいたり、相手も実際、コストパフォーマンスなどに悩んでいたのであれば、あなたの分析は喜ばれる可能性があります。しかし、あなたの指摘が相手の地雷ポイントである可能性も大いにあります。
これは時に、深刻な人間関係における誤解や不和の原因になりかねません。感情的な側面も理解し、尊重することが重要です。
B「コロッケって手間がかかる割にメインのおかずにはならないよね。割に合わないと思わない?」を選んだあなたは……「投資した労力に対する見返りを重視する」
この選択が「投資した労力に対する見返りを重視する」という診断結果へと至ったことは、あなたが思考する過程で結果の価値を最優先に考えることを示しています。
自己の労力と時間に対する投資がどれだけの効果をもたらすかを重要視し、その努力が果たす役割や意義を常に評価しています。
このタイプの思考パターンは、効果的な成果をひたすら追求します。そのため、何か物事を行う際には、その成果は自分の投資する労力に見合うかどうか、厳しく評価します。
あなたがこの思考のクセを存分に発揮した場合、仕事のプロジェクトのみならず、趣味の活動や余暇に行う遊びなどに対してまで、時間やリソースの投資が、それに見合う成果を生んでいるかどうかを計算してしまうでしょう。あなたにとってはこれがいつもの習慣であるので、ほぼ無意識に考えてしまうのかもしれませんが、時には周囲を疲れさせてしまうことがあります。
成果を出すことは大切ですが、過程を楽しむことも、また自己実現のためには重要なのです。
C「どのコロッケも爆発してるね。もう少し頑張ろうよ笑」を選んだあなたは……「詳細に注目し、問題を洗い出す思考パターン」
この選択が「詳細に注目し、問題を洗い出す」という診断結果へと至ったことは、あなたが物事の細部に目を向け、潜在的な問題や不備を素早く識別する能力があることを示しています。
あなたの思考は、周囲の状況を詳細に分析し、改善の余地を探ることに集中しがちです。これは効率的な解決策を追求するためには不可欠ですが、時としてその過程で他人の努力を過小評価してしまうことがあります。
あなたがこの、思考のクセを存分に発揮した場合、例えば仕事でのプロジェクトや日常の計画において、他の人が見落としている小さなミスや問題点に対して注意を向け、それらを解決すべく、光の速さで動くでしょう。あなたのおかげで、チームの作業効率は爆発的に上がるはずです。
ただしその一方、場合によっては、他のメンバーの感情を考慮しないストレートすぎる対応によって、関係がこじれる原因となることもあります。
欠点をあげつらうだけではなく、「建設的な」批評を心がけましょう。そして励ますことも忘れずに。この、バランスを取る訓練は、あなたの成長にとって大変重要です。
D「おススメのお肉屋さんが……本物のコロッケを食べようよ!」を選んだあなたは……「短期的な解決策を優先し、長期的な視点や深い理解を欠く傾向がある」
この選択が「短期的な解決策を優先する」という診断結果へと至った理由は、あなたが表面的な解決や一時的な楽しみを追求する思考パターンを示している故です。あなたは、即時の満足を求めるがゆえに、他人の状況や背景を深く理解することを軽視しがちです。よって、他人の感情や努力に対する評価が不適切で、結果として他者の気持ちを考慮しない行動を取ってしまうことがあるのです。
あなたがこの思考のクセを存分に発揮してしまうと、たとえば親しい友人が自分の感情を吐露しているときに、問題の解決策を急いで提案することで、本質的な悩みに寄り添うことを怠ってしまうことがあります。
問題を解決することも大切ですが、時にはただ話を聞いて共感を示すことが、より効果的な対応となることを覚えておくと良いでしょう。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部