血圧を下げる食事といえば減塩。とはいえ減塩メニューは味が薄くなってしまい、長続きしないのが通常です。そんな血圧を下げる食事が成功する鍵は塩分のメリハリにあります。血圧を下げる食事は、主菜の塩分量は減らさずに、副菜の塩分を徹底的に抑えてトータルで減塩するのです。
血圧を下げる食事で塩味しっかり
血圧を下げる食事にも関わらず、塩味しっかりで無理なく減塩できてしまう方法があります。その秘密を管理栄養士に聞くと「家庭と同じように塩を使ってもいい」というのです。
血圧を下げる食事の調理を見ていると、舌平目のムニエルには塩で普通に味付けをしています。じつは主菜は塩分を減らしていないのです。一方、副菜を中心に、塩分を減らせるところは徹底的に減塩。塩分にメリハリをつけています。
血圧を下げる食事の具体的なメニューを見てみましょう。副采はブロッコリーのお浸しと、冬瓜の煮物、主菜は牛肉の炒め物。塩分量は、主菜は0.7gですが、副采は冬瓜が0.3gでブロッコリーが0.2gと、かなりの減塩になっています。
血圧を下げる食事は塩分にメリハリ
血圧を下げる食事の一番のポイントは、塩分にメリハリをつけること。ぜんぶ我慢して薄味にするのではなく、1品に集中して味をつけると、たとえほかが薄味でも満足できるというのです。
そもそも満足度が低い血圧を下げる食事は長続きしません。ぜんぶが薄い味になってしまうと、血圧を下げる食事に不満足感だけが残ります。味がしっかりついたものを残して、まずは満足してもらうことが重要なのです。
血圧を下げる食事で塩分にメリハリをつけるポイントは、好きな一品の塩を減らさないこと。好きなものの塩分を減らさずに、ほかで減らしてトータルで塩分量を抑えることが成功の鍵なのでした。