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Eフランクフルト堂安律 移籍金約35億円、新天地デビュー 攻守にハードワークで快勝に貢献


攻守に貢献した堂安(右)(ロイター)

<ブンデスリーガ:Eフランクフルト4-1ブレーメン>◇23日◇第1節◇ドイチェ・バンク・パルク

ドイツ・ブンデスリーガの開幕節で、アイントラハト・フランクフルトに加入したMF堂安律(27)がホームのブレーメン戦に先発出場した。4-2-3-1の布陣の右サイドMFで攻守に奮闘。4-1の後半38分までプレーし、試合はそのまま勝った。

押し気味に試合を進めたチームは前半22分に先制。ペナルティーエリア手前でパスを受けた19歳のMFジャン・ウズンが右足で強烈なミドルシュートを決めた。

同25分には堂安の守備を起点に追加点。主戦場の右サイドの高い位置でプレスを仕掛けて奪ったボールを味方につなげ、最後はウズンの右クロスをFWバホヤが頭で合わせてリードを広げた。

堂安は同33分、右サイドから縦に仕掛け、中央に切れ込んでペナルティーエリア内に進入。相手と交錯して倒れたが、PK獲得はならなかった。

後半2分にはウズンのアシストからバホヤがこの日2点目。その1分後に1点を返されたが、同25分に途中出場のFWクナウフがゴールを決めて再び3点差とした。

堂安は2ゴールを挙げた17日のドイツ・カップ1回戦のエンガース戦に続き、CKのキッカーも務めた。得点、アシストはなかったが、攻守にハードワークを続けた。

昨季はフライブルクで自己最多10ゴールをマークし、2100万ユーロ(約35億7000万円)の移籍金で昨季3位のEフランクフルトに移籍。今季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場する。

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