きな粉と黒みつをまぶして食べる和菓子として知られている「くずもち」。神奈川県の川崎大師の名物としても有名です。じつはこのくずもち、インナーマッスルに最適なおやつなのをご存じですか? くずもちに隠されたインナーマッスルに効く栄養の秘密を見ていきましょう。
インナーマッスルにはタンパク質
インナーマッスルに最適なおやつがくずもち。なんといってもまぶして食べるきな粉が栄養豊富な食材です。
きな粉の原料は大豆。インナーマッスルによいタンパク質を豊富に含んでいます。さらに食物繊維も入っているだけでなく、抗酸化によいビタミンEや骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウムも豊富です。
ところで、葛粉から作られる和菓子である「葛餅(くずもち)」と関東のくずもちは、製法や歴史的経緯などが少し違っています。葛餅は水で溶いた葛粉に砂糖を加えて火にかけたものをよく練って、よく練って冷やして固めたものです。
インナーマッスルのために食べる
そしてくずもちは、そのものにも栄養成分が詰まっています。おもに関東で食べられるくずもちは、小麦粉のでんぷんを発酵させて作った発酵食品です。発酵食品に含まれる乳酸菌による整腸作用で、免疫力を高める効果があります。
発酵食品ではありませんが、きな粉の栄養については変わりません。その意味では、葛餅もインナーマッスルに最適なおやつといえるでしょう。
ちなみに、関東のくずもちは川崎大師のほか、東京の池上本門寺と亀戸天神の名物です。近くに立ち寄ったときには、インナーマッスルのために食べるのをオススメします。
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