筋トレといえば「スクワット」。じつは「インナーマッスル」を鍛えられるだけでなく、ダイエットにも効くスクワットの方法があります。いわゆるスクワットは足を軽く開いて体を前傾させ、ひざを深く曲げて行います。しかし、筋トレダイエットに向いているスクワットはちょいアレンジが必要です。そのやり方法を詳しく紹介しましょう。
筋トレで代謝を上げてダイエット体質
筋トレダイエットに効くスクワットは、通常のスクワットと少し違います。床に対して背骨を垂直にして、本当に腰掛けるようにひざを曲げていくのです。
実際には、姿勢が垂直を保てないと思うギリギリのところまで、ひざを曲げていきます。もう限界…というところまで来たら、元の姿勢に戻りましょう。普通のスクワットと違って、姿勢を垂直に保とうとするため筋トレの効果が高いのです。
やってみるとわかりますが、通常のスクワットと比べてお腹の奥にある筋肉が使われている実感があるはずです。このインナーマッスルを筋トレすると基礎代謝量レベルが上がり、自然とダイエット体質になっていきます。
骨盤が地面に垂直になることを意識
具体的なちょいアレンジスクワットのやり方を紹介しましょう。まず両足を肩幅よりやや狭めに広げてください。このとき両手を前に上げておきます。次に、骨盤が地面に垂直になることを意識してひざを曲げていきます。
これ以上は無理…というところまで曲げたら、今度はゆっくりとひざを伸ばしてください。曲げるときは息を吸い、伸ばすときには息を吐くようにします。これを1日5回ほど行えば、徐々にポッコリお腹が減少してくはずです。
インナーマッスルを鍛えることは、基礎代謝レベルを高めることになります。このちょいアレンジしたスクワットで筋トレして、自然と痩せていくダイエット体質を目指しましょう。
筋トレダイエットに効くスクワット
筋トレダイエットで基礎代謝量を上げるなら、太ももの筋肉を鍛えるのが効果的。太ももには全身の4割の筋肉が集中しているからです。太ももを鍛えるちょいアレンジスクワットを紹介しましょう。
椅子を用意して、一歩離れて立ちます。右脚立ちになって、左脚を座面の上に置いてください。この体勢から、ゆっくり右膝を曲げながら、両手で太ももや膝の両側を触れるのです。そして、膝を伸ばしながら元に戻ります。
最初は無理をせず、曲げられるところまででOK。慣れてきたらすねやつま先の両側に触れるまで膝を曲げます。10回×3セットが目一杯になるくらいまで膝を曲げるように調整しましょう。
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