上半身と下半身を結ぶ重要な筋肉である大腰筋は、インナーマッスルであるがゆえに触ることができません。しかし、人間でなければ見ることも触ることも簡単。じつは大腰筋は牛肉や豚肉の部位でいうヒレ肉だからです。やわらかな赤身肉のヒレ肉は大腰筋の特徴をよく表しています。
大腰筋は上半身と下半身を結ぶ
大腰筋は上半身と下半身を結ぶ重要なインナーマッスル。スポーツなどの運動能力を高めるには、大腰筋の活性化がとても大切です。
というのも、私たちの上半身と下半身は、骨で考えると背骨と骨盤で結ばれています。これを筋肉で考えると、上半身と下半身は大腰筋によって結ばれていることになるからです。
大腰筋は背中のやや下あたりにある腰椎の両側から出て、大腿骨の付け根にある小転子というところまで伸びています。私たちの筋肉で、上半身と下半身にまたがっているのは大腰筋だけです。
大腰筋は牛肉や豚肉でいうヒレ肉
このため、大腰筋は長い上に太い筋肉。そして、姿勢を作るインナーマッスルのなかでも、もっとも重要な筋肉といえるのです。
インナーマッスルである大腰筋はなかなか触れることができない筋肉。しかし、人間のものでなければ簡単に見ることができます。
大腰筋は、牛肉や豚肉の部位でいうヒレ肉。脂身のないやわらかな赤身肉のヒレ肉は、太くて長く結合組織が少ない大腰筋だからこその特徴を備えているというわけです。
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