筋トレダイエットには即効性があります。筋トレ後すぐに脂肪の燃焼が始まるからです。そこで、筋トレダイエットによって脂肪が燃焼するメカニズムを見ていきましょう。脂肪燃焼メカニズムを理解しておくと、筋トレダイエットの即効性がさらに効果的になるからです。
筋トレダイエット効果は2日間持続
筋トレを行うと、筋肉は熱を帯びます。熱はエネルギーによって作られるものですから、熱が産出されている間はそのぶんエネルギー消費が多くなるのです。
一般的に筋トレ後は、38~48時間ほど熱のある状態が続きます。そのあいだ、ふだんより5%も多くエネルギーが使われるのです。つまり筋トレダイエットの効果は、筋トレ直後から2日間も持続するのでした。
筋トレダイエットによる脂肪の燃焼は、成長ホルモンの分泌も好影響を与えます。通常、成長ホルモンは就寝後に分泌されるものですが、筋トレを行うとその直後にも大量に分泌されるのです。
筋トレダイエット効果をパワーアップ
この成長ホルモンは脂肪を分解するという点において強力な効果を発揮。しかも分泌されてから最低でも5時間は、脂肪の分解を促進し続けます。
体脂肪は脂肪細胞の中でトリグリセリドという形で蓄えられています。成長ホルモンは、このトリグリセリドを脂肪酸とグリセロールという2つの物質に分解するのです。
ただし、この時点では体脂肪をエネルギーとして利用しやすくしただけの状態。この体脂肪を消費するためには、脂肪酸を燃焼させることが必要になります。
そして、この脂肪酸を効率よく燃焼するためには有酸素運動がもっとも効果的。このためダイエットでは、筋トレ後に有酸素運動が推奨されているのでした。筋トレダイエット効果は、有酸素運動でさらにパワーアップするのです。
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