食べて中性脂肪の数値を改善して、血管を若返らせてくれるスーパー食材があります。毎日の生活に取り入れるだけで、中性脂肪を自然に減らすことができる栄養素がEPAとDHA。青魚などに多く含まれる油です。EPAとDHAの量がトップクラスに含まれているのが「さばの水煮缶」になります。
中性脂肪を減らす魚の水煮缶の秘密
EPAとDHAは肝臓で中性脂肪が合成されるのを抑えるほか、血管を柔らかくして若返らせる効果も期待できます。ただし、EPAとDHAには非常に酸化されやすいというのが難点。空気に触れるとすぐに変成して効果がなくなってしまうのです。
そこで、中性脂肪を減らすために活用したいのが「魚の水煮缶」。魚の水煮缶が中性脂肪を減らすのに効果がある秘密は、その製造工程にあります。そこで、魚の水煮缶の製造工程を見てみましょう。
まず缶のなかに生の魚の身を入れて、薄い塩水をかけて味付けします。そのあと、缶のなかの空気を抜いて密閉し、高温で蒸し上げていくのです。魚は空気に触れずに調理されるため、EPAもDHAも酸化することなく缶のなかに保存されるのです。
中性脂肪を減らす栄養素ならさば缶
そんな魚の水煮缶のなかでも、中性脂肪を減らすのにとくにおすすめがさば缶。Eさば缶はEPAやDHAといった栄養素をたくさん含んでいます。さばはさまざまな青魚のなかでも、EPAとDHAの量がトップクラスです。
実際、魚の水煮缶に含まれるEPAの量では、1位がマイワシの1,200㎎、2位がさばの930㎎、3位がカラフトマスの630㎎となります。一方でDHAの量では、1位がさばの1,300㎎、2位がマイワシの1,200㎎、2位がカラフトマスです。とくにDHAは、さば缶にもっとも多く含まれています。
しかも、さばの水煮缶はスーパーやコンビニでも手に入りやすく、値段が安いことも魅力。1缶の3分の1程度で、1日に必要なEPAとDHAが摂取できます。まさに中性脂肪を減らすスーパー食材なのです。
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