いまや自宅にソファがあるのは当たり前。ソファでくつろぐことが日課となっている人も多いでしょう。しかし、ソファに座る習慣は下腹部の筋肉に悪影響を及ぼします。じつは下腹部のぽっこりお腹を促進しているのがソファに座る姿勢。逆にいえば、下腹部の筋トレはソファを使わないだけでOKなのです。
下腹部の筋トレはソファをやめるだけ
ソファのように座面が低くてクッション性があるイスに座ると、どうしても腰が丸くなって下腹部が出る姿勢になるもの。そうすると骨盤を長時間、後傾させることになります。
人間の骨盤は通常、少し前傾しているもの。しかし、ソファに座ることが習慣化すると、骨盤がだんだん後傾してきます。すると、内臓の位置が下のほうにずれてきて、下腹部のぽっこりお腹を形成してしまうのです。
加齢や運動不足によってお腹に脂肪はつきますが、ソファで骨盤を後傾させることでも下腹部のぽっこりお腹を促進しています。そんなぽっこりお腹を解消するのが下腹部の筋トレ。じつはソファの利用をやめるだけで下腹部の筋トレは可能です。
下腹部の筋トレは骨盤を立てて座る
下腹部の筋トレといっても、スポーツジムに通う必要はありません。ふだんの座る姿勢に気をつけるだけで十分です。ポイントはお尻にある左右の坐骨に体重を乗せるように骨盤を立てて座ること。骨盤が正しく前傾して背骨がまっすぐ伸びます。
こうすることで、腹筋や骨盤まわりのインナーマッスルが自然と使われるというわけ。立派な下腹部の筋トレです。しかもインナーマッスルは内臓の位置を修正してくれる効果もあるため、下腹部のぽっこりお腹に効果を発揮します。
とはいえ、いきなりソファに座るのをやめるのは難しいところ。下腹部の筋トレを心がけるなら、ソファに座る時間を1日1時間以内にするなどの工夫しましょう。普通のイスに座るときに正しい姿勢を意識すれば、下腹部の筋トレは十分です。
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