「舞台を観劇をしたいな」そんなときにおすすめなのは、やはり東京!
特に、日比谷には舞台観劇に最適な劇場がたくさんあります。ミュージカル界で人気の名作や新作ミュージカルを日々上演しているので、日比谷は舞台ファンにとっては最高の場所です。
本記事では、舞台観劇好きな筆者が、個人的な見解も交えておすすめの劇場をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※本テーマは2記事に分けてご紹介します。【Part2】もお楽しみに!
おすすめの劇場~日比谷編~
帝国劇場
1つ目にご紹介するのは、帝国劇場。千代田区にある劇場で、 1911年に開館した歴史ある劇場 です。舞台俳優たちは「帝劇に立つのが夢」と語るほど、 帝国劇場は舞台俳優たちにとって憧れの場所。
東京メトロ有楽町駅のB3出口から直結なので、雨に濡れることなく劇場に行けるところがおすすめポイントです。ロビーは重厚感があり、歴史を感じさせます。行くだけでスッと背筋が伸びる感覚があるでしょう。
ただし劇場が古いこともあり、個人的には 座席がすこし堅め だと思いました。長時間座ることで腰が痛くなる可能性もあるので、薄いクッションなどを挟むとよいでしょう。(あまり分厚いクッションだと、後方のお客様の視界を妨げることになるので、様子を見てください)
また、 座席と座席の間がかなり狭いので、大荷物の場合はロッカーに預けるなどの工夫が必要でしょう。
なお、2025年には帝国劇場と帝劇ビルがリニューアルされるため、劇場は一時的に休館することが発表されています。
帝国劇場
- 住所:東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
- TEL:03-3213-7221
- アクセス:(都営三田線)日比谷駅下車0分/(有楽町線)有楽町駅下車0分/(日比谷線)日比谷駅下車4分/(千代田線)日比谷駅または二重橋前駅下車4分
- 座席数:1,897席
- 営業時間:演目によって異なる
https://teigeki.tohostage.com/index.html
東京宝塚劇場
2つ目にご紹介するのは、東京宝塚劇場。 1934年、東京での宝塚歌劇作品の上演拠点として誕生しました。 1998年に建て替え工事が行われ、2001年にリニューアルオープン。シャンデリアと赤い絨毯、宝塚歌劇の舞台に登場するような大階段がお出迎えしてくれるので、劇場に入った瞬間から宝塚歌劇の世界に入り込むことができます。
2階には 喫茶・ラウンジである「 Café de Repos(カフェ ド ルポ) 」があり、東京宝塚劇場限定デザートなどを販売していますよ。
客席は段差がついたちどり配列なので、どの座席からも舞台が見やすいところもポイント! 宝塚大劇場(兵庫県)で約1カ月半公演された作品を、東京宝塚劇場で公演するので、 宝塚大劇場よりも役者にも余裕が出てきて、アドリブなどが増えるという特徴があります。
また、劇場の正面にある日比谷シャンテには、宝塚歌劇グッズショップ「 Quatre Reves (キャトルレーヴ) 」があり、定期的に宝塚歌劇とコラボした衣装展示会も開催されています。劇場の外にも、宝塚歌劇を楽しめる場所があるところがポイントです。
東京宝塚劇場
- 住所:東京都千代田区有楽町1‐1‐3
- TEL:0570-00-5100
- アクセス:JR有楽町駅 日比谷口から徒歩5分
- 座席数:2,069席
- 営業時間:10:00~18:00(月曜定休)
日比谷シアタークリエ
3つ目にご紹介するのは、日比谷シアタークリエ。 2007年にオープンした比較的新しい劇場 ですが、かつて同じ場所には芸術座(1957年開館・2005年閉館)がありました。上記でご紹介した東京宝塚劇場の正面にある劇場で、東宝株式会社が所有している劇場です。18階建ての東宝シアタークリエビルの1階と地下1、2階に劇場があり、ストレートプレイからミュージカル、コンサートまでさまざまな舞台を上演しています。客席数は611席なので、 客席と舞台の距離が非常に近く、臨場感を味わいながら観劇できる点が、シアタークリエの強みといえるでしょう。
余談ですが、以前東京宝塚劇場に宝塚作品を観劇に行った際、シアタークリエの前にジャニーズのファンの方が並んでいたことがありました。宝塚ファンとジャニーズファンが入り混じって、劇場前は人ごみになっていましたが、それぞれがオシャレをして劇場に集う姿を見て、無性にワクワクしたことを覚えています。
日比谷シアタークリエ
- 住所:東京都千代田区有楽町1-2-1
- TEL:03-3591-2400
- アクセス:千代田線 日比谷駅 A13出口より徒歩2分/日比谷線 日比谷駅 A4出口より徒歩3分/地下鉄銀座駅 C1出口より徒歩5分/JR有楽町駅 日比谷口より徒歩7分
- 座席数:609席
- 営業時間:演目によって異なる
日生劇場
4つ目にご紹介するのは、日生劇場。有楽町の日本生命日比谷ビルの中にある日生劇場は、 1963年に開館した歴史ある劇場。2023年に60周年を迎えました。 螺旋階段や赤い絨毯などがあり、全体的に趣のある劇場なので、クラシックな気分を味わうことができるでしょう。お手洗いが少ないので、開演時間の直前に行くのではなく余裕を持って行くことをおすすめします。
また、正面には帝国ホテルがあり、ランチやアフタヌーンティーを楽しむこともできます。日生劇場での観劇前後に優雅なひと時を過ごしてみてください。
日生劇場
- 住所:東京都千代田区有楽町1-1-1
- TEL:03-3503-3111
- アクセス:日比谷駅A13出口より徒歩1分/日比谷駅A11出口より徒歩3分/都営三田線日比谷駅地下連絡通路より徒歩7分
- 座席数:1,330席
- 営業時間:演目によって異なる
https://www.nissaytheatre.or.jp/
おすすめの劇場~池袋編~
東京建物 Brillia HALL
池袋のおすすめの劇場1つ目は、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)。 豊島区が東池袋の旧豊島公会堂跡地に設置した公立劇場で、2019年11月に開館しました。 建物全体が洗練されたシンプルなデザインで、都会的な印象を与える劇場です。ミュージカルや大型商業演劇、伝統芸能等さまざまな舞台を公演しています。池袋駅から徒歩で行ける距離なので、池袋駅周辺でお買い物や食事をしつつ、観劇できるところがおすすめポイント。
開館当初は「2階と3階のバルコニー席が見えづらい」というクレームが出ていたのですが、 2022年から2023年にかけて改修工事が行われ、現在は舞台全体が見えやすい劇場となっています。
東京建物 Brillia HALL
- 住所:東京都豊島区東池袋1-19-1
- TEL:03-5924-6611
- アクセス:JR線・東京メトロ(丸ノ内線、有楽町線、副都心線)・西武池袋線・東武東上線 池袋駅東口(北)32番出口より徒歩4分
- 座席数:1,248席(オーケストラピット使用時1,139席)
- 営業時間:演目によって異なる
東京芸術劇場
池袋のおすすめの劇場2つ目は、東京芸術劇場(Tokyo Metropolitan Theatre)。 1990年に開館した劇場で、2011年にリニューアルオープンしました。 さらに、2024年9月30日から2025年7月まで設備更新工事のために休館を予定しています。大ホールではオーケストラ、中ホールではミュージカルやバレエが上演されることが多く、小ホールは多目的ホールとして使用されることが多いです。
劇場の1階にはシアターアートショップがあり、芸術劇場ならではのアイテムが多数販売されている ので、観劇のついでにお買い物をするのもよいでしょう。
東京芸術劇場
- 住所:東京都豊島区西池袋1-8-1
- TEL:03-5391-2111
- アクセス:JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分
- 座席数:大ホール 1,999席/中ホール 834席/小ホール1 272~324席/小ホール2 195~278席
- 営業時間:9:00~22:00(受付時間)※休館日を除く
舞台観劇するなら東京がベスト!
東京にはさまざまな劇場があります。 劇場ごとに纏う雰囲気やカラーが異なるので、同じ演目でも劇場によって楽しみ方が変わるといっても過言ではありません。
ぜひご自身の好きな劇場を見つけてみてくださいね。
https://www.veltra.com/jp/japan/tokyo/?sid=1554
もえ
余暇プランナー
愛知県在住のWEBライター。元DOUTORコーヒーショップ店員。趣味は舞台観劇・読書・カフェ巡り・旅行など。観劇前後にカフェを巡って、読書をするのが好きです。友人と旅先のカフェに入ると、つい時間を忘れておしゃべりしてしまうことも…(笑)こちらのサイトを通して、素敵な旅をアシストできる情報をお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願いします!