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固まったはちみつを今すぐ溶かす方法3つ!固まる原因や対策も解説【管理栄養士監修】


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使いかけのはちみつが固まってしまい、お困りではありませんか?
今すぐ「固まったはちみつ」を戻す方法をご紹介しましょう!

また、どうして固まってしまうのか「もしかして本物じゃないから?」などと考えてしまうこともありますよね。

今回の記事では「固まったはちみつの溶かし方」「固まる原因と対策」について、管理栄養士が解説します。

【今すぐ戻す】固まっても食べられる!固まるはちみつの溶かし方3つ

はちみつが固まっていると「食べられないのでは?」と思うかもしれませんが、はちみつの成分が変化しただけであるため、食べても問題ありません。

固まったはちみつは熱を加えることで溶け、「電子レンジ」「湯せん」または「そのまま使う」方法があります。

この3つについて、やり方を詳しく紹介しま。

一番簡単!電子レンジで加熱する

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もっとも簡単で一番早く溶けるのが「電子レンジ」で加熱する方法です。

容器ごと電子レンジにかけると変形や破損につながる恐れがあるため、使いたい分だけ小皿に移して加熱しましょう。

固まったはちみつをスプーンで削るようにすくい、使う分だけ小皿に移します。

チューブタイプの容器の場合は、チューブの部分を外してスプーンですくいましょう。

スプーンですくいづらい場合は、容器ごとお湯につけると周りが溶けてくるため、すくいやすくなります。

ラップはかけずなるべく低いワット数(150~200W)にし、10~20秒ほど、少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。

加熱しすぎるとはちみつの風味が損なわれてしまうため、注意してくださいね。

はちみつの風味をキープ!湯せんする

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はちみつが入った容器ごとお湯につける「湯せん」は、少し時間がかかりますが、はちみつの風味を損なわずに溶かせます。

30分〜1時間ほどつけておくと、元の状態に戻ります。

ボウルや鍋などに45〜60度のお湯を張り、はちみつを容器ごとつけましょう。

給湯器の温度設定を利用するか、熱湯と水を半々で割ると45〜60度になります。

瓶でも、プラスチック製の容器でも、どちらでも同様のやり方で大丈夫です。

はちみつの量が多い場合はなかなか溶けづらいため、途中で清潔なスプーンや箸などで中をかき混ぜるようにしましょう。

なかなか溶けない場合に!そのまま使う

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ガチガチに固まったはちみつは、温めても溶けない場合や、溶かすのに時間がかかる場合があります。

その場合は「そのまま食べる(使う)」方法もおすすめです。

料理の味付けに使う場合は、鍋やフライパンにそのまま固まったはちみつを入れてOKです。

また温かい飲み物に入れると、熱で溶けてくれますよ。

またはそのままパンに載せたりヨーグルトにかけたりして、あえてジャリジャリした食感を楽しむ方法もあります。

なかなか溶けない場合や溶かすのが面倒な場合は、ぜひ試してみてくださいね。

はちみつが固まる原因

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固まったはちみつは食べても問題ありませんが、そもそもどうして固まるのでしょうか?

理由を解説します。

温度が低いと結晶化する

はちみつに含まれるブドウ糖は、15~16度以下と低い温度になると結晶化してしまいます。

また、はちみつは糖度が高い食品であり、ブドウ糖が結晶になりやすい性質も関係しています。

特に寒い時期は固まりやすくなるため、のちほど紹介する対策を参考にしてみてください。

はちみつの種類によって固まりやすいものがある

はちみつは種類によりブドウ糖の含有量が異なるため、ブドウ糖が多いはちみつは固まりやすくなります。

具体的に、固まりやすいはちみつの種類は、ナタネやレンゲなどがあります。

反対にアカシアやトチノキはブドウ糖の割合が少ないため、結晶化しにくいといわれています。

偽物のはちみつは固まりやすい?

「はちみつが固まるのは偽物」といわれることがありますが、これは嘘です。

「はちみつ以外に添加された糖分が固まっているのでは」と誤解されることがありますが、先ほど説明したとおり、白く固まるのははちみつの成分によるものです。

はちみつ類以外のものが加えられていない「純粋はちみつ」が“本物”といわれ、はちみつ以外に糖分が添加された「加糖(加工)はちみつ」は“偽物”といわれることがありますが、固まるかどうかは関係ありません。

また、はちみつに糖分が加えられている場合は、原材料名に必ず記載されています。

よく使うはちみつがどちらであるか知りたい方は、パッケージを確認してみましょう。

※参照:農林水産省「はちみつが白く固形状になるものとならないものがあるのはなぜですか。また、白くなったものを元に戻すことはできますか。」

はちみつが固まるのを防ぐ対策

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固まったはちみつでも溶かせば問題なく使えますが、溶かすのは面倒で、できれば固まらないようにしたいですよね。

固まらないようにする対策法を紹介します。

15度以上で保存する

はちみつは保存温度が低いと固まってしまうため、15度以上になる場所で保存しましょう。

キッチンが冷える場所にある場合は、リビングなど暖房を頻繁につける暖かい部屋で保存するのも方法です。

冷凍庫で保存する

15度以上になる場所での保存が難しい場合は、冷凍庫での保存がおすすめです。

ブドウ糖は温度が低すぎると結晶化しなくなるといわれるため、冷凍庫に入れておくと固まりにくくなります。

冷凍するとやや固い状態にはなりますが、糖度が高いため完全に凍らず、とろっとした状態をキープできるため、使い勝手がよいのもうれしいポイントです。

はちみつがよく固まって困っている方は、冷凍保存を試してみてください。

固まりにくいはちみつを選ぶ

先ほども伝えたとおり、ブドウ糖の割合が低いはちみつは固まりにくくなります。

アカシアやトチノキなどから作られるはちみつを選ぶと、常温保存でも固まりにくく、使いやすいでしょう。

はちみつが固まる原因は温度!溶かし方と対策を知ってムダなく使い切ろう

今回の記事では「固まったはちみつの溶かし方」「固まる原因と対策」について、管理栄養士が解説しました。

はちみつが固まってしまっても、ブドウ糖が結晶化したものであるため、食べても問題ありません。

電子レンジや湯せんで溶かしたり、そのまま食べたりすればOKです!

もう固まらせたくない方は、保存温度に気を付けたり冷凍保存を活用したりして、対策を行ってくださいね。

ぜひ最後まで、はちみつをムダなく使い切りましょう!

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