新型コロナウイルスの感染拡大が始まってもう2度目の春を迎えました。最近は変異株の流行で、これまで比較的安全とされてきた子どもたちの間での流行が懸念されています。まだまだ予断を許さない状況ですね。そこで再度徹底したいのが、手指の衛生管理です。今回は、どこでも気軽に石けんによる手洗いができると人気の、無印の「フィルム石けん」の実力を検証してみました。
まずは効果的な手洗いの方法を復習!
新型コロナウイルス流行当初から手洗いの徹底が叫ばれ、実行してはいるものの、どうしても少し「慣れ」が出てしまい、以前より少しだけいい加減な手洗いになっていませんか?
今は外出先など多くの場所にアルコール消毒液が設置され、加えて携帯用の消毒液を持ち歩いている人も多いはずです。
しかしCDC(米国疫病管理予防センター)の所属の医師によれば、アルコール除菌液はあくまで石けんで手を洗えない場合の次善の策。
手を清潔に保つための基本は、あくまで石けんでしっかりこまめに洗うことだと指摘しています。
結局、石けんを使って手をしっかり洗う→十分に乾いた後にアルコール消毒液を使って滅菌を徹底というのが、手を清潔に保つための理想の方法です。
参照:CDC|Fight Germs. Wash Your Hands (3:00)
石けんを携帯するのって難しい
しかし携帯用にさまざまな商品が販売されているアルコール消毒液と異なり、なかなか携帯に便利な石けんは見つかりません。
もちろん昔から携帯用の小型の固形石鹸はありますが、使い終わった後に濡れたまま持ち歩くわけにもいきません。
かといってケースに入れても、長時間濡れた状態で密封するのは菌やカビの繁殖が気になるところです。
無印で持ち運びできるおしゃれ石けんを発見!
そこで便利なのが、無印のフィルム石けんです。
外寸は5.4×7.5cm、そして重さはわずか約20gなので片手の手のひらにすっぽり収まる大きさで、持ち運びに大変便利です。
フィルム石けんは、無印製品ではおなじみのポリプロピレンのケースに入っているので、見た目もスッキリ、おしゃれな印象です。
使う前に一番心配したのが、薄いフィルム石けんを上手に1枚ずつ取り出せるのか?という点でした。しかし中にスライド式のカバーが付いていて、それをスライドすることで簡単に取り出せ、さらに少し石けんが反っているので上手に1枚ずつ取り出すことができました。
フィルム石けんはどうやって使うの?
実際の使い方ですが、まずは手のひらの上にフィルム石けんをのせます。
そこに水を、少しずつ垂らしていきます。するとフィルム石けんはたちまち溶け始めます。
完全に溶けたところで、通常手を洗うときのように手をこすり合わせると、たっぷりの泡が出てきます。
あとは普通に泡を洗い流せば完了です。泡切れはとてもよく、さっぱりとした洗い上がりでした。
実際に使ってみてこれは意外な効果だなと実感したのが、手洗いを面倒くさがる子どもたちにとっては、理科実験のように楽しみながら手洗いができる点です。
使う時にはここに注意!
濡れた手で触れるとたちまち溶けてしまうので、公園などで子どもたちに使わせる時には、できれば保護者が取り出して、1枚ずつ渡す方が安全なように感じました。
ポーチにインできる石けんでどこでも気軽に手洗い
日本では以前から外出先でも多くの場所に石けんが設置されていますが、小さな近所の公園などではまだまだないところもあります。
無印のフィルム石けんは手のひらサイズで、ポーチにもインできて便利です。
アルコール消毒液だけではなく、石けんを持ち歩くことで、自分や家族の健康を守りましょう!
<商品情報>
商品名:フィルム石けん 24枚入
価格:590円(税込)
※商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。