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どんどん増える子どものおもちゃ。収納にお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで提案したいのが、100円ショップのアイテムを使う「おもちゃ収納DIY」。一級建築士の資格を持ち、DIYが得意な筆者・夏目あや子がご紹介します。
カラーボックスを使ったおもちゃ収納DIY
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今回のおもちゃ収納のベースとなるのはカラーボックス。ここに100円ショップのアイテムをプラスして、使い勝手の良いおもちゃ収納を実現します。
今回の収納DIYのポイントは3つ。
1つ目は、カラーボックスに引き出しをDIYすることで子どもがおもちゃを取り出しやすく、片付けやすいこと。
2つ目は浅いボックスを使い、ボックス内が見渡せるようになることで子ども自身がおもちゃを選びやすいこと。
最後は難しい工具は使わず簡単に作れることです。
材料と作り方
- カラーボックス(今回は3段のものを使用)
- 収納ボックス 大
- 角材(1.5cm) 2本
- 合板 2枚
- 耐水シール(お好みで)
カッター / 強力接着剤 / アクリル絵の具(ペイントはお好みで)
1. 角材、合板をカッターでカットする
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角材はカラーボックスの奥行きに合わせてカット。やわらかい素材なので、切り込みを少しずつ入れるとカッターでもカット可能。合板はカラーボックスの中板のサイズに合わせてカットする。同じ場所を何度かなぞるよう切るとカットできる。
※カッター利用の際には手を切らないよう取り扱いに十分注意。
2. 角材をペイントする
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最近は100円ショップでアクリル絵の具が売られているので、好みの色を用意する。ナチュラルな木の雰囲気が好きな場合は塗らなくてもOK。
ペイントする時にはクッキングペーパーを敷き、「キッチンスポンジ」をカットしたもので塗るのがおすすめ。使い終わったら捨てるだけなので後片付けが楽ちん。
3. 角材をカラーボックスに接着し、合板をのせる
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強力接着剤を使って、角材をカラーボックスに接着。接着剤は、瞬間強力接着剤が接着力がありおすすめ。手につかないようご注意を。
写真のようにカラーボックスの中に収納ボックスを置き、その上に角材をのせて接着位置を決める。合板をのせたらもう完成!
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収納ボックスの中に何が入ってるのか子どもがわかるように、ラベリングしておくのがおすすめです。
100円ショップなどで売られている「耐水シール」はきれいにはがすことができるので、新しいシールに変えるときも便利です。ラベルには、絵とひらがなを書いておくと小さな子どももわかりやすくなります。
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子どもが自然と片付けしてくれる簡単収納ボックス。角材に塗る色を変えるなど、おうちに合わせてアレンジできるので、ぜひ作ってみてださいね。
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