バレンタインには、ハートモチーフの料理を作ってみませんか。甘いものが得意でなくとも、ハートモチーフの料理ならきっと喜んでくれるはず。今回はイベントメニューらしく、ちょっぴりおしゃれなレシピを3品紹介します。チョコレート以外でもバレンタインを楽しみましょう。
「ハートのカルツォーネ」
作るのが難しそうに思えるイタリア風のピザ、カルツォーネ。ですが、実はパンを作るよりずっと簡単に作れます。今回は生地にトマトジュースを加えて真っ赤なハートをイメージ。ぷっくりと膨らんだハートの形がかわいい一皿です。
材料(4人分)
カルツォーネ生地
強力粉 250g / ドライイースト 3g / 砂糖 大さじ2 / 塩 小さじ1/2 / トマトジュース 100cc / 水 60cc / オリーブオイル 大さじ2 / 牛乳 適量 / リーフレタス 適量 / ケチャップ 適量
具
ピザ用チーズ 適量 / ミートソース 大さじ4 / トマト 1個 / ソーセージ 4本
※トマトとソーセージは厚さ3~5mm程度にスライスしておく
作り方
1. ボウルに強力粉とドライイースト、砂糖、塩を入れる。別に用意した耐熱容器にトマトジュースと水を入れて電子レンジ(600W)で40秒加熱し、先ほどのボウルに加えてスケッパーなどで混ぜ合わせる。
2. 2~3分混ぜたらオリーブオイルを加え、5分程度手でこねてひとまとめにする。
3. ボウルにラップをして、40分~1時間程度温かい部屋で発酵させる。
4. 2倍程度の大きさに発酵したら、もう一度軽くまとめなおす。まな板に強力粉(分量外)をふりかけてから取り出し、包丁で4等分する。
5. それぞれを丸くなるようにまとめたら、麺棒で厚さ4mm・長さ20cm程度の楕円形にのばしていく。
6. のばした生地を天板に敷いたオーブンシートの上に置き、中央より手前側のスペースにピザ用チーズ、ミートソース、トマト、ソーセージ、ピザ用チーズの順に具材をのせる(生地の端は1cm程度あけておく)。奥側の生地を手前側に折る。
7. 生地の端を指かフォークで押さえてくっつける。表面にハケで牛乳を塗り、200度に予熱したオーブンで15分程度焼く。
8. 皿に移してリーフレタスを添え、ケチャップでハートを皿に描いたら完成。
「ハートのサーモンテリーヌ」
おしゃれな洋食メニューのテリーヌですが、家でも作りやすいレシピに仕上げました。ハートの型で抜いて爽やかなレモンマヨネーズソースを添えたら、バレンタインにピッタリなごちそうメニューの完成です。
材料(2人分)
サーモン切り身(皮は取り除く) 130g / 生クリーム(植物性) 80cc / たまご(M寸) 1個 / 顆粒コンソメ 小さじ2 / ベビーリーフ 適量 / トマト 適量
ソース
マヨネーズ 大さじ2 / レモン汁 小さじ1 / バジル(乾燥) 小さじ1/2 / ピンクペッパー 適量
※バジルは生の物でもOK。その場合は葉1~2枚程度をみじん切りにして加える。
作り方
1. 包丁でぶつ切りにしたサーモンと生クリーム、たまご、顆粒コンソメをフードプロセッサーかミキサーにかけて滑らかにする。
※フードプロセッサーやミキサーがない場合は、すり鉢でなめらかになるまでする。
2. 幅が広めのタッパーに流し入れて平らにならしたら、ラップをして電子レンジ(600W)で3分程度加熱する。
3. 粗熱が取れたらハートの型で抜いて皿に盛り付ける。
4. マヨネーズ、レモン、バジルを混ぜ合わせてレモンマヨネーズソースを作り、4の横に添え、ピンクペッパーを散らす。ベビーリーフとカットしたトマトを添えたら完成。
「ハートを添えた人参ポタージュ」
愛情も栄養もたっぷりな人参のポタージュは、大切に思う人へぜひ作ってもらいたいメニュー。クリーミーでとってもおいしいスープです。仕上げに生クリームでハートを描いて、さぁ召し上がれ。
材料(4人分)
人参 1本 / 玉ねぎ 1玉 / バター 15g / 水 400cc / 顆粒コンソメ 小さじ2 / 生クリーム(植物性) 100cc / 飾りの生クリーム 適量
作り方
1. 人参と玉ねぎはそれぞれ包丁で1cm角程度に切る。玉ねぎを鍋に入れ、バターを加えて中火にかける。
2. 玉ねぎにバターがなじんだら人参も加えて一緒に炒めていく。
3. 5分程度炒めたら、水と顆粒コンソメを加えて強火で煮ていく。
4. 沸騰したら弱火にし、蓋をして10分程度煮る。
5. ハンドブレンダーかミキサーにかけて滑らかにする。無い場合はザルやこし器で2回ほどこす。
6. 生クリームを加えて軽く温めなおしたら、スープ皿に盛り付ける。生クリームをスプーンで数滴落とし、竹串で生クリームの中央から線を引くようになぞってハートの形にして完成。
バレンタインにぴったりな、ハートモチーフのレシピ3品を紹介しました。どれも簡単に作れてちょっぴり特別感のあるメニュー。大切な人へぜひ作ってみてください。