日本(琉球)初の蒸留酒であり、600年以上の歴史を誇る泡盛。最近ではソーダ割など新しい飲み方も提唱されており、沖縄では若い人も泡盛を楽しむようになっています!
【10/3~10/9】新ブランドのお酒が続々!今週新発売の注目のお酒商品まとめ
そんな注目の泡盛の中から、クオリティやコストパフォーマンスを考慮しnomoooが独自に厳選した、現在人気のある商品ランキングtop20を発表します!
「泡盛に興味があるけど、どれを買ったら良いか分からない...」という方や、「人気の泡盛ぐらいは、お酒好きとして知っておきたい!」という方などは、是非、この記事を参考にしていってくださいね!
目次
- そもそも泡盛とは?
- 20位:まさひろ酒造 島唄黒パック 30度
- 19位:美ら蛍 30度
- 18位:宮里 カリー春雨 30度
- 17位:今帰仁酒造 泡盛 千年の響 長期熟成古酒
- 16位:池原 白百合 30度
- 15位:久米仙酒造 奴樽蔵
- 14位:請福酒造 直火請福泡盛
- 13位:忠孝酒造 忠孝3年古酒
- 12位:八重泉 古酒 八重泉
- 11位:瑞泉酒造 青龍 30度
- 10位:暖流 琥珀伝説 樫樽熟成古酒 30度
- 9位:松藤 粗濾過 44度
- 8位:菊之露酒造 菊之露 5年古酒
- 7位:ヘリオス酒造 樫樽3年熟成古酒 くら
- 6位:久米島の久米仙 パック
- 5位:有限会社比嘉酒造 残波ホワイトパック
- 4位:松藤 3年古酒
- 3位:島唄ゴールド
- 2位:瑞泉酒造 古酒 43度
- 1位:菊之露酒造 サザンバレル 25度
- まとめ
そもそも泡盛とは?
日本最古の焼酎!?本格焼酎のルーツ
正確な起源は明らかになっていないものの、泡盛は日本初の蒸留酒として語られることの多い歴史あるお酒です
今では、誰もが楽しめるお酒になりましたが、古くは王族をもてなすための高級酒として重宝されていたのだそう。18世紀頃には、琉球の王府が製造を管理するようになり、「首里三箇」と呼ばれる限られた地域でしか製造が許可されていなかっただでけでなく、一般庶民が口にすることさえもゆるされなかったのだとか。
泡盛についてもっと深く知りたいという方は、以下の記事を読んでみてください!
リンク:知れば知るほどもっと美味しく飲める!泡盛の基礎知識~その1~
泡盛ってどんな味?
ジャポニカ米を原料とし、白麹を用いる焼酎と違い、泡盛は基本的にはタイ米を原料とし、黒麹菌を使い全麹仕込みで作り上げる蒸留酒です。
広い意味では米焼酎に属しますが、一般的な焼酎よりも風味が甘いのが特徴。パンチがあり、かつ濃厚な仕上がりの銘柄が多いです。
ちなみに、3年以上貯蔵した泡盛は古酒(クース)とも呼ばれます。甕や瓶でゆっくりと熟成させることで、新酒にはない深みのある味わいになるため、ストレートやロックで飲む際は古酒を好む方が多いのも特徴です。
それでは、上記を踏まえて人気の泡盛ランキングTop20をみていきましょう!
※こちらのランキングは、Googleのキーワード検索回数による注目度、複数の大手通販サイトにおける人気ランキング、nomoooの自社サイト内における検索の多さなど、複数の基準値をもとに独自に選定しているものになります。あくまでこのランキングは、参考の1つとしてご理解ください。
おすすめの泡盛ランキングTop20
20位:まさひろ酒造 島唄黒パック 30度
「まさひろ酒造 島唄黒パック 30度」は、泡盛らしさが全開に出た泡盛です。
黒麹ならではの深みとキレ、かつスッキリとした飲み口を楽しめる華やかな仕上がりが特徴。豆腐や豚を使ったアテと相性抜群の、食中酒としてもオススメの一品です。
アルコール度数は30%。オン・ザ・ロックや水割り、またお湯割りで味わってみても美味しく楽しめます。
19位:美ら蛍 30度
「美ら蛍 30度」は、水に恵まれた島"久米島"の米島酒造が誇る、代表銘柄の一つに数えられる泡盛です。
スッキリとした口当たりと柔らかく甘い味わいが特徴。綺麗な酒質が生み出す、儚く消える余韻の美しさは同酒造ならではです。
18位:宮里 カリー春雨 30度
「宮里 カリー春雨 30度」は、一般酒でありながらも古酒のような味わいを目指した泡盛です。
甘い香りとなめらかな口当たり、綺麗な酒質であることを感じさせる柔らかな味わいが特徴。ちなみにカリーは嘉例と書き、沖縄の方言でめでたいことを指しています。ギフトにもピッタリですね!
17位:今帰仁酒造 泡盛 千年の響 長期熟成古酒
「今帰仁酒造 泡盛 千年の響 長期熟成古酒」は、樫樽で貯蔵した長期熟成古酒です。
どこか洋酒を思わせる、独特の上品な味わいが特徴。アルコール度数は25%なので、水割りや炭酸割りで爽快に楽しむのも良いですが、洋酒を意識し、ストレートやオン・ザ・ロックでしっかり味わうのもオススメです。
16位:池原 白百合 30度
「池原 白百合 30度」は、老麹の使用、地釜(直火釜)での蒸留、添加物なしの100%天然醸造により作り上げられた泡盛です。
爽やかな香りとまろやかな口当たり、ほんのりと甘い味わい特徴。独特な風味で多くの人を虜にする、まるで白百合のような一品です。
15位:久米仙酒造 奴樽蔵
「久米仙酒造 奴樽蔵」は、バーボン樽に貯蔵し熟成させた泡盛の原酒がベースの一品です。
ウィスキーやブランデーに引けを取らない、まろやかな風味がありながらもアルコール度数は25%。口当たりは軽く、オン・ザ・ロックや水割り、炭酸割りとの相性は抜群です。
14位:請福酒造 直火請福泡盛
「請福酒造 直火請福泡盛」は、請福酒造が独自の直火釜蒸留で作り上げた泡盛です。
泡盛が本来持つ旨味を突き詰めた一品。最新技術を取り入れながら伝統技術も使い続ける、請福酒造ならではの味わいを存分に楽しめます。
13位:忠孝酒造 忠孝3年古酒
「忠孝酒造 忠孝3年古酒」は、忠孝酒造を代表する泡盛です。
古酒ならではの芳醇な香り、濃厚でまろやかな味わいが特徴。自社窯を持つだけでなく、貯蔵用の酒甕も作ってしまう、忠孝酒造の徹底的な貯蔵・熟成に対するこだわりが分かる一品です。
12位:八重泉 古酒 八重泉
「八重泉 古酒 八重泉」は、伝統的な直火釜蒸留製法で作られた泡盛の原酒を、3年貯蔵させた熟成古酒です。
円熟したコク深い味わいが特徴。アルコール度数は44%で、オン・ザ・ロックや水割り、炭酸割りなど様々な飲み方で楽しめます。
11位:瑞泉酒造 青龍 30度
「瑞泉酒造 青龍 30度」は、熟成古酒のブレンドで作ったベースの泡盛に、3年熟成古酒を継ぎ足し熟成させた泡盛です。
古酒独特のまろやかさ、スッキリとした甘味が特徴。良い古酒を作るには欠かせない"仕次ぎ"という、伝統的な古酒作りの手法の力を感じられる一品です。
10位:暖流 琥珀伝説 樫樽熟成古酒 30度
「暖流 琥珀伝説 樫樽熟成古酒 30度」は、樫樽で5年熟成させた古酒、タンクで3年熟成させた古酒、そして一般酒をブレンドした泡盛です。
樫樽ならではの甘い風味と、古酒ならではの豊かなコクが特徴。モンドセレクションにて、3年連続で金賞を受賞した一品です。
ランキングでは、各泡盛の受賞歴を書き出すと切りがないので控えますが、最低でも同商品と同等以上の受賞歴、またはnomoooの独自の観点から同等以上だと判断した泡盛を紹介していきます。
9位:松藤 粗濾過 44度
「松藤 粗濾過 44度」は、粗い濾過と、老麹山水仕込みによって仕上げられた泡盛です。
飲めば分かる松藤らしい風味と、力強い味わいが特徴。粗濾過により、古酒に必要な成分が多く残っているので、熟成させて味わうのもオススメです。
崎山酒造廠を代表する一品なので、他の「松藤」にも共通する独特な風味を知りたいなら、まずは同商品を飲んでみるのが良いでしょう。
8位:菊之露酒造 菊之露 5年古酒
「菊之露酒造 菊之露 5年古酒」は、宮古島の硬水で仕込まれた5年熟成古酒です。
芳醇な風味と、これぞ泡盛という味わいが特徴。アルコール度数は40%ですが、熟成によりトゲトゲしさは排除され、まろやかな味わいに仕上がっています。
カルシウムなどのミネラルを多く含んでいる、宮古島の硬水が生み出した、本格的な古酒を味わってみるのはいかがでしょうか?
7位:ヘリオス酒造 樫樽3年熟成古酒 くら
「ヘリオス酒造 樫樽3年熟成古酒 くら」は、北米産ホワイトオークの新樽のみを使用し、樫樽で3年以上熟成させた長期熟成古酒です。
華やかな香り、古酒ならではの深いコクが特徴。600年以上の歴史を誇る泡盛と、洋酒を育てる樫樽の組み合わせにより実現した、エレガントな一品になります。
1991年の発売以来、毎年10万本以上出荷されているロングセラー商品。まだ飲んだことがない方は、是非、その安定の美味しさを楽しんでみてくださいね!
6位:久米島の久米仙 パック
「久米島の久米仙 パック」は、久米島の天然湧き清水で仕込み、伝統的な製法で作り上げられた泡盛です。
ほんのり甘い、爽やかな飲み口が特徴。水割りや炭酸割りで飲むのに最適で、刺身、焼鳥、餃子といった定番のアテとの相性が抜群です。
久米島の久米仙の中でも売れ筋商品であり、地元では支持率No.1だという同商品を味わってみるのはいかがでしょうか?
5位:有限会社比嘉酒造 残波ホワイトパック
「有限会社比嘉酒造 残波ホワイトパック」は、沖縄県内では「ザンシロ」の愛称で親しまれ、県外でも人気を博している「残波ホワイト25度」の、気軽に楽しめる紙パックタイプの一品です。
クリアでクセのない、清らかな味わいが特徴。フルーティな香りと軽快な飲み口から、女性人気も高い泡盛になります。
オン・ザ・ロックでも美味しいですが、水割りにするとより軽快に飲むことができますよ!
4位:松藤 3年古酒
「松藤 3年古酒」は、沖縄随一の軟水と、崎山酒造廠の独特なもろみによって作り上げられた泡盛です。
原酒をじっくりと熟成しており、アルコール度数は43%と高め。豊かな古酒香、しっかりとした旨味を楽しめます。
飲む際は水割りがオススメ。ほとんど濾過をせず、原料の個性を活かした一品で、崎山酒造廠ならではの"蔵のクセ"を感じることができますよ!
3位:島唄ゴールド
「島唄ゴールド」は、泡盛をホワイトオーク樽で寝かせて作り上げられた泡盛です。
オーク樽の上品な香りと、ほのかな甘みが特徴。ゴールドの名に相応しい、美しい琥珀色のリッチな一品になります。
明治16年創業のまさひろ酒造が誇るマスターブレンダーが、一つ一つの原酒を見極め、最適な相性をセレクトすることで生まれる、自慢の泡盛を堪能してみるのはいかがでしょうか?
2位:瑞泉酒造 古酒 43度
「瑞泉酒造 古酒」は、瑞泉酒造の古酒、その基本とも言える泡盛です。
カメ熟成古酒であり、芳醇な香りと深いコク、まろやかな味わいを実現。オリジナル古酒作りのベースとしても使いやすい、抜群の安定感を誇る一品になります。
ストレートやオン・ザ・ロックでも良いですが、濃厚な旨味を持っているので水割りで飲むのがオススメ。その旨味は、肉の旨味と抜群の相性を発揮しますよ!
1位:菊之露酒造 サザンバレル 25度
「菊之露酒造 サザンバレル 25度」は、樫樽で3年貯蔵された菊之露酒造の古酒です。
樫樽独特の香りと甘み、まろやかさが特徴。口に含めば、個性的でありながらも若者でも親しみやすいような、華やかなで美しい酒質が広がります。
琥珀色が物語る深い味わいは、オン・ザ・ロックで楽しむのがオススメ。ですが、ソーダ割りもまた美味しく、スッキリと飲みたい時には良いでしょう。
まとめ
特に人気の菊之露酒造、瑞泉酒造、まさひろ酒造、崎山酒造廠の泡盛は2銘柄ずつ、計16の酒造の泡盛を紹介しました。そして、その中で最低10銘柄が古酒と明言されている商品になります。
この結果から、泡盛の人気の秘密や、自分好みの泡盛を知りたい方は、一般酒と古酒を飲み比べてみるのが効率的と言えるでしょう。
この記事を参考にして、あなたのお酒ライフをより豊かにしてくださいね!