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【G大阪】飛び級昇格の17歳GK荒木琉偉がトップデビュー目指す U-20代表にも意欲


ガンバ大阪の17歳GK荒木琉偉は、今季のトップチームデビューを目指して厳しいトレーニングに励んでいます。荒木は飛び級でプロ契約を結び、トップのGKチームに参加しながら刺激的な日々を過ごしています。彼は2種登録されており、ユースの試合にも出場できますが、トップチームでの活躍を目指しており、「ユースの試合に行かなくてもいいのが1番いい」と語っています。荒木のライバルには東口順昭や一森純といった経験豊富な名手たちがいますが、彼は貪欲に練習でアピールし、早期デビューを狙います。また、2023年にはU-20アジアカップ、さらにはU-20ワールドカップにも出場の可能性があり、自身の成長と日本代表の優勝を目指しています。

練習でゴールを守るG大阪GK荒木琉偉(撮影・永田淳)

飛び級でプロ契約を結んだガンバ大阪GK荒木琉偉(17)が、今季中のトップチームデビューを目指す。

昨年10月、17歳の誕生日にプロ契約が発表された守護神候補は、トップのGKチームに加わって、刺激的な日々を過ごしている。10日は大阪・吹田市内の練習場での2部練習に参加。午後に行われたシュート練習の場面では次々にシュートストップして、フィールドプレーヤーの先輩たちから何度も「ナイスセーブ」の声を受けた。厳しいトレーニングに疲労も見せながらも「昇格できてうれしい。でもまだまだこれから」と堂々と話した。

プロ契約ではあるが、今季はユースの試合にも出場できる2種登録。日々の練習はトップチームの一員として参加し、メンバー入りがかなわない場合には、ユースで実戦経験を積むことになる。どちらにしても成長できるよう考慮された環境ではあるが、荒木に甘えの考えはない。「ユースの試合に行かなくてもいいのが1番いいこと。できるだけトップに関わりたい。毎回の練習からアピールして、できるだけ早く試合に関わっていきたいです」。東口順昭(38)や一森純(33)といった名手たちがライバルになるが、貪欲な姿勢でデビューを見据える。

25年は代表活動でも重要な年になる。2月には飛び級で選出されてきた世代がU-20アジアカップ(アジア杯)中国大会を戦い、勝ち抜けば9~10月に行われるU-20ワールドカップ(W杯)チリ大会に向かうことになる。まずはU-20アジア杯に向けて「自分がスタメンで出て、日本を優勝させられるようにしたいです」。力強く言い切った荒木が、さまざまなチャンスが待つ1年での成長を楽しみにさせた。【永田淳】

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