コストコで販売されている『USチョイスビーフ肩ロース切落し』はご存知でしょうか。
日々のおかず作りに便利な定番食材で、一般のスーパーでもよく見かけるやつです。コストコでは1パックが1.6kg超というビッグサイズになっていますが、実際のところお得度はどうなのでしょうか? そのコスパを調べてみました。
コストコ|USチョイス ビーフ肩ロース切落し|189円/100g
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されている『US チョイス ビーフ肩ロース切落し(USA BEEF CHUCK STIR FRY)』(品番:98502)。お値段は100gあたり189円(税込、税抜175円)です。購入したものは、1,676gで3,168円でした。USDA(アメリカ農務省)の格付けは「チョイス」グレード(4段階の上から2番め)で、赤身と霜降りのバランスがよいとされています。
ちなみに、同じチョイスグレードの肩ロース肉としては、ほかにも『USチョイスビーフ 肩ロースステーキ』や『USA ビーフ肩ロース カタマリ』があります。用途によって使い分けましょう。
『US チョイス ビーフ肩ロース切落し』のコスパを調べてみた
かなりの薄切り。1枚1枚はがして使うほどの厚みはありません。炒めものや煮物といった普段の料理にざっと入れて使う用ですね。この「牛肩ロース切落し」は、一般のスーパーでもよく見かける食材です。はたして、コストコのものはお得なのでしょうか? そこで、複数の店舗を回って値段をチェックしてみました。各商品は産地が異なったり、グレードが不明だったりするため、単純には比較できませんが、ご参考まで。
- コストコ(アメリカ産)……100gあたり189円
- スーパーA(アメリカ産)……100gあたり213円
- スーパーB(アメリカ産)……100gあたり297円
- スーパーC(栃木県産)……100gあたり430円
調査した中で一番安かったスーパーAと比べて、コストコのほうが11%ほど割安でした。値段としては若干安い程度なのですが、それでいて非常においしいのが、この『US チョイス ビーフ肩ロース切落し』のすごいところ。このクオリティを求めてコストコに行くのもアリです。
柔らかくて食べやすく、牛肉のうまみも上質
牛肉の肩ロース切落しといえば普段使いの料理食材ですが、本品を使うと一気にごちそう感が出ます。チンジャオロース風の炒めものを作ってみると、牛肉はふっくらと柔らかな食感に仕上がり、一口ごとにうまみがガツンと来ました。これはお箸が止まらなくなるおいしさ!
厚切りのステーキ肉だと物足りなく感じたりするチョイスグレードの肩ロースですが、薄切りにした切落し肉のほうは、料理との相性がバッチリでした。
肉豆腐などの煮物系の料理でも、肉が固くなることなく、おいしくいただけます。よいダシが出て、豆腐に染みてたまらない味わいになりました。
食べきれない場合は冷凍して保存
1.6kgもあると、一度に使い切るのは難しいところ。そんなときは、冷凍して保存すればOK。1回分の量をラップで包み、薄い板状にして空気をしっかり抜きます。保冷バッグに入れて冷凍庫へ。2~3週間で使い切るようにしましょう。