
木村カエラ(40)が、シリーズ3作までの累計観客動員数300万超の人気アニメ映画の第4弾「映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」(イワタナオミ監督、10月31日公開)の主題歌「君の傘」の作詞を担当し、書き下ろしたことが25日、分かった。「『弱さや迷いがあっても大丈夫。仲間と一緒なら、どんな気持ちも乗り越えていける』という思いを込めました。聴いてくださる方が、すみっコたちのように“そのままの自分”を大切にしながら、少し勇気を持てるような曲になればうれしいです」とコメントした。
木村が書き下ろした歌詞は、新キャラクター「おうじとおつきのコ」と「すみっコぐらし」きっての名バディ「とんかつとえびふらいのしっぽ」の2組の「ふたりのコ」の関係性や成長を予感させる、作品を落とし込んだものとなった。作・編曲は音楽プロデューサー蔦谷好位置氏が担当。木村の持つカラフルポップさと、どこかエモーショナルな世界観が重なり合った、壮大かつ切なさもにじむ1曲となった。
木村は「すみっコぐらしのキャラクターたちは、それぞれに小さなコンプレックスや悩みを抱えていて、恥ずかしがり屋だったり、自分に自信がなかったり、周りと比べて落ち込んでしまったり。でも、そんな自分を受け入れてくれる仲間がそばにいるからこそ、一歩ずつ前に進むことができます」と作品を評した。