
俳優鈴鹿央士(25)が15日、東京・豊洲で、山田杏奈とともにダブル主演を務める映画「ChaO」(青木康浩監督)の公開初日を記念した舞台あいさつに登壇した。
「えんとつ町のプペル」など人気作を多数手がけるSTUDIO4℃の最新作で、人間と人魚が共存する未来の社会を舞台に、鈴鹿演じる人間の青年・ステファンと、山田演じる人魚のチャオの恋愛が描かれている。
同作では鈴鹿が歌唱する歌が流れる場面がある。
その場面について、「母親から『歌うな』と言われて、歌を避けて生きてきた。(当初は)40秒くらいと言われていて、ボイストレーニングもして。歌い終わったらスタッフさんからフルをお願いされた。『これが芸能界か…お母さん助けて…』と思った」とまさか裏側を明かした。
ともに登壇したシシド・カフカから「歌を避けてきたとは思わなかった」と褒められると、「また汗かいちゃう…」と恐縮しきりだった。
自身を構成する要素を聞かれると「運と縁」と回答。「映画館で出会った方との一期一会もそうですし、人との出会いの運は人一倍強いと思っている」と周囲に感謝した。